ギャゴゴギャゴギャゴゴゴーーー!!!!
ちょ、何の音だぁーー!?
。。。それは我が家で15年もの永きにわたり仕えてくれた忠実なる洗濯機の最期でありました。。。(それほど明らかな断末魔にも関わらず、まだ使えると信じていた母はある意味ツワモノだと思う)
ほぼ時を同じくして、洗濯機のあった脱衣所付近から焦げ臭い香りが漂ってきたので、速攻でプラグを引き抜き、洗濯機使用禁止令。こんな明らかに摩擦熱が出てそうなもん使い続けたら火事になりますがな。
すぐに家電量販店で超お買い得な洗濯機をゲットし、その翌日には新型機の設置というスムーズな段取りに満足。お正月なのに設置に来てくれるなんて家電屋さん頼もしいわー。
しかし不思議なことに、壊れた洗濯機のプラグは抜いてあったにも関わらず、相変わらず脱衣所付近にはパソコンの基盤が焦げる時のような臭いが3日ほどこもり続けておりました。もちろん、古い洗濯機もくまなく嗅いでみたんですが、洗濯機そのものは焦げてると断定できるほどの臭いではなく。。。不思議。
いやーまさかこれは関係ないよね?でもいちおうニオイを確認しておこう。。。くんくん。。。。超こげくさっ!!!
弟が配電盤のカバーを外して中を覗き込んで確認したところ、「やばいよこれ、思いっきり配線溶けてるよ。中のネジも発熱して真っ赤になってる」
なんですとぉぉーーーーう!?
つまり、我が家の配電盤は3日間もの間、いつ火事になってもおかしくない状態であったと。しかも、おそらく数日以内に確実に火事になる運命にあったわけです。
もし夜中に突然発火なんかされた日には、もれなく全員の死亡記事が新聞に載る予定だったのね。ウフ♥
って、そうはさせるかーーーーー!!! (゚Д゚)
弟が速攻で119番に通報(というか相談)。ほどなく、リアルな消防士さん達が15人も駆けつけてくれてビックリ。いや、まだ火は出てないんですけど、これでもすでに火災事故の扱いなのね。
電気火災の怖いのは、壁の中の見えない配線まで発熱してくすぶってる可能性があることです。サーモグラフィーを使って、2Fの壁が発熱していないか念入りにチェックしてくれました。あとは問題の焦げたブレーカを撤去し、おまわりさんや東京電力の人を交えての丁寧な現場検証です。
(というわけで、消防、警察、東電含めて総勢20名以上。。。)
しかしですね。。。
たまたまとはいえ「洗濯機の異音→焦げ臭い」という順番で推移したため、ワタクシ絶対に洗濯機が焦げてると確信しておりました。だから洗濯機の電源さえ抜いておけば問題ないだろう、と。
そのせいで、何日ものあいだ全く配電盤を疑わなかったのは、今にして思えば本当に恐ろしいです。もし弟が中を覗いてくれなかったら。。。。(((゚゚Д゚゚)))ガクガクブルブル
東京電力の人が問題のブレーカを新しいブレーカに取り替えてくれたお陰で、その日のうちに電気は復旧。その後はさすがに焦げ臭さは消えました。よかったよかった。
とんだ出来事でしたが、出火に至らず非常に幸運だったと思ってます。感謝感謝!
2012年は、いきなり焼死を免れるという超ラッキーな幕開け。
これって人生最大におめでたい正月だと思っている私のほうがおめでたい可能性については考えないことにします。