想像以上に魅力的な街並みのコペンハーゲン。船が並ぶ水辺の風景も、色とりどりの建物も、昔の面影を残す石畳も、全ての雰囲気が調和していてとても素敵です。トビアスに貰った観光地図を片手にぶらぶらと街を散策してきました。
もちろん観光スポットは何箇所もあったのですが、基本的に観光名所もそうでない普通の街角も同じくらいスバラシイので、個人的に気に入った写真を中心の紹介したいと思います。
ニューハウン(Nyhavn)では運河に沿って沢山のカフェが軒を連ねていました。カラフルな建物と運河に浮かぶボートの眺めは素晴らしく、これぞコペンハーゲン!という感じの景観です。できればここのカフェでココアでも注文してぼーっとしてみたかった。
街角で見つけた花屋さん。別にヒマワリ専門店なわけではなく、わざわざ黄色い花をコーディネートして軒先にディスプレイしています。このセンスの良さはどうなの。北欧で育つと自然にこういうデザイン感覚が身につくのかしら。
広場(Højbro Square)には、1167年にコペンハーゲンの町を創始したアブサロン大司教(Bishop Absalon)の像が建っています。聖職者、政治家、戦士として活躍した中世の偉人だそうです。
ちょっと迷い込んだ路地がこんな面白い造りになってました。雨上がりの石畳に日光が反射してとてもきれい。きっと何百年も昔からこのままの風景だったんだろうなぁ。用もないのに思わず歩いてみたくなる場所です。
スマートフォンの広告ディスプレイ。iPhoneその他いろいろな携帯電話を使って様々な風景がコラージュしてあります。何気ない宣伝なのに超かっこいい。このデザイナーの大胆な案にちゃんとOKを出せる店舗側のセンスの良さにも脱帽!
王様庭園。地図にKing's Gardensと書いてあったので勝手にそう呼ぶ事にします。この公園には様々なアーティストの手による作品が芝生に展示してあって楽しい。これは鉄板で制作された3人のチャリダーの像です。自転車の街コペンハーゲンにぴったり!
クリスチャンハウン(Christianhavn)もまた運河と街並みのハーモニーが見事な地域です。レンガ造りのアパート群を背景に、個人所有のボートやヨット等がたくさん停泊していてローカル感あふれるエリア。コペンハーゲンの隠れ名所かも?(すぐ裏にはChristianiaと呼ばれる異次元空間もありますが、残念ながら撮影禁止でした)
そのへんの歩道をパチリ。ママチャリの後ろに花屋さん。こんな小さな花屋まで軒先の花の色をちゃんとコーディネイトしてあって、このセンスの良さにはもう勝てないと思いました。ママチャリも花屋も日本にありますけど、こうはいかないだろうなぁ。
星型のカステレット要塞(Kastellet)の北側のマリーナの風景。ヨットがたくさん停泊してます。ちょっと前まですごい土砂降りだったのですが、ちょっと晴れた隙に撮った一枚。静かな湾に空が映りこんで素敵。
コペンハーゲンの有名な人魚姫の像を見に来たら。。。なぜか海に人魚姫を映した巨大な電光ディスプレイあるのみ。意味が分からずキョロキョロしていたら、"The little mermaid has gone to Shanghai"という立て看板を発見。どうやらEXPOの関係で人魚姫は11月まで上海に出張中らしいです。ええっ、そんなの反則じゃん!?
Σ(゚皿゚)