トップタブ(ページ群)

2009年5月19日

本当の優しさって

今日、同僚からちょっと気になる話を聞いたので自分なりに考察を。

相手を意のままに操ろうと思ったら、その人を不安な状態にさせるのが一番簡単だったりします。たとえば恋人に言う事を聞かせたかったら、時々別れ話をちらつかせて相手をずっと不安な状態にしておけばいい。

それと似た手法で他者の愛情を利用して人をコントロールする手法を無邪気に実施してる人って結構多い気がします。身近に一見気の毒そうな人がいても、その人にあれこれと世話をやく前に、その人の周辺の皆がその人の言動によって掻き回されていないかどうか観察してみるべきではないかと。

支援を求める人には手を差し伸べるのが人の道だと思いますが、その相手に自助努力の意思が見られない場合、安易に言いなりになる事はいびつな主従関係を生み出すもとだと思います。(支援する側のほうが何故か相手の言いなりになってしまっているなど)

以前は、耳に心地よい慰めを言うのが優しさなのだと信じていた時期もありましたが、長い目でみたら崖から突き落として自力で這い上がってこれるようにする事のほうが本当の優しさなんじゃないかな。

にほんブログ村 ひとりごとへ

0 件のコメント:

コメントを投稿