ここ数ヶ月、冷蔵庫やら洗濯機やらいろいろと一人暮らしグッズを処分してきた事と関係してるんですが、いろんなものを皆でシェアする生活のほうが、一人で何もかも所有する生活よりしっくり来るような気がしてきたんですよね、最近。
昔は「プライバシー優先でしょ!見知らぬ他人と共同生活なんてありえない~!」みたいに思ってた時期もあったのにねぇ。去年長い旅行に出て、はからずも見知らぬ人々と一緒に暮らした体験が、予想外に心温まるものだったのは目からウロコだったかも知れません。
お陰さまで、現在のプライバシーの優先順位ですが、おならが聞こえない程度の仕切りがあればいいんじゃね?というレベルまで格下げになりました。
って、下品ですか。そうですか。すみません。
シェアハウスって何?ルームシェアとどう違うの?という事をよく聞かれるので簡単に説明すると、ルームシェアというのは誰かが賃貸契約をした物件を数人でシェアする方法で、仲のいい友達同士などでやっている場合が多いです。
一方シェアハウスというのは、一軒家やビルなどを間仕切り改造して個室と共用スペースに分けたようなもので、管理会社が契約を取り仕切るところが異なります。
ハウス入居希望者は、普通にアパートを選ぶように自由に物件を比較することができ、賃貸契約を交わします。見知らぬ人同士が共同生活をすることになるわけですが、友達と賃料を折半している訳ではないので、自分の判断で気軽に入退去できるのも魅力です。
シェアハウス物件は、同じ場所・同じ規模の設備をもったの賃貸物件と比較した場合、賃料が格安になるという特徴があります。例えば東京の都心でそれなりのダイニング・キッチン・バス・トイレを備えた駅近の賃貸を探そうと思ったら、ファミリー向けの月10万円以上の物件が中心になると思いますが、シェアハウスなら5万円前後で入居できます。ドミトリー(2段ベッドの相部屋)だと、2万円台からあったりしてビックリです。
さらに凄いのは、電気・水道・ガス・インターネットなどの料金が概ね賃料に含まれていること。一人暮らしの光熱費って意外とバカにならないですから、この設定は非常に有難い。
外国人が大勢入居しているインターナショナルな物件や、インテリアにこだわったデザイナーズ系の物件、ミュージシャン向け防音物件、ペットOK物件などなど、それぞれに個性があるのもシェアハウスの面白さだと思います。
もちろん共同生活ですから、それなりに人付き合いの心得が必要ではあるのですが、逆に言うと気さくでフレンドリーな人に会える確率も高い気がします。よく入居者同士でキッチンに集まってパーティを開催してたりして、一人暮らしではあり得ない賑やかさがなかなか楽しいッス!
アパート暮らしで隣の人と友達になれる確率はかなり低いけど、シェアハウスだったら確実にお友達ができます。これはホント新鮮です。
たまたま隣の部屋になったプリティな子が語学堪能で、憧れのフランス語教えてもらっちゃったりね。いやーもう20代の若い人と接点を持つ機会なんてないわと思ってたけど、嬉しいわー。ムフ。
そんな感じの新生活がスタートしたわけですが、もし興味あるひとは、ひつじ不動産というシェアハウス専門サイトを覗いてみてください。いろいろ個性豊かな物件が比較できて面白いですよ~。
日本ではまだまだ歴史が浅いシェアハウス。
基本的に若者向けの居住形態なので、物件によっては年齢制限があったりもします。アラフォー付近の青山としては、将来的にもっと幅広い年齢層に対して一般的になると良いなと願ってます。
これで会社の近くになったので、アフター5の時間を