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2012年2月11日

葛西臨海水族園

週末もWebいじりで終わることの多いヒッキーな青山です。ところがこの日の朝めずらしく「今日は外に出よう」と思い、次に思い浮かんだのが水族館のでっかい水槽。

はぁ?水族館なんて何年も行ってないよ。つーか、一人で行くのどうよ?何しに行くの?頭大丈夫?

。。。と、左脳が展開する反対論を華麗にスルーしつつ、心はルンルン気分で東京の水族館をググってました。ふーん、思ったよりたくさんあるんだなあ。

で、ノコノコと出かけていったのが葛西臨海水族園。ここの水槽はなんか規模がデカイらしい。入園料も一般700円と破格の安さ。駅近だし、空広いし、海のそばだし、開放感あっていいですねええ。

オシャレなガラス張りのエントランスからエスカレータを降りると、薄暗い照明の中でブルーに輝く大水槽。でかいサメやらエイやら、スイミーみたいな小魚の群れが入り交じってすごいことに。。。(お見せしたいけどイイ写真が撮れなかった。。。残念) で、さらに階段を降りて「世界の海」コーナーへ。

ここでは太平洋、インド洋、大西洋、カリブ海、といったメジャーどころから、深海の生物、北極・南極といった珍しい魚まで展示されてます。

とりわけカラフルなのがトロピカルな海域の魚たちで、モルディブやらグレートバリアリーフやらに片っ端からダイビングした気分。
(行ったことないけど。。。)

本日のお気に入りがコレ。青と黄色のボーダーが見事!ニシキヤッコというらしい。館内は薄暗いし、魚は動き回ってるから、狙った写真撮るのは結構大変でした。

お次は「大洋の航海者」コーナー。
でかい。水槽でかい。ていうかよく見たら、巨大なドーナツ状の水槽の中に自分が居て、360度をでっかいマグロの群れに取り囲まれていたり。

しかもこの部屋、シアター状にベンチが配置してあって、誰でもぼーっと腰掛けて回遊魚の世界に浸ることができます。

すごいよここ。こんな所にずっと座ってられるってのがすごい。もしかしてこの異次元空間で、何時間でも瞑想してるお魚マニアな人とかいるんじゃないか?


もうひとつ面白かったのが「東京の海」コーナー。東京湾だけじゃなくて、伊豆七島から小笠原までのトロピカルな海も網羅してます。

水槽の数も多くてみごたえアリ。しかも!なんと階段をあがると、水槽の上の照明設備とか機械とか、水族館のウラ舞台まで大公開です。
(自然光で足りない分を、照明で補っているらしい。あと、水槽によっても照明の数はまちまちでした。)

ちなみに「ニモ」で一世を風靡したクマノミ水槽なんかもここにあって、年齢問わず大人気でした。

しかも、ちょうどその反対側にはファミリー&キッズに大人気の「おさわり水槽」があって、ご覧の通りの大盛況。

みんな水槽に手を突っ込んでなにを触ってるのかと思ったら、サメとかだった。
(;´゚艸゚)ヒエエェェェ

葛西臨海水族園でビックリしたのが「ペンギンの生態」コーナー。

そう、屋外に広大なペンギン山があって、そこにいろんな種類のペンギン達が集結しているのです。本当にハンパない数です。

水族館って魚だけかと思ってたけど、こうして見るとペンギンって超ラブリー。ここではイルカショーとかやらない代わりに、ペンギンが熱い!



。。。と、こんな感じで初めての葛西臨海水族館体験はかなり楽しかったです。閉園の17:00まで粘った結果、昼すぎはファミリー連れでごった返してるけど、夕方になるとだんだん空いてきてカップル率が高くなることも判明しました。じっくり写真を撮りたい人は、夕方が狙い目かも。

いやー、ひとり水族館って意外とハマるかもしれない。気に入った水槽の前で、時が経つのを忘れて無心に海の神秘に見入っていられるなんて、素敵すぎます。


おとなになると、世の中のあれやこれやに慣れすぎて、驚きも感動も薄れてくると思うんですよ。言葉と知識と理屈だけで全てを把握できるかのような錯覚に陥りやすい気がします。(特にインターネットの世界にどっぷり浸かりすぎてたりすると。。。はうぅ)
そんな時、ひょこっと海の底を訪れてみたお陰で、世界は美しくて、謎だらけで、言葉にできないものなんだって事を、少しだけ思い出しました。
すべてが未知でワクワクの対象だった子供の頃の気持ちに自分をリセット。そんな感じです。

次はどこの水族館いこうかな。

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