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2009年6月8日

大圏航路vs航程線航路

地表上のA点からB点に行くには二通りの方法があるそうです。ひとつは大圏航路といって、A点とB点を地球上の球面に沿った最短距離で結んだもの。もうひとつが航程線航路で、地球上の子午線(経線)に対して一定の角度を保った状態でA点とB点を結ぶもの。これは実は最短距離にはならないのですが、子午線というレファレンスを用いる事ができるため航法上使いやすいという利点があるのだとか。

ということは実際には、コンパスで針路を保ちながら移動する人はみな航程線航路を使っていることになるわけで、厳密にいうと2点間の最短距離を通っているワケではない!という事になります。ほえー、そうだったのか。知らなかった。

一方、国際線などの航路を地図上で見ると大きな曲線を描いていますが、実はこれこそが大圏航路(Great Circle)で2点間の最短距離を結ぶものだという事が分かりました。GPSの恩恵が最も受けられる航路なのですね。

よかったよかった。これでやっと安眠できる。ていうか眠いよ。

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