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2009年4月1日

桜に想うこと

あっという間に四月です。早いです。
なんだかここ最近、仕事の事を考える日が多かったように思います(私にしては)。
夜道、半分咲きの桜を見ながら、去年の今頃は。。。とか一昨年の今頃は。。。などと考える余裕も出てきました。

桜で思い出すのが、2005年の4月にスウェーデンから友達のトビアス君が舞台の仕事で偶然来日した時です。あの頃は何もかも上手くいかなくて、貧血で倒れてばっかりで桜を見る余裕なんか全然なかったです。でもせっかく珍しい人が来日したのだからと再会の記念に夕食に誘ったのでした。

そしたらトビアス君はたまたま非番だったらしく近場の名所へ行って満開の桜をひとりで花見してたみたいです。あと、本屋で「ゴドーを待ちながら」の日本語版を手にして嬉しそうにしてました。でも、こっちはそれどころじゃなかったので早々にきりあげ。

駅での去り際、「僕、君の友達になれるよ」と一言。北欧ではサヨナラするときそう言うのが普通なのかも知れませんが。とにかくそれだけでかなり救われた記憶があります。
桜を見て、そんな事を思い出しました。もう一度会いたいなあ。

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