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2013年4月27日

一の瀬高原花見+珍味イワタケ

一の瀬高原の桜は4月下旬がちょうど見頃
ヨヘイさんのお誘い第二弾。
一の瀬高原でお花見+山菜を探しに行くというので、ながちゃんと3人で行ってきました!山梨県側にある一の瀬高原は、奥多摩よりもだいぶ標高が高くて、なんと天然の白樺林が見られます。

季節感も関東にしては一足遅く、4月下旬ごろが桜の見頃。忙しくて都内の花見を逃してしまった方にお勧めのリベンジ場所を発見!?
(クルマかバイクじゃないと行けないけど。。。)

しかも標高高いので空も青い!満開の桜とのコントラストがとても素敵でした。日向はあったかいし、一日中ここでのんびりした~い。

さてヨヘイさんは軽自動車で細い山道をどんどん登っていきます。そしていきなりクルマを脇道に止めて、断崖絶壁の幅50cm位しかないような狭い尾根筋をズンドコ歩いていきます。一体どこへ???

下ごしらえをした後の珍味イワタケ
残念ですがクルマを見張るため青山はここに残ります。って遠慮したのに、ながちゃんに大丈夫だよ心配いらないよと言われて絶壁ツアーに参加させられました。高いよ狭いよ怖いよ落ちたら死んじゃうよ~

。。。と、ビビりながら歩いてたら、ヒョイと絶壁の下に消えるヨヘイさん。きゃああ~~ヨヘイさんどこ~~死んじゃいや~~~~!!(゚゚Д゚゚)  
---10分経過--- 
やがて、ポケットをパンパンにしたヨヘイさんが崖をよじ登ってきて、「イワタケ採ってきた」とニヤリ。

イワタケというのは、岩肌に育つ地衣類で、育つのに何十年もかかる上に採取するのが命がけという、とんでもない珍味です。
ヨヘイさんがイワタケ採りの名人だと聞いてはいたけど、本物は初めて見た。。。

それから近くの小川に寄って、コッヘルに水を汲んでイワタケの下ごしらえ。水に浸してちょっと火を通すと、さーっと鮮やかな緑色に変わります。あら不思議~。でも緑の所は食べないんですって。

珍しい事をいっぱい教えてくれるヨヘイさん
この緑のモソモソした部分を両手でもんで流水で取り除くと、弾力のある黒いシート状のものが残ります。これを酢の物にして食べると美味しいらしい。

なお、本命だった山菜採りのほうは、ちょっと時期が早かったらしくて空振りに終わりました。ヨヘイさんが狙っていたのはコシアブラだったんですが、まだ小さすぎてNG。うーん、残念。
でも、思いがけずイワタケの収穫があって良かったですね!

※追記: そのイワタケをどっさり頂きまして。。。買ったら何千円もするような高級品です。酢の物にしてみたら、確かに美味しかった。キクラゲとワカメの中間みたいな感じ?

しかし、命をかけて採取するほど珍味かと言われると微妙。。。(無味無臭だし。。。) というのも、本当にイワタケ採りで無理して墜落死する人は多いらしい。 だからヨヘイさん、イワタケ採りはなるべく命綱を使って安全な所でしてくださいね!

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