ミーハ達が出発した翌日は快晴で、まさに出発日和。セルゲイさんご夫妻に心からの有難うをいって、ノボシビルスクを出発しました。久々に一人でのドライブは、ワクワクと寂しさが入り混じったような不思議な気分。でも過積載トリオが解散になり、私一人になった途端にいきなり燃費が20km/L超に上がってビックリ。さすがワゴンR!そうこなくちゃ。
実はロシア全土が連日のように40℃を越す異常な猛暑に見舞われているなか、ノボシビルスク周辺だけは奇跡的にずっと平年並みの気温を保っていて、日中も20~30℃と大変過ごしやすい気候でした。この涼しさがオムスクまでの650kmまで続いて、非常に気持ち良かったです。
そんなノボシビルスクからオムスクまでの道の状況をまとめてみたいと思います。
■7/24 ノボシビルスク~チャヌイ(Chany)近郊 (約380km)
ノボシビルスクは3本の幹線道路が交わっています。東(クラスノヤルスク方面)へM53、南(アルタイ方面)へM52、そして西(オムスク方面)へ行くにはM51、という具合です。しかし巨大なノボシビルスクの町で迷うことなくM51に乗ることが出来たのは、GARMIN City Navigator Russiaのお陰。実はこれ、モスクワ周辺の市街地図しか入っていない中途半端なデータなのですが、有難いことにノボシビルスクの市街地図はギリギリ収録されてました。ナビゲーションもバッチリです。だけど、郊外へ30kmほど行ったところで市街地図データがぶっつり消えるので、今までどおり簡易版のWorld Mapに切り替える必要があります。
オムスク方面へのM51は完全に独立した幹線道路になっており、途中に町などは一切ありません(町へ寄るには幹線道路を降りる必要があります)。野菜や肉などの食料(プラードゥクティ)を買いおき出来そうな店は皆無で、ちょっとアテが外れてしまいました。ほとんど何も無い一本道ですが、時々GSやCafe宿などがあるのでガス欠や飢死の心配はありません。でもおやつにトマトが食べたいよう。(1日の走行距離約380km。チャヌイ(Chany)手前のCafe宿にて車中泊。)
■7/25 Chany近郊~オムスク市内 (約290km)
大都市ノボシビルスクから遠ざかるにつれ、M51はどんどん田舎度が増していきます。オムスクも大きな街なので、オムスク周辺にくれば少しは買い物できる店などあるだろうと思ったら、そんな事はありませんでした。。。もちろんオムスク付近にもCafe等はあるので食事には困りませんが、やっぱり路肩で休んでる時なんかにも野菜とか果物なんかを食べたい。まさかこんなに何も無い道とは思わず、ノボシビルスクで野菜や果物を買いだめしておくべきだったと反省。
オムスクはそんなに大きな都市ではありませんが、それでも一度市内に入ると交通量も多く道は複雑です。オムスクでセルゲイさんの友達のお世話になったのですが、さいわい、GARMIN City Navigatorにオムスクのデータも収録されていたので助かりました!
ちなみにM51は東からオムスクへ入って西へと抜けていきますが、もしチュメニ方面へ行くのであれば、M51ではなくオムスク北側のR402に乗り換える必要があるので注意が必要です。(GARMINのお陰でなんとか中心街を抜けてR402に出られましたが、やっぱり冷や汗でした。。。)。
ここオムスクでの素敵な出会いについては、次のエントリに書いてみようと思います。