朝10時、フェリーがストックホルムに到着しました。おおお、入港の風景からして何かカッコイイ!これがスウェーデンか~。ついに憧れの街、ストックホルムに来てしまいました。いやー、駆け足モードではあるんだけど、さすがにストックホルムは観光しておきたい。
■ストックホルムのキャンプ場
まずはキャンプ場を確保です。これまた中心街から10km南西という好立地のBredäng Campingまで、GARMIN様にナビって頂きサクッと到着。ここはメトロの駅まで歩いて700m、スーパーも近いというナイスな環境で、車中泊120Skr(約13Euro)と大変リーズナブル。素晴らしいのはサイト内に8箇所もWiFiスポットがあって、どこでも無料でネット接続できることです!なんとシャワー室にはサウナまでありました。いやー北欧は物価高いって言うけど、ロケーションやサービス品質考えたら激安じゃないでしょうか。。。 所在地は以下の通りです。おクルマの方はぜひ。
Bredäng Camping
Stora Sällskapets Väg 51, Stockholm
GPS座標: N59 17.44 E17 55.22
http://www.bredangcamping.se/
■ガムラスタン観光
キャンプ場でチェックインを済ませたあと、さっそくメトロに乗って歴史あるガムラスタンへ。ここはストックホルムでも一番古く歴史ある地域です。しかも観光客が容易にアクセスできる場所に王宮があって、今でも王家の一族が暮らしているというからビックリ。
とりあえずメトロのGamla Stan駅で下車し、無料配布されていた観光地図を片手に島内をぶらぶらお散歩。中世の面影がそのまま残っていて、タイムスリップしたような気分になります。あちこちにカフェや土産屋が軒を連ねているのですが、店と街並みの全体が調和していてとっても素敵。こういうセンスの良さはどこから来るのかなあ。
残念ながらロシアのように街を案内してくれるお友達がいなかったので、ガムラスタン内のどこがどうなっているのかイマイチ把握できなかったのですが、王宮とか時計台のような分かりやすいランドマークよりも、うっかり迷い込んだ名もない路地のほうが情緒があって好きでした。ものすごい狭い小路とかあったりしてね。あとで見たら市内で一番狭い小路として、ちょっと有名な所だったらしい。。。
■観光ボートにトライ
その後、T-Centralen(中央駅)まで歩いていったり、ロンプラお勧めのKulturhuset(カルチャーハウス)に行ってみたりしたのですが、やっぱりガムラスタンの雰囲気が好きで戻ってきてしまいました。だけど歩くのちょっと疲れたな。。。と思ったところ、"Stockholm Sightseeing"なる観光ボート乗り場を発見。おおおお海からストックホルムを眺めるなんて粋じゃないですか。
普段は観光ボートなんか乗ったりしないケチケチ旅行者ですが、解説付きの50分のクルーズで150Skr(約16Euro)だったら悪くありません。とても歩いては行けないような広い範囲をカバーしているのも魅力的でした。乗船してみると、イヤホンで日本語の説明が聞けるようになっていました。いいですねえ~。
島々からなるストックホルムにはたくさんのボートが停泊していて、これまた見ていて壮観です。でも、陸から見るより海から見るほうが迫力があってイイ。何でも、スウェーデン人口の7%がボートを所有しているらしく、ストックホルムは船だらけです。そういえば友達のトビアス君も長年のボート暮らしをしていて「変人だなあ」と思っていたけど、この風景を見て納得。さすがスウェーデン人。
■通貨と支払いについて
フィンランドはEuro圏でしたが、スウェーデンに入ると通貨がSkr(スウェーデン・クローナ)に切り替わります。しかし、短い滞在期間でわざわざSkrの現金を用意するのが面倒だったので、支払い関係は全てクレジットカードで済ませました。キャンプ場からメトロの乗車券まで全てカードOKで本当に助かります。
※結局、スウェーデンを出るまでの間いちども現金を使わずに済みました。。。恐るべし、カード社会。