そういえばもうひとつ年季の入った3季用の羽毛シュラフがあって、こちらは1996年、まだ学生だった頃にかなり奮発して購入した宝物です。その後数々の国内ツーリングで活躍し、なおかつ2003年にはアフリカで毎日のように酷使され、おそらく青山史上もっとも使用頻度の高かったアイテムと思われます。
で、その羽毛シュラフですが、ある事を境にとんでもなく臭くなってしまったのです。なんつーか、アンモニア臭?みたいな。
実はアフリカで使っていた頃は、空気が乾燥していたためか全く臭うことなく1年以上も毎日使っておりました。毎日使うと言うことは一回も洗濯しなかったという事でもあります。そんなので本当に大丈夫なのかオイ!と我ながらツッコミを入れていた旅路でしたが、本当に全く異常ありませんでした。
しかし問題は帰りの船便。その羽毛シュラフをバイクの木枠に詰めて、タンザニアから日本へ1ヶ月以上かけて送り届けたわけです。それが、しばらく高温で湿った海岸付近に安置されていたらしく、届いたバイクは見る影もなくサビサビ。でもって、シュラフは。。。。「なんでぇぇ!?」というような悪臭を放っておりました。
蒸し風呂のような環境を1ヶ月旅したことにより、何か感動的にヤバイ菌がシュラフ全土で大繁殖したようであります。以後、何回洗濯しても臭いがとれない。。。
しかしそれでもなお、活躍し続けている健気なシュラフ。今年で13歳になります。