この日、ナオミちゃんと一緒に早起きして、畑部長のながちゃんと合流。3人(+愛犬むぎ)で奥多摩の獅子舞を見に行ってきました。
実は獅子舞見るのは初めてな青山です。
獅子舞にもいろいろ種類があるようで、こちらの伝統では、必ず3匹の獅子でやるらしい。
まず早朝5時から神社でスタートし、集落全域を移動しながら、いくつもの神社に舞を奉納します。なかでも特に、森林に覆われた山奥の神社で見た獅子舞は、なにか時代を超越した凄さが漂っていて、タイムスリップ状態でした。
3匹の獅子はそれぞれ、大太夫、小太夫、女獅子と役割が決まっていて、各演目にはそれぞれ独自のストーリーが描かれています。意味を知らないと見ていても分からないのですが、午後はちゃんと解説付き。獅子といいつつ、なんか人間のドラマっぽい所が微笑ましいのです。
で、それぞれの演目には「千鳥」「まり掛り」「女獅子かくし」「ふとんばり」「白刃」…などなど不思議な名前が付いてます。
中でも、夕暮れの最後に演じられる「白刃」は驚きで、カミソリみたいに切れる日本刀を使った真剣勝負の舞でした。少しでもタイミングが狂うと、本当に怪我人が出る事もあるらしい。ひえええ
ねえ、ここ本当に東京都?
奥多摩の獅子舞は本当に知る人ぞ知る、という感じで、見物客もほとんどが地元の人中心で観光客はほとんどいません。この存在を知ってる人って、東京都にいったいどんだけいるんだろう。
これだけ驚きの世界が身近にあった事にぶったまげつつ、やはり地域に縁がある人を介してでないと、こうした伝統を垣間見る機会というのは限られるだろうな、としみじみ思った次第です。
今まで奥多摩はバイクでワインディングを走りに行く場所で、それで十分山間部は面白いとか思い込んでた青山ですが。。。ふと立ち止まってこういう体験をしてみると、今までのは何だったんだ、みたいな不思議な気分。
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ちなみに、この日は途中で獅子舞を抜けて、ながちゃんの案内であちこち寄り道したのも面白かったので追記。
クルマどころかバイクですら来れないような所に建ってるワイルドなおうちでお茶をごちそうになったり、お昼には、地元のヨヘイさんちの縁側で催された"焼きとり(豚?)"パーティにお呼ばれして、お腹いっぱいになったり。※ヨヘイさん有難うございました!
そして元気いっぱいのナオミちゃんは、前日の晩に大阪から徹夜イッキ走りだったにも関わらず、メグ・ライアンのような笑顔で、帰り際にひとこと。「明日は富士山の頂上まで登るんだ♪」ですって。
。。。。ちょ、ナオミちゃん、どんだけ元気なんだーーー!!!
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