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2009年3月20日

砂漠の話

つい先日、10年くらい続けてきたBBSを外しました。
ただ、なんとなく今が潮時かなと思って。

昔はこのBBSがきっかけで大勢の友達ができたし、そこから次々に新しい世界も拓けてまるで魔法のようでした。次はどんな出来事を運んできれくれるのか、いつも楽しみでワクワクしてて。
ただ、想い出を大事にするのも大切ですけど、新しい時代にも合わせていかないとダメですね。インターネットは我々にとってもはや未知の世界ではなく、現実の一部ですから。

。。。で、昨日の話の続きです。
砂漠には美しい砂丘がありますが、あれを創り出す力の源は絶えず吹き続ける風です。風は砂粒に命を与え、巨大なうねりを生み出します。どんな建造物もこの生命力には勝てません。

均質なように見える砂漠ですが、表面は実に変化に飛んでいます。トラックが走れるのは硬い砂の上だけです。フカフカの砂ではトラックはたちまち埋まってしまい、大変なことになります。でも、硬い砂漠の中には鋭い岩が延々と顔をのぞかせているエリアもあり、そういう所を飛ばすとたちまちタイヤが切り裂かれてバーストします。なんとも一筋縄ではいきません。

そして、風の力で絶えず地形が変化しているので、走破に適したルートも刻々と変化するわけです。ですからフランスのトラック商人たちは必ず砂漠の青い民を道先案内人として雇います。ベドウィンは誇り高い人々で、砂の表情が読めるだけでなく恐ろしく夜目がききます。彼らなしでは重いトラックを安全に街まで導くことは不可能でしょう。

(以下略)

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