あまりにも値段が高いのですごーく悩んだのですが、思い切って買ってしまいました。ガーミンのヨーロッパ詳細道路地図(マップソース)。
商品名はMapSource CityNavigator Europe NT (microSD/SDカード版)で、2010年の最新版は通常4万円くらいするので買えないと思ってたのですが、先日どういうわけか某ネットショップでちょっと古い2008年版のマップソースが半額の2万円で叩き売られているのを発見し、脊髄反射的に購入決定。
でもって届いたのは、ン万円もする商品とは思えないほど安っぽい紙のパッケージの中に、これまた素っ気無いSDカードがひとつ。おやつの箱よろしく糊付けされた封をべリべり剥がして、中からコロンと出てきたちっちゃなSDカードを見ながら「こんなモノに2万円も出してしまった。。。」としばし後悔。
せめて動作確認はしておこうと、愛用している小型カーナビnuvi 250のスロットに差し込みました。縮尺を切り替えてヨーロッパに飛び、とりあえず最初にEU入りする予定のフィンランドを拡大表示っっ!!!ぅおおおお~~~!!!!道だぁ~っ!細かい通りの名前まで全部細かく表示されてるっ!!
その調子で北はスカンジナビアから南はジブラルタルまで、ヨーロッパ全域を完璧にカバーしている事が確認できました。精度はというと、日本で普段カーナビで使ってるのと全く同じ。路地裏とかまで全部載ってます。これはすごい!!!オイラのカーナビ最強!!!買って良かった~!。。。ていうかやっぱり4万円の価値はあるかも。それを2万円で買えたのはやっぱり奇跡だったかも知れない。しかもSDカード版。nuvi 250にピッタリだ。
実はガーミンのマップソースにはDVD版とSDカード版の2種類があって、それぞれ利点と欠点があります。
DVD版の最大の利点は、PCに取り込んで地図を見られること。GPSロガーを使ってPCで自分の軌跡を見たい人は断然コレでしょうね。さらにそれを手持ちのガーミン製品に転送したり出来るんですが、欠点は地図に特殊なロックがかけられていて、ひとつのガーミン製品でしか使えないこと。つまり自分のnuviに入れたらそれで終わり。。。。将来新しいnuviに買い換えたとき、またマップソースごと買いなおさなければなりません。
一方、SDカード版のデータはPCに取り込んだりすることは出来ないのですが、SDカードスロットのついたガーミン製品なら、どんなデバイスでも地図データを表示することができます。例えばカーナビの他にGPSデバイスを買い足しても、両方で使えるわけです。だったらPCで見れなくてもいいから、複数のデバイスで使いまわしのきくSDカード版のほうが断然経済的!
つまり、GPSログ取りがメインの行動記録派はDVD版、現在地だけ分かればいいやのカーナビ派はSD版、ということですね。私は後者です。だってカーナビにGPSログ機能なんてついてないもん♪
いやー先日のWiMAXは失敗だったけど、ヨーロッパ版マップソースは久々に良い買い物でした。ヨーロッパ訪問が楽しみになってきたかも!