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2011年6月4日

ハイエース世界一周見送り

ハイエースで世界一周するりかさんの出発準備に立ち会ってきました。だいたい出発の直前というのは想定以上に忙しくなるものです。私も去年ロシアに出発する時に、りかさんに引っ越しを手伝って貰ったお陰で間に合ったようなもの。これはぜひ恩返しをせねば。

というわけで「引っ越し手伝いますよー」と茨城県鉾田市へ。どんな程度か分からないけど、1~2泊で何とかなるかな?まあ最悪でも、りかさんが茨城を出発するまで4泊くらいすれば片付くよね?(プータローはこういう時に自由が利いて良いのだ)

。。。そして結局、それが2週間の怒涛の日々になるとは夢にも思ってなかったのですが。笑
すごく忙しかったですが、充実した日々でした。しかも毎日美味しいレストランに連れて行って貰って、いっぱいごちそうして貰ったし♪(美味しかったよー) それにしても、今回の出発準備は半端なかったです。

りかさんは茨城を出発する直前(まさに当日の朝くらい)まで仕事の予定がびっちりというハードスケジュールで、私が見る限り殆ど寝てなかったと思います。とにかく仕事関係の荷物が膨大にあり、まずはこれを整理するだけで6日がかり。

次にこれを茨城県から1000km離れた島根県(実家)に運ばなければならないというミッションがあったのですが、ハイエース一台にはとても搭載しきれない事が直前に判明し、予想外の1.5往復(合計3000km)が決定。「眠いよ~」と言いつつもほとんど一睡もせずに本州縦断ドライブを繰り返すりかさんって何者?想像を絶するバイタリティです。

最終的に島根に荷物を運び終えたのは、出発2日前の夕刻(6/2)。
(((゚゚Д゚゚))) マジデスカ

それから市役所への転入届、印鑑登録、カルネ書類の下書き作成、携帯電話の解約、旅行中に必要な日用品の買い物などなど。。。出発前に、
「一つでもしくじったらアウト!!」
な重要な手続きばかりで出発寸前まで冷や汗モードでしたが、なんとか6月4日のフェリー出航ギリギリまでに鳥取県の境港に間に合いました。

しかし福島の原発事故の影響で、ロシア側が日本から来た全ての車両について放射能汚染の検査をするとのこと(ウラジオストクで放射線検査にひっかかり港に放置された輸出車両が50台位あるとのこと)。そんな事が原因でロシアに入国できなかったら大変なので、港の事務所で高圧洗車機を借りて、税関検査の10分前までハイエースをガッツリ洗車した次第です。

※追記:その後聞いたところでは、実際には韓国(トンへ)で人間の放射能チェックが行われましたが、ウラジオストクではノーチェックだったとのこと(韓国経由だから?)。車両も、輸出車両は放射能チェックされるようですが、自家用車の場合はチェックされないそうです。よかった。

境港での通関業務は、上組(かみぐみ)の担当者さんが素晴らしい手際の良さで仕切ってくれていました。税関検査も非常にスムーズで、去年の稚内のように荷物全部出せとか言われる事もなく、本当にラクチン。こりゃいいわー。私も次にロシア行くなら境港に来ようっと。

境港(鳥取県)~ウラジオストクを結ぶDBSフェリーは、韓国を経由する船で、以前私も検討した事があったのですが経験不足のため断念した苦い思い出があります。ですが今回、りかさんのお陰で境港から自家用車両で出航する正しい手順が分かり、大変勉強になりました。


このハイエースによる世界一周は、前半だけで約3年(ロシア横断~アフリカ一周~中東~ヨーロッパ)、後半の南北アメリカ大陸などを含めると約5年という壮大な計画です。定員4名とゆとりがあるので、道中は参加者を募って費用を折半する仕組み。境港から出発する第一陣はりかさんあいさんの2人組ですが、さっそくモンゴルでもう一人合流できるかも?と賑やかになりそうな予感。

※というわけで、ハイエース世界一周に参加希望の方は2人に空きを問い合わせてみてください。合流する期間や地域は相談の上調整となります。

いや~激烈に忙しかったけど、一瞬一瞬を噛みしめることができた2週間でした。
よく考えたら、こうして境港で2人を見送る事が出来るなんて、5月の時点では想像もしていなかったので夢みたい。間違いなく素晴らしい旅になることでしょう。ガンバレ~!!

※帰り道は、同じく見送り組のタイニーさん(ナオミちゃん)に大阪まで送って貰いました。(つづく)

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