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2009年12月26日

ニュー・アース

最近ハマったニュー・アースという本、アメリカで500万部突破という驚異的な大ブレイクをしたらしいのですが、開いてみたらいきなり冒頭で「悟りがどうのこうの」と書いてある。。。

はあ?なんでこんなのがアメリカで流行るの?と思いつつ読んでみて後で分かったのは、原著では「enlightenment」と書いてあったのを「悟り」と訳したからこーなったのですね。

気を取り直して読んだら、非常にマトモな事が書いてあり、しまったーオイラは今まで勘違いをしていた!!とショックを受け、珍しくもう一回おさらいがしたくなって結局ぶっ通しで2回読んでしまいました。ちょっと抜粋:

(p122より)
「ただ自分らしくあればいい」というのは優れたアドバイスだが、誤解もされる。心が介入してきて、こう言うのだ。「ええと、待ってくださいよ。どうすれば、自分らしいだろう?」そして心はある種の戦略を立てる。「自分らしくある方法」だ。これも役割である。「どうすれば自分らしくあることができるか?」というのは、質問として間違っている。自分自身であるために、何かをしなければならないのか。あなたはすでに自分自身なのだから、ここでは「どうすれば」という言葉はふさわしくない。すでにある自分に無意識のよけいな荷物を負わせるのはやめたほうがいい。「だが私は自分が何者なのか分からない。自分らしくあるというのがどういうことなのか、わからない」。自分が何者なのかわからなくてもぜんぜんかまわないと思えたら、そのとき残っているのがあなただ------

上記はほんのさわりなんですが、とにかく自分が今まで重要だと信じていた事柄をドッカンドッカン破壊されまくった感じです。しかも否定しようのないロジックで書かれているのでなおさら。。。

この先、行き詰るたびにお世話になりそうな一冊でした。

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