東京モーターショーに行って来ました!大阪からはるばる来てくれたナオミちゃん達と一緒に。メグ・ライアン似の美女なので青山との比較禁止。このナオミちゃんのバイタリティがまたすごいんだわ、。。。って話し出すと面白すぎてキリがないので、またの機会に。
いやー、最終日だけあってすごい人出でしたが、予想以上に充実した展示内容で楽しかったです。特に最近、切実にエコが重視される時代になってきたせいか、コンセプトカーのほとんどが電気自動車かハイブリッド車!
すごいわー、つい数年前まで脱エンジンに及び腰だったメーカー各社、やればできるじゃないの。一昔前には想像もできなかったパラダイムシフトですよ。
個人的にバイクとかクルマとか飛行機とかは好きなほうだと思いますが、馬力とかスポーツ性とかはあまり重視しないタイプです。やっぱり小さくて、燃費がよくて、航続距離が長いマシンが好きかなー。だからバイクだと原付LOVEですし、クルマだと軽自動車上等~!だし、飛行機ならセスナ152っきゃねー!と思ってたりします。偏ってる?うん、まあ基本的に乗り物の操縦は全部下手だからな。(いばるな)
というわけで、夢ふくらむ小型エコ仕様な展示を中心に見て回ってきました。中でも現実的かもね~?と思ったのは、スズキのREGINAというコンセプトカー。
こちら800ccのターボ付きエンジン車で、電気でもハイブリッドでもありませんが、重量僅か730kgで燃費は32km/Lとのこと。スゲー!
あのワゴンRですら、大陸横断中は20km/L程度で燃費良すぎー!とか思ってたわけですから、それを遥かに上回るわけですね。しかもターボ付きで。
気になるのは居住性。やっぱり後部座席は完璧フラットになって、ワゴンRみたく中で足伸ばして寝られます仕様がいいな。。。そしたら快適に放浪できるじゃんね~、ムフフ♪。。。とか思ってたけど、さすがコンセプトカー。後部座席もお洒落なバケットシートでした。これじゃ折りたたむなんてムリだわ。ちっ、残念。
さてお次はホンダ。こちら、超クールなMICRO COMMUTERです。まず、シートの配置が賢い!ドライバーはマシンの中心、リヤに左右2人で合計3人乗り。しかも、ハンドルではなく操縦桿が付いてます。。。って、ええっ?操縦桿!?
そう、何に似てるって、これ絶対にグライダーだよね。運転席真ん中だし。そこで思い出したエピソード。
富士川滑空場のパイロットで、なぜか飛行機、グライダー、バイクの免許は全部持ってるのに、クルマの免許だけは持ってないという奇特なベテラン青年がいて、「ねえ、そんなに何でも操縦できる才能があるのに、どうしてクルマの免許とらないの?」と理由を聞いたら、
「操縦者の位置が中央になってない乗り物はなんだか気持ちが悪くて好きになれないんですよ」
。。。とのことでした。そう、彼はたぶん生まれながらに翼ある生き物と同じ視点を持った人なんです。私はこれ聞いて目からウロコでした。だって、運転席は右か左にあるのが当たり前だと思ってたから。
これって、意外と大事な考え方かも知れません。
さて、ヤマハも面白いのコンセプトマシンを展示してました。EC-Miuという電動3輪バイクです。ふおおおお、デザインがオシャレすぎる!
しかもスクーターですからね。コンセプトとはいえ、技術的には量産できちゃうんじゃないの?フットレストは透明なアクリル板?あとフロントの風防が玉虫色でキレイ!
ハンドルがステムではなく、フロントフェンダーと一体化してるのも斬新です。街中でヒール履いたお姉さんとかが、こんなの乗ってたら目立つだろうな~。
なんかここまで書いて気が付いたら、紹介してきた写真ってBMW、スズキ、ホンダ、ヤマハ。。。って、全部バイクのメーカーばっかりじゃんね。偏っててスミマセン(^_^;)
最後にもうひとつ秀逸だと思ったもの。それは、東京モーターショー2011のモチーフとなるデザインです。チケットやポスターから壁面ディスプレイの映像まで全部これ。タイヤやヘッドライトらしき断片がレイアウトされていますが、これはクルマの絵ではありません。なのに、一目でクルマだって事が分かるところがなんか惹かれる。ぜひこういう柔軟な発想は見習いたいものです。
そんなこんなで、開場から日暮れまでたっぷり楽しんできました!
ナオミちゃん達、ありがとう~!また行こうね~!