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2012年6月30日

雨に打たれる修行@高野山

去年の夏、スウェーデンからリナ&トビアスと一緒に関西で遊んだ想い出からほぼ一年経過。その後、大阪で大変お世話になったはちみつ君がなんと!会社辞めて北欧に渡り、リナやトビアスと再会してきたですよ!(しかもこれが初の海外旅行だったという)

いいなあ。超うらやましい。ストックホルムの話聞きたいな。コペンハーゲンの写真も見たいな。うーん、どうしよう。
あ、はちみつ君?あのさあ、こんどの週末、大阪行く事にしたから。泊まる所よろしく!(かなり一方的。すまぬ)

。。。しかしテキトーすぎる計画のため、どうしても土曜日まるごと大阪でヒマになる事が確定。
うーん、どうしよう。一人でタコ焼き食い倒れっつーのもなんだかなあ。

その時、素晴らしいアイデアが!そうだ!もっかい高野山行こう!
去年リナ&トビアスと過ごした夏の思い出を再現するのだ!天才じゃなかろうか。
大阪入りしてはちみつ君と1年ぶりの再会もつかの間、翌朝には高野山周遊チケット(激安2850円)をゲットして南海線に飛び乗り、いざ高野山へ!

ところが大阪は曇りだったのに、高野山が近づくにつれ雨模様になってきました。ケーブルカーに乗った頃はけっこうザーザーだったよ?うん、まあ高野山は雨降っても綺麗だろうから別にいいですけどね。(`ヘ´#)

勝手知ったる2度目の訪問、バスで真っ先に向かったのが奥の院でございます。前回リナ達と偶然迷い込んで以来、青山の心を捉えて放さなかった不思議空間です。奥の院は、やたらと巨大な墓地、と言ってしまえばそれまでなんですが、どうにも形容しがたい魅力があるのです。

それは例えば、尽きることのない巨木に覆われた樹齢不詳の回廊や、かなりディープに苔むした石碑群とか、もっと言えば日本の歴史を賑わせた武勇の者どもが敵同士にも関わらず同じ聖地で眠る深遠さとか。高野山全体がひとつの巨大な曼荼羅を現しているそうですが、確かにここは、激しく渦巻く人間模様を内包しているにも関わらず、永遠とも思われる静謐さが漂っています。

そんな事を感じながら、ひたすら奥の院を歩きまわっていたら、案の定ドジャーと雨が強まってきました。はるばる東京から来てるんだから、これしきの雨で引き返すわけにいくか!しかしちゃんと傘をさしてるんだけど、ズボンも靴もびしょ濡れになってる所を見ると、あまり役に立ってる気がしないんだな。まあ、高野山に滝行に来たと思えばいいか。。。(どうなのそれは)

去年の高野山は、唯一持って行ったコンデジがぶっ壊れるという悲劇があったので、今年こそはきっちり写真を撮っておきたい!なんだかんだで壇上伽藍と奥の院を2往復もしてしまった次第です。

あたりが薄暗くなってきた頃にやっと下山開始。満足顔で大阪へ戻ったら、仕事帰りのはちみつ君が駅まで迎えに来てくれてました。あっごめん!写真撮るのに夢中でおみやげ買ってない!
まあまあ、代わりに私の撮った写真でも見なさい。
( ゚ 3゚) ~♪

で、やっと本題に戻ります。
肝心のはちみつ君の北欧みやげ話ですが、聞いてジェラシー。会う人全員めっちゃ親切すぎる。通常あり得ない展開多すぎ。これって人徳?初めてなのにすげえイイ旅してるじゃーん!
いいんだ、どうせオイラは新しいVAIOを買ったせいで一文無しさ。北欧なんて夢また夢ですよ。あーあ、私もリナの家とかトビアスの船とか遊びに行きたかったな。

といいつつ正直、はちみつ君が北欧行ってくれて私も嬉しかったですよ。リナ達と出会ったのも何かの縁だと思うし、初めての海外ひとり旅って絶対心に残るものだから。ね?


※今回の大阪行きは、初めて大黒屋でゲットした新幹線の回数券でした。いやーのぞみ速いわー。指定席だし。これで片道13000円なら納得。南條、ナイス情報サンクス。

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2012年6月17日

仏検5級参戦記

先月の半ばくらいに、シェアハウスのマドモアゼルA子ちゃんが突然カミングアウト。「私、仏検2級受けることにしたんですよ~」

なにそれっ!仏検ってフランス語検定?まぢで。超憧れる。もちろん、A子ちゃんはカナダに留学経験ありのペラペラ子ちゃんだけど、私だって西アフリカ(仏語圏)のマルシェで買い物した経験くらいはあるぞ!

「ねー、仏検で一番楽なの何級?」
「えっと。。。5級から。。。かなあ」
「それだーっ!! 私も受けるー!」

今までフランス語は完全に耳パクの旅行会話だったから、自分のレベルとか全然わかってません。よし、これを機に仏検デビューだ。しかし、深く考えずにネットで受験を申し込んだあとに、試験まであと1ヶ月だったと気づく。。。慌てて5級の参考書をゲット。

それから毎日欠かさず勉強を、。。。するわけないんですけど(勉強ギライ)、一応、参考書1冊分はなんとか2周程度をやり終えて、いよいよ迎えた試験当日@明治大学。

A子ちゃんと私ではレベルが違いすぎるので、受ける時間帯も教室も違います。(5級はたった45分なのに、2級は書き取り問題まであって延々2時間半くらい続く)
受験番号を握り締めて5級の試験会場に行ってみると、可愛い小学生たちが座っていました。

ほほう。。。小学生。。。よかろう、相手に取って不足はない。さあ!かかってきなさい!

La dame: Bonjour Marie. ( 1 ) vas-tu?
Marie: Je vais chez mon professeur de piano.
La dame: Ah, tu apprends le piano?
Marie: Oui, madame. Le ( 2 ), c'est le jour du piano.
La dame: Ah bon. Et tu joues du piano ( 3 ) longtemps?
Marie: Non, je viens de ( 4 ).
La dame: Et tu aimes ça?
Marie: Oui, beaucoup.

(1) Comment / Où / Quand
(2) mars / matin / mercredi
(3) à / dans / depuis
(4) commencer / répondre / trouver

なんじゃこりゃあ!!!知るかーーーー!!!!!
ま、まあ、今日のところはこのくらいで勘弁しといてやろう。

なんつーの。仏検5級はさ、合格率が毎回80%以上だって言うからさ、ぶっちゃけ部屋の中にいたうちの8割は受かる計算でしょ。じゃあ確率的にもしかしたら青山受かってるかも知れないじゃん?
(そんな言い訳アリなのか)

※その後、2人とも無事に合格通知がきました!ヤッター!

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2011年8月23日

スウェーデンから来たよ!(4)

スウェーデン御一行様と一緒に、必殺新幹線で大阪から東京にワープしてきました。

トビアスはその足で羽田空港へ。うん、何でもAir Asiaの激安航空券を買ったら日本に5日ほどしか居られない旅程になったらしい。
さようならトビアス。短い間だけど楽しかったよ。お達者でな~!

というわけで、私とリナの2人で引き続きメガロポリス東京を楽しむことにしました。実は昔から一度、浅草のゲストハウスに泊まってみたかったので、さっそく予約の電話を入れてK's House Tokyoへ!
ドミトリー一泊2800円、雰囲気のいいラウンジに共用キッチン、無料WiFiもついててグッド。こちら宿泊者の9割以上が外国人旅行者で、公用語はほぼ英語。東京に居ながらにして海外バックパッカー気分を味わえます。

「日本に居る間はずっと和食が食べたい!」と親日家のリナ。「じゃあ焼き魚定食なんてどうかな?」「それいい!ぜひ行きましょ!」(彼女もベジタリアンだけど、お魚まではいけるのです)
。。。と入った炭火焼の和食屋さん。リナはビギナー向きのアジ干物焼き定食をお勧め。で、私はちょっとクセのある銀ダラの粕漬けを注文しました。

ちょっと食べてみる?と粕漬けを一口リナに勧めたところ、ほおばるなり無言になるリナ。やばい、さすがに粕漬けは口に合わなかったか?。。。。と思いきや、
「。。。。なにこれっ!どうしたら魚がこんな美味しくなるの!? スウェーデンに持って帰りたい!!売ってるとこ教えて!! 無理ならつくり方教えて。え?一週間も漬け込むの?それは大変ね。うーん、でも美味しいわ。。。」
おおっ、そんなに気に入って貰えて嬉しいですよ~♪

さらに、ラジオ局の選曲もこなすリナは、店でかかっていたナツメロなBGMもイチ早くチェック。
「ちょっと!ねえ、いまかかってる歌はなんていうの?すっごい面白いんだけど!」
「えっと、いまの。。。?ああ、スーダラ節って言う歌だけど。。。」




「スーダラブシ?分かった、明日シンジュクに行って絶対にCD買うわ。選曲で使ってみたい!」
え!!スウェーデンでスーダラ節?大丈夫かオイ。どうしよう、植木等がストックホルムで密かにブームになったりしたらちょっと責任感じるぞ。(^^;)

***** リナ帰国前日の晩 *****

日本最後の想い出に老舗のお寿司を堪能し、ご機嫌でゲストハウスに戻ってラウンジで寛いでいたら。。。
すぐ近くに座っていた背の高いガイジンのお兄さんが私達の会話をきいて「僕もスウェーデンから来たんだ」と自己紹介してくれました。
「あら!スウェーデン人だったの。奇遇だねー。やっぱりストックホルムから?」
「うん。僕もストックホルムだよ。出身は田舎だけどね。。。」
「ふーん、田舎ってどこ?」
デーゲルフォシュってとこだけど」

デーゲルフォシュ!? (゚Д゚)

。。。もしかして、トビアスって人を知ってない?
「トビアスかい?知ってるどころか幼馴染だよ。」
分かった、あなたトビアスと一緒にロシア横断したヘンリックでしょう!
「僕の名前を知ってるの!?てことは、君達はリナとナオコだね。話はトビアスから聞いてる。そう、彼と一緒にシベリア鉄道を使って日本に来たんだ。韓国から別行動にして、僕は九州を重点的にまわってたけどね。」



え~!まさか、たまたまやってきた浅草でトビアスの幼馴染に会うなんてありえな~い。
しかもリナ帰国の前日に。。。世の中狭すぎる。。。

「私達、絶対に良い流れに乗ってるわね」と、リナ。
ええ、私も同感です。

みんな、素晴らしい夏休みをありがとう!

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2011年8月20日

スウェーデンから来たよ!(3)

さあ、念願の直島にも行けたし、大阪で一泊して東京に戻りますか。。。と思ったら、リナが凄い勢いでガイドブックをめくり、「私コーヤサンに行ってみたい!世界遺産でしょう?大阪から近いし!」

なぬっ!?高野山ですと!それは確かに面白そうだけど、大阪から電車でなんてどうやって行ったらいいんだ?はちみつ君、助けて~!

仕事帰りのスーツ姿で登場したお助けマンのはちみつ君は、ネットを駆使して高野山までの乗り換え方法を調べ上げてくれました。ごめんね、平日の夜に連日で深夜まで付き合わせちゃって、マジで寝不足だったよね。(^^;)

一方、元気ハツラツのスウェーデン勢は翌朝ガバッと目覚め、ルンルンの高野山モードです♪
大阪から私鉄を乗り継いで天下茶屋という駅までいき、そこで南海線に乗り換えます。この時駅員さんから耳より情報!「お得な周遊チケットがありますよ。高野山までの往復きっぷと、バス乗り放題がついて3310円!いかがで…」「それ3人分ください」(即答)

電車が深山に分け入るにつれ、あたりの風景は緑一色になってゆきます。ありえない急斜面をケーブルカーに揺られて辿りついたのは、弘法大師が開いた密教の聖地。真夏なのにひんやりとした空気が心地よく、北欧の2人も満足げ。そろそろお昼だねっ!って事でベジタリアンな彼らにピッタリの精進料理を頂きました!

最初に訪れたのは、ちょっと奥まった所にある金剛三昧院。これがまた非常に感じの良いお寺で、庭は美しく手入れされており、背後に苔むした巨大なご神木。あたりには静謐さが漂っており、これは日本人の私にとってもかなりグッとくる風景です。

といって、高野山にある無数の寺院をすべて見て回るのは不可能なので、いちおう観光客的にマストな壇上伽藍も巡ってきました。

こちらは建築がすごかった。幾たびもの焼失を経て、そのたびに再建されてきた長い信仰の歴史を感じます。中には築800年以上もする木造のお堂もあり、その多くが国の重要文化財または国宝の扱いです。ヨーロッパ人にしてみれば石造りの建物が何百年も残るのは当たり前かも知れませんが、日本ほど多湿な環境で木造の建築がこれほど長く原型を留めているのはスゴイと思う。

その後、小雨も降ってきたし、ちょっと一服しますか…と近くの茶店へ。オーダーしたのは抹茶と豆腐で出来たお菓子。これがとても美味しかった!

食器も和風な感じが素敵です。外国から来た友達が、日本でバンバン写真撮って喜んでくれるのを見るのはこっちも嬉しい。

実はこの店、生麩(なまふ)で作った涼菓、笹巻あんぷも扱っていて、興味深々だった我々はさっそく1つずつ注文。笹とよもぎの香りがたまりません!うっま~!

「ねえナオコ、この緑色のお菓子をお土産にスウェーデンまで持って帰れるかしら」
むむぅ。。。気持ちは分かるけど、生菓子は厳しいかもなあ。(^^;)

雨が止む気配がないし終電も心配だったので、帰りのバスに乗って駅まで戻ろうとしたら「どうして帰っちゃうの?奥之院まで見てからにしましょうよ!」とリナ。その探究心、素晴らしすぎる!仰るとおりです。せっかく来たんだから、最後まできっちり見ていくとするか。

さほど期待することもなく訪れた奥之院ですが、想像を絶する神秘空間でした。。。

平たく言うと延々とお墓が続いている霊園のようなものなのですが、ただの墓地ではありません。いたるところに日光の杉並木もビックリな巨木が林立しています。そして墓石から樹木まであらゆるものが苔むしていて、すべてが緑色に溶け合っているような感じ。

しかもタイミング良く日没に訪れたものですから、参道に延々と続く灯篭の神秘的な灯りもあいまって、この世のものとも思われぬ幻想的な風景を目にする事ができました。(一番奥にある御廟は、かの弘法大師が入定した聖地です)

いや~、ここを訪れなかったら、高野山のハイライトを見逃すところでした!
リナのひらめきは、必ずナイスな結果に終わるところが素晴らしいですね。(^o^)/


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2011年8月18日

スウェーデンから来たよ!(2)

「日本に行ったら是非ナオシマに行きたいの!」とリナ。はて?ナオシマってどこじゃ?。。。と思って調べたら、思いっきり瀬戸内海の小島。しかも不思議なアートの島らしい。

うーん、浅草とか京都とかじゃなくて、いきなり直島に行きたいとはさすが芸術家のリナ。通ですな。

しかし直島でどこに泊まるか?ってトコで問題発生。民宿がたくさんあるようなので余裕かましてましたが、いざ2日前に電話をかけてみると「あさって泊まりたい?どこも満員に決まってるじゃないですか。」と言われ超ピンチ。

しまった。思いっきりお盆の真っ最中であった。慌てて別の民宿に連絡しましたが、ちょっと離れて不便そうな所にもかかわらずそこも満室。やっば~い!3人共いきなり路頭に迷う!?
すると、とある民宿が助け舟を出してくれて「オーナーの自宅でよければ泊まって良いですよ」とのこと。助かった!しかもオーナーさんのご自宅だなんて、なんか素敵な香りがする。

。。。というわけで、大阪から岡山まで新幹線でワープし、ローカル線を乗り継いで宇野港へ。もう、このあたりからアートの香りが漂ってきます。港に鎮座している巨大な虹色のチヌのオブジェはすごい。なんと、すべて海岸で拾ったゴミで出来ているらしい!
しかも、後から色を塗ったわけではなく、青いバケツのフタやら赤いポリタンク等(全部ゴミ)を使って、素材の色だけで虹色に仕上げてあります。
カッコイイけど考えさせられる。

さらにフェリーに乗って、やっと直島に到着です。下船するなり目に入るのが、真っ赤なかぼちゃのオブジェ。しかもテントウムシみたいな模様や虫食い穴がなんだか有機的でナイス。こりゃ面白そうだ~。よぉし写真撮りまくるぞ!

。。。と思ったら、直島についた初日に青山のカメラぶっ壊れ。Σ(゚д゚lll)ガーン

「大丈夫よナオコ!使いたいときには私のカメラを使ってちょうだい。」と優しいリナ。うう、ありがとう。お陰さまでこんな写真が撮れました。
(以下、白浜のビーチを見つけるなり「キャー!泳ぐわよー!」と突撃していった準備万端のリナと、パンツ一丁で泳ぎ出したトビアス)


しかし、旅先でコンデジ突然死というありえないハプニングは挽回しようもなく、誠に残念ながら直島滞在中の写真はほとんど撮れませんでした。絵になるモノはいっぱいあったんだけどね~。

以下、直島のハイライトをまとめてみました。
・1日500円のレンタサイクルを借りて、島内一周した。ただし一箇所、心臓破りの急坂がある。
・本村付近の静かなビーチ(貸切状態)で海水浴。トビアスは頭にワカメをかぶって遊んでいた。
・つつじ荘の近くに大きな黄色いかぼちゃあり。模様がウミウシちっくで非常に有機的。
ベネッセハウスミュージアムにて、真っ黒なイカスミカレーに挑戦。現代アート鑑賞。
地中美術館はスゴイ!その名の通り地中に建設されている。内部に照明は一切使っておらず、作品の鑑賞はすべて天然光のみ。我々のお気に入りはオープン・スカイという作品。
・夜は2人とも日本料理屋で初の刺身に挑戦!翌日ハライタを起こすこともなく良かった。
・直島の銭湯 I ♥ 湯 (あい・らぶ・ゆ)は外観だけでなく浴槽の中までアート!




。。。という感じで、まる一日遊びきりました!じつは直島だけでなく周辺の豊島、犬島、小豆島などの島々でもアートプロジェクトが根付いており、世界中から人々が訪れてくるほど有名だったと知って驚いた私。(ガイジンさんはリナ達だけではなかった!)
うーん、どれも面白かった。まだまだ見足りない気もします。けど、今回の直島訪問は、リナの素晴らしいひらめきがなければ実現できなかったこと。

リナ、直島の事を教えてくれて本当に有り難~う!

※その後、トビアスが一言。「あのさ」「何?」「僕発見したんだけど」「うん?」「コンタクトつけたまま海水浴すると、両方とも失くしちゃうって事が分かったよ」「何いぃぃぃ~~~!!! Σ(゚皿゚)」
→その後、帰国するするまで裸眼で過ごしていたようだが、ちゃんと見えていたのだろうか。謎だ。


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2011年8月16日

スウェーデンから来たよ!(1)

今年の夏は、スウェーデンからの旅人が北欧のクールな風を運んできてくれました!

ひとりは、去年の9月コペンハーゲン滞在中に出会ったミュージシャンのリナ。そしてもう一人は、来日三度目のトビアスです。震災や放射能汚染をものともせず、はるばる日本までやってきてくれて本当に有り難う。
私も2人の来日にあわせて会社から1週間のお休みを貰い、一緒に夏休みを楽しむことにしました!

リナはスウェーデンで実績あるサックス奏者+歌手で、ラジオ番組のパーソナリティもつとめています。大の日本贔屓で、なんと「YOSEI(妖精)」という名前で何枚もCDをリリースしてたり。うわーびっくりだー。彼女のサックスを去年ライブで聴いてその素晴らしく表現豊かな音色に感動した覚えがあります。(リナ公式サイトはこちら)

一方のトビアスは、話すと長くなる大陸横断野郎なので省略しますが、7月上旬からこれまたロシアを鉄道で横断して中国に渡り、なんと北朝鮮を訪問してから韓国を訪れ、そこから8月中旬にフェリーで博多に上陸したのでした。相変わらずスケールでかいのう。(さすがに北朝鮮はガイドと称する監視役付きの旅だったらしい)

今回、2人はガイジンさんの特権である新幹線乗り放題フリーパスを武器に、電車でGO!な旅を計画(無計画?)しておりました。すっげー!いいな!私もそのフリーパス買おうっと!。。。と思ったら、日本人は駄目だった。ガク。。。。 orz

とりあえず一旦大阪へ行って、そこでトビアスと合流しようということになりました。それにしたって、大阪なんてわけわかんないよ~!。。。。そうだっ、確か3年くらい前に大阪で、はちみつ君に古民家を改造したすごく雰囲気の良いカフェに連れてって貰ったことがある。
はちみつくーんっ!!助けてー!

そして!大阪のお助けマンはちみつ君の手引きでカフェのすぐ近くのゲストハウスを特別に紹介して貰うことが出来ました。素晴らしい!

博多から広島経由で新幹線乗り継いでやってきたトビアスとも、無事に大阪で合流できて良かったです。いやー、トビアスもはるばるようこそ。去年の9月ぶり?だね。

しかしトビアスは着いてそうそう 「ごめん、実は急いで論文を仕上げなくちゃならないんだ」 と言って、ゲストハウスにお篭り決定。そう、彼は長年、仕事と旅行の傍らで地質学を専攻しているマルチ人間なのでした。

は~いじゃあ大学の宿題頑張ってね~。私達ははちみつ君と一緒に近所の銭湯でひとっぷろ浴びてくるからね~♪お留守番よろしくね~♪


****1時間経過****

ゲストハウスに戻ると、トビアスがビール片手にPCに向かって黙々と論文に取り組んでおりました。おお、さすが未来の学者さんは感心じゃのう。
しかし!「トビアス、こ、これは。。。。。っ!?」


よく見るとPCの電源ケーブルをぶった切って中の線を出し、コンセントに直結させているではありませんか。オマエ本当に北欧人か~!?やってる事がアフリカ流だぞ!

「いや~、さっきPC使おうと思ったら、日本のコンセントが合わない事に気付いてさ。。。まあ、こうしておいた方が世界中どこでも使えるからいいでしょ。ははははは」

早くも珍道中になりそうな予感。。。。(続く)

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2011年1月29日

いよいよ日本に帰国

28日に、ピーターの見送りでアムステルダムのスキポール空港から、エミレーツEK148便(Boeing 777)に搭乗しました。

ドバイ経由の成田ゆき。いよいよ旅も終わりかぁ。(ちなみにピーターはその足でフランスに行ってクルマの買い付けをするらしい。元気なおじさんだ。)

アムステルダム~ドバイ、ドバイ~成田の2レグともエミレイツなので、預け荷物を成田まで運んでくれるというのも嬉しいです。
ドバイがいくらゴージャスな国際空港とはいえ、トランジット中に荷物のことでヤキモキするのはいやですからね~。

さすがエミレーツ!! な、ゴージャスな機体にワクワクしつつ、現地時間の夜11時ごろドバイ空港に到着。真冬のオランダから、いきなり中近東に来たらとても温かく感じました。夜だったけど、外気温は21度です。

ドバイ空港に来るのはこれで二度目。何から何まで産油リッチなドバイ空港の贅沢を十分に堪能しつつ、真夜中のトランジットを楽しんだのでした。

そして早朝2:40にエミレーツEK318便でいよいよ成田へ!東京便は2010年に就航したばかりなので、今後もお世話になるかもしれません。

機内では英語バージョンの「アバター」を見たりして過ごしました。幸い空席があって、窓際の3席が空いてたので、2席を独り占めしてぐっすり眠れてよかった。

7ヶ月の旅が終わるせいかなんか燃え尽きてて、いつもだったらバシバシ撮りまくる上空写真も、今回はゼロでした。

29日の日本時間午後4時過ぎに、無事に成田空港に到着。
両親がクルマで迎えに来てくれていました。遠いのにありがとう~。

久々の実家に戻り、7ヶ月ぶりの湯船につかって。。。

なんか、今までの事は夢だったのかなぁ、と思ったり。

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2011年1月14日

フローニゲンでハンスと再会

旅の神様は実に不思議な取り計らいをしてくれるというか。。。パリを出発したピーターの最初の目的地はオランダ北部のフローニゲンでした。そこが実家なのだそうです。

ピーターは亡くなったお父様の家で葬儀に間に合うよう、弾丸のようなスピードでベルギーとオランダを縦断します。すげえおっさんだ。

で、ピーターが家族の家で葬儀の準備に関わる間、私はなつかしいハンスと一緒に過ごすことになりました。「こんな形で再会できるなんて夢みたいだね!」とお互いに再会を喜ぶ我々でした。

何と言っても、この旅にとってハンスは本当に欠かせない存在だったと思います。SIMカードを譲って貰ったお陰でヨーロッパやアフリカで携帯が使えたこと、Open Street Mapをガーミンに移植して貰ったお陰でアフリカで迷わなかったこと、ほかにも感謝すべき事は山のようにありました。彼には心からお礼を言いたかった。

ハンスの家に滞在中、駅近くの美術館のロシア美術展に連れて行ってくれたり、ロシアグッズを扱う専門店で買い物したり、ロシア映画を観たり、とにかく互いにロシアファンという事もあってロシア尽くしの日々でした。



最近までのアフリカ体験が強烈すぎて、ロシアの記憶が薄れかけてきていた頃だったのですが、ハンスのお陰で旅の原点となったロシアの素晴らしい想い出が蘇ってきました。もう忘れてしまったと思っていたロシア語の単語も、不思議と記憶に蘇ってきます。

アフリカからヨーロッパに戻り、再びロシアに出会う。。。

まるで、今回の旅行で学んだ事をおさらいしているような、不思議な気分。まるで出来すぎたシナリオみたいです。旅の神様は、何かを教えようとしてくれていたのかも知れません。

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2011年1月11日

再びタナボタでパリ観光

■1/10 モプティ~パリ [旅客機]
イッサに見送られつつ、セヴァレ(Sévaré)にあるモプティ空港からPoint Afrique(ポワンアフリーク)の飛行機に搭乗。私もピーターもかなり荷物を切り詰めたはずなんですが、それでも2人でやっとの大荷物。

※モプティ~パリの航空券は全てイッサが手配してくれたものですが、価格は実にリーズナブルな395Euro(約4.5万円)でした!

あまりアフリカを去るという実感が湧かなかったけど、ジェット機が滑走路に舞い降りてきた時はさすがに胸が躍りました。しかもパリへの航路は、今や治安の関係で訪れる事の出来なくなってしまったアルジェリア上空だったのです。窓の下には無限に続く砂丘群の神秘的な模様が描かれていて感動でした。最後の最後まで西アフリカの素晴らしい風景が見られて良かった!

パリのシャルル・ド・ゴール空港に到着した時はなんか夢みたいな気分でした。しかし、ここからが地獄。。。パンパンのバックパックとキャンプ用品や冬の装備などが詰まったバッグを抱えながら、RERとメトロを乗り継いでモンパルナス(Montparnasse)へ。ピーターが馴染みにしているという安宿(Le Nouvel Hotel Du Theatre)に到着したした頃にはヨレヨレ。。。

■1/11 再びパリ観光、冬のエッフェル塔
実はクルマ商人のピーターは、フランスで中古車の買い付けする為にわざわざパリに来たわけですが、商談は翌日だったので空いた1日をパリ観光にあてることにしました。私としては偶然大好きなフランスに再び戻ってくれた訳ですからタナボタです。ヤッター!

フランス通のピーターは「美術館(La Musée Du Quai Branly)でアフリカ文化展を見よう」と渋い事を言うので、一緒に行ってきました。つい先週あたり見てきたドゴン族の仮面や木彫りのすごい奴がたくさん展示してあって、なんだかまた西アフリカに戻ったような不思議な気分。

しかし、おのぼりさんな私としては、やっぱりエッフェル塔とかノートルダム寺院とかに行ってみたいわけです。セーヌ川沿いを延々と歩かせてしまい、ピーターちょっとお疲れモード。だよね、この人きっと見飽きてるよね。(^_^;)

パリはすっかり冬の装いで、木々の葉は落ちなんとなく寒々とした雰囲気でした。それでも再びエッフェル塔の前に自分が立っているというのが信じられなくて、一体どういう巡りあわせだろうと一人で感激してました。やっぱスゴイー。

■1/12 中古車の買い付け
いよいよ商談の日、パリ郊外のシャルトル(Chartres)まで電車でGO!ピーターはここで懇意にしているフランス人カーディーラーのジミーから中古の激安メルセデスをお買い上げ。これまたどんだけボロいって、ボンネットあけて自力で何か(点火用ヒーター?)を結線しないとエンジンがかからないという代物。

「メルセデスは長持ちするから、オンボロでも値がつくんだ」とゴキゲンなピーターですが、私はこの光景を見て、なぜ彼がワゴンRの程度が非常に良いと絶賛していたかが何となく分かった気がしました。。。「ナオコ心配ない!君のワゴンRのお陰で儲けさせて貰ったから、帰国までの交通費は全部私が持つよ!」

あ、ありがとうピーター。。。で、乗ってみて分かったんですが、このメルセデス全く暖房が効かないし。あ、あのー、今って真冬のヨーロッパだよね?(゚д゚lll)


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2010年11月17日

タンジェ行きフェリー情報

タリファ~タンジェ航路についてまとめてみます。タリファは素晴らしいのですが、タンジェ港は2度目とはいえ、ヨーロッパ慣れした身にはちょっと刺激強かったかな~。アフリカの洗礼というか何というか。こんな感じです↓(^_^;)

■タリファ港すばらしい!
まず、タリファ港(Puerto de Tarifa)の場所ですが、本当に小さな町なのでGARMINがあればすぐに分かります。(GPS: N36°00.677 W005°36.260)

ここでは「FRS」と「COMARIT」の2社がフェリーを運航しており、値段はどちらも同じですが出航時間が違います。高速船でタンジェまで所要時間35分というのが謳い文句ですが、実際は1時間くらいかかるかな。。。

で、フェリーですが驚いた事に、毎日朝から晩まで1~2時間おきにバンバン出航しているので、チケット予約一切必要なし! というか、予約しようと思ったら「予約は出来ません。好きな時間に直接港に来て、次に出航するフェリーのチケット買ってください」ですって。
おお~、なんか気楽なシステムでいいなぁ~、と思っていたら、フェリーのお値段は全然お気楽じゃなくて、乗用車+ドライバー1名のセット価格で片道130Euro。うひいぃぃぃ高い~Σ(゚皿゚)

ちなみにタリファ港の駐車場は30分までは無料。このパーキングの奥にフェリーのチケット販売所があるので、30分以内にささっとチケットを買って乗船手続きに移動すれば問題なし。ただ、運が悪いとチケット売り場に行列が出来てたりしてちょっと焦るかも。

EU出国手続きはあっという間にパスポートにスタンプ押されてハイさようなら~。クルマの通関とか検査とか一切ナシ(EUはいろんな手続きが簡素で素晴らしい!) そのままフェリー内部へワゴンRごと乗り込んで乗船完了です。あらら、こんな簡単で良いの?

■フェリー内で入国スタンプ
出航するが早いか、モロッコの入国カードを渡されるのでスグに記入。さて、これをどこへもって行く?

それらしいデスクも案内も何もないんです。。。。が!よく見るとラウンジの横の座席に座っているおっちゃんが、大量の入国カードをさばいているのを発見!おおお、もしやこの一般客と見分けがつかないオジサンがモロッコの入国管理官!? 。。。というわけで、彼にパスポートを渡して入国スタンプを押して貰いました。船に乗っている間にモロッコの入国が完了する仕組みです。面白い。

■タンジェ港は相変わらず
しかし微笑ましいエピソードはここまで。タンジェ港に着くなりカオスな通関が待ち受けています。ここでまず「モロッコへの車両の一時輸入許可」の書類を貰わないといけないのですが、まあまず外国人車両がスムーズに港から出るのは無理かも。。。

何が起こるかというと、まず代書屋に取り囲まれて、あれよあれよという間にパスポートと記入前の書類を持っていかれます。でもって、頼んでもいないのに勝手に書類に記入され、当然のように手数料(もちろん正規ではない)を請求されます。価格はというと「貴方の払いたいだけ」とくる。実は昔から、暗黙の相場は10Euroと決まっているんですけどね。。。

一時輸入の書類が出来たら、あとは役人にスタンプ貰うだけで終わりなのですが、ここでも代書屋がつるんでいるらしくなかなか書類を渡してくれません。別の奴が来て「もう10Euroよこせ。そうすれば一時輸入書類のスタンプ貰ってきて通関所から出してやる」と、しつこい。既に代書屋に10Euro払った事を話すと「書類作成の代金と、スタンプ貰う代金は別だ」と訳分からないストーリーに発展。なんだそりゃ。

■税関の役人さんは。。。
ちなみに、通関スタンプを押す税関の役人はすぐそこにいるのですが、見て見ぬフリ。そう、役人は身分をわきまえているので、決して外国人に金銭を要求したりしないのです。だけどこれは絶対に取り巻きの押し売り連中とグルだと思う。うまく出来てるな~。

そうしている間に、手続きの済んだクルマが次から次へと港を出ていって、結局最後までゴネた私は港に一人取り残され。。。あ~こりゃもう金払わない限り、絶対ここから出して貰えないな~と悟った私はついに折れてお支払い。総額20Euro巻き上げられてやっと港から出して貰えました。うーん、2時間くらい閉じ込められてたかな~。フェリー1時間で着いたのに。。。

というわけで、タンジェの港で通関にかかるお金は本来はタダなのですが、上記のような理由で10~20Euro支払わないと通関エリアから出してもらえない仕組みになっています。(まあ、アフリカの本気で腐った国境はとても20Euro程度じゃ通して貰えないので、それに比べれば可愛いもんかも知れませんが。。。)

■両替屋のパーキングにて
とりあえずモロッコの現地通貨(DH)がないので、両替が必要です。港内に両替所が軒を連ねているので行ってみるとT/C不可。うう~こんな所で貴重なユーロ現金を使いたくはないのだけど。。。とりあえず100Euroを現金で換金。1,098DHを受け取り。ラバトまでは持つはず。

さあ出発しようと思ってワゴンRのエンジンをかけると、どこからともなくあんちゃんがやってきて「クルマ見張っててやったのだから金払え」とくる。そうですか、ハイハイ。ちょっと間の駐車料金の相場は確か5DH(約50¢)だったハズ。。。と思って硬貨を渡すと「コインじゃなくて紙幣でくれ」って、ちょっと待て。モロッコの一番安い紙幣って20DH(約2Euro)だぞ。外国人だと思ってふっかけてるな。とりあえず5DH硬貨を渡して、「急いでるの、またね」で一件落着しましたが、港の中はこんなやりとりばかりで疲れます。。。

やっと港を出た頃にはもう精神的にヨレヨレ。私こんなんでモロッコ大丈夫かしら(>_<)

※モロッコでは、一見無料そうに見える駐車場でも、見張り屋などで生計を立てている人々がいます。モロッコでは基本的に駐車場は有料、見張り屋はパーキングメーターと同じ存在だと思ってください。なお、イスラムの金持ちは喜捨の精神があるので、彼らに気前よくサービス料を支払っています。私がいくら貧乏旅行をしていようと、クルマを持っているという時点で金持ちと同じ振る舞いが要求されるわけで、そこが面食らうとこなんですよね。。。

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2010年11月15日

タリファまでのまとめ

スペインからモロッコに渡るのにはフェリーを利用する必要がありますが、どの港を使うか?となると、選択肢は様々です。定番はアルヘシラス(Algeciras)~タンジェ(Tanger)という航路で、これは7年前に利用したことがあります。ただ、アルヘシラスは大きな街で、港周辺は何となく雰囲気がイマイチというか(ガラが良くない)、あまり好きになれませんでした。

いろいろ調べたところ、ヨーロッパ人旅行者のオススメはタリファ(Tarifa)~タンジェ航路らしい!? という事が分かったので、トロクス(Torrox)を出発してからは、迷わずタリファ(Tarifa)まで230kmを一気走り。ひたすら海岸沿いをドライブし、途中のマラガ(Malaga)やアルヘシラス(Algeciras)といった大きな街は全てバイパスでスルーしました。

タリファに着いてみて、どうしてここが皆のオススメの地なのか納得!! とにかく眺めが素晴らしいのです。なだらかな丘にはいくつもの風力発電があり、どこまでも続くビーチの向こうには海、そして海の向こうにはアフリカ大陸が一望できます。また、タリファの港町は隣のアルヘシラスとは比べ物にならないほどこぢんまりとしていて、とてもリラックスした雰囲気。こりゃいいや。

しかし目の前にアフリカが見えるというのは不思議な気分です。ヨーロッパ側はこんなに洗練されているのに、一旦アフリカ側に渡ったらもう今までの常識が通用しなくなるかと思うと、寂しいような、緊張するような。。。

キャンプ場でデンマーク人のご夫婦(アナス&マリアンヌ)と仲良くなり、キャンピングカーの中で夕食をご馳走になったり、付近の海岸を犬と一緒にお散歩したりして、アットホームに過ごさせて貰いました。

なんと2人は養蜂家で、おみやげに手作りはちみつを一瓶頂いてしまったり!うわあ、こんないいものを。。。有り難うございます。


■タリファのおすすめキャンプ場
タリファ周辺にはキャンプ場がいくつもありますが、無料WiFiを基準に選んだTorre de la Peña Iが大当たりでした!タリファの港からわずか7kmという近さで、抜群のロケーションを誇ります。

着いて真っ先に目を奪われるのは、500年以上も昔に立てられたという岩山の上の塔です。これだけでも見る価値アリ。敷地内にこんなランドマークがあるキャンプ場は珍しいと思います。さらに面白いのは、キャンプ場が山側と海側に分割されており、海側はサーフィン客に人気で、見晴らしの良い山側はキャラバン組に人気。

クルマ+一名のシーズンオフ料金はたった11Euroと非常にナイス価格です。また、レセプション付近ではWiFiが無料で使えるのも嬉しい。海側のサイトにはレストランもあります(安くはないけど)。レストランにも無料WiFiあり。素晴らしい。

買い物にも便利で、キャンプ場から5kmほどのタリファ方面に大きなスーパーが2軒もあります。キャンパーの皆さんのおすすめは"Mercadona"。大きいスーパーなので誰でも見つけられます。モロッコ入りする前に買いだめするのに便利かも!

Torre de la Peña I
住所:Carretera Cadiz-Malaga (N340) km 78, 11380 Tarifa
Web: http://www.campingtp.com/
GPS: N36°03.394 W005°39.523


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2010年11月13日

3度目のオイル交換

さて、サンクトペテルブルグで2度目のオイル交換をしてから7300kmほど走ってきたので、西アフリカに入る前に是非ともオイル交換を済ませておきたいところです。まあ、スペインだったら良いメカニックが見つかるだろうと勝手に思っていたのですが、問題は言葉。スペイン人のメカニックに英語通じるとは思えない。。。

そこで、英語がバリバリ通じるトロクスのキャンプ場についた時、受付のお兄さんに「この付近でオイル交換をやってくれるメカニックを紹介して貰えませんか」と聞いたわけです。ところが彼は急に顔を曇らせ「うーん、この付近のメカニックの仕事は本当にいい加減でヤバイよ。オイル交換とはいえ、とても君にはオススメできないな。僕のクルマも修理に出したらさんざんな目に遭ってね。。。」
って、えええ!? オイル交換もヤバイってどういうレベルの低さ!?

どうしよう、ヨーロッパ内ならどこでもやって貰えるはずと思っていたけど、やっぱり大都市マラガまで行かないとダメなんだろうか。。。と、途方に暮れていたらお兄さんが「実は本職じゃないけど、僕も一応メカニックなんだ。バイク専門だけど、君のクルマのオイル交換くらいなら簡単にやってあげられるよ」
「えっ本当ですか!?」
「受付の仕事が終わったら、工具を持ってくるから待っててね」

これが、ヨーリス(Joris)との出会いでした。彼はベルギー人で、ここトロクスのキャンプ場で長年働いています。さすがベルギー人だけあって語学堪能。4ヶ国語くらいを流暢に使いこなします。フレンドリーで親切な彼は、リピーターのお客さんたちにも愛されている人気者です。(イギリス人にはヨーリスではなくジョージと呼ばれていました)

やがてヨーリスは8歳になる可愛らしい女の子を連れてきて「おまたせ。これは僕の娘のラヤ(Raya)って言うんだ。よろしくね。さあ始めようか」。。。と言うが早いか、その場でワゴンRをジャッキアップし、車体の下に潜り込んでドレンボルトを外し、枯葉まみれになりながらあっという間にオイル交換してくれました。まさかキャンプ場の敷地内でこんなに手際よくオイル交換して貰えるなんて、夢みたいです。

(ただ、オイルフィルタ交換のための特殊工具がなかったために、残念ながらフィルタ交換は見送り。まあ、ガーナまであと7000km程度なので無理して交換しなくても、引っ張れば持つはず。うーん、でも逆に言うと、フィルタ交換用の工具さえ持っていれば、自分でもオイル交換出来るという事だったのね。知らなかったわ~)

それより、見ず知らずの外国人の私にここまで親切にしてくれたヨーリスに、なんとお礼を言って良いか分からず、
「あのう、せめて今晩ご馳走させて下さい」と言ったら、
「こんな簡単な事でご馳走なんて要らないよ、いいから普通に食事しよう」
。。。とヨーリス、カッコ良すぎです。

その後、これがキッカケでヨーリスと仲良くなり、トロクスに滞在中ほぼ毎日、ヨーリス&ラヤと一緒に食事に行ったり犬の散歩をしたり、あちこち連れて行って貰ったりして楽しく過ごしました。ちなみに8歳のラヤは父親譲りの才能で、すでに4ヶ国語をマスターしている天才少女。ヨーリスがラヤに英語を教え始めたのは去年らしいのですが、1年も経たないうちに普通に英語でしゃべっています。凄すぎ。

ちなみにヨーリスの趣味はバイク(レーサー)でのサーキット走行です。ツナギ着てハングオンしてる写真を見せて貰いましたが、めちゃくちゃカッコイイ!

しかも親切なヨーリスは、自分のバイクだけでなくサーキット仲間のバイクのメンテナンスまで面倒見ているらしく、仲間からも「ヨーリスに任せれば安心」と、絶大な信頼を得ています。

「本当は将来、プロのメカニックとして自分のガレージを持ちたいんだよね。。。」
いやー、あなたならいけるって!

短い間だったけど、ヨーリスとラヤとその友達のみんなと、とても濃い時間を過ごすことが出来ました。本当にありがとう!
お陰で私はトロクスを去るのが凄く寂しかったです。

※というわけで、自分の車両(バイクでもクルマでも)で西アフリカ行きを考えている旅行者の方に朗報です!スペインに居る間に英語の通じるメカニックが必要だと感じたら、迷わずトロクスに行ってヨーリスに相談してみてください。

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