ロシア横断の玄関口、ウラジオストク行きと言えば富山県の伏木港から出発してるルーシー号が代表選手です。いままで大勢のライダーやドライバー達がこの航路で旅立っています。
こちらはウラジオ到着を7月上旬に計画していたので、まだ5ヶ月くらい余裕あり。なのでフェリー情報の収集はまだ先で良いかなとのんびり構えてました。チケットも春ごろ予約すればいいんじゃないかと。。。
しかし「フェリーの事は早く調べたほうがいいと思うよ」というまー坊の意見にただならぬ気配を感じ、恐る恐るルーシー号を運航するFKKエアーサービスに電話。
「いやあすみません。ルーシー号なんですが去年の秋からずっと運休なんですよ。今年も運航再会する予定はありません。」
なにーーーーーっ!!!!
それって事実上、伏木~ウラジオ航路は廃止って事じゃん!!!
やばい。他にロシア行きのフェリーはないのか。慌ててネットで探す私。
以前、トビアス君が北海道の稚内~サハリン航路で往復していたけど、ワゴンRでそんな豪快な長距離オフロード三昧の迂回路を通る余裕はないと思われ。これはマジで最後の手段にとっておこう。。。。
あとは?新潟~トロイツァ(ザルビノ)航路というのがあるらしい。こっちの方が断然ウラジオストクに近いし、新潟だって東京から近いじゃないですか!ブラボー!。。。と思ったら2009年9月から運休。だめじゃん!!
残るはこれしかない。。。。鳥取(境港)~韓国(トンヘ)~ウラジオストク航路。運航しているのは韓国のDBSクルーズフェリーという会社で、Webサイトを見たら韓国語オンリー。うぼあー。読めない!!!いきなりピンチ!(゚Д゚) ※今現在、日本語サイトは準備中らしい。
しかもコレ去年7月に就航したばっかりで、ほとんど実績がありません。というかロシア航路が片っ端から運休している国際情勢のなか、本当に私の出発時まで就航してくれる保証があるのだろうか。。。だけどもう、鳥取遠いよ~とか選り好みしてる場合ではありません。
すがる気持ちでDBSクルーズフェリーの境港の事務所に電話(0859-30-2332)したら、日本語OKでした。ああよかった。しかもすごい親切丁寧に説明してくれて安心しました。
だけど先方も、貨物としてのクルマを積む事はあっても、旅行用のクルマを積んだことはないとのこと。うわぁーもしかして旅ドライバーを乗せた事はないのかぁ。
こうなったら、覚悟を決めて前例を作っていくしかないようです。
ほんとロシア航路がこんなに不安定だとは知りませんでした。