さっそくPCにインストールして、懸案だったシベリアの道路をチェック。特にハバロフスク~チタの3000キロ区間は大いなる謎なので、そのへんどうなってるか知りたかったわけです。そしたら、十分に拡大すればですが、一応は全区間が何らかの道で繋がっている事は確認できました。よかったよかった。
で、このマップソース、全世界をカバーしてるんですよね。。。まぁもちろん日本やヨーロッパなんかのデータは粗すぎて使い物になりませんけど、せっかくだから西アフリカなんかどうよ?と好奇心が湧いてきて、前回砂に埋まって苦労したサハラの玄関口、ヌアディブ周辺を見てみたわけです。
ガーミンのマップソースで見るモロッコ・モーリタニア国境 |
あれ。。。国境と道の関係がなんかおかしくないですか?こんなV字型のルートを走った覚えはないし、だいたい国境をまたいでジグザグする道って普通ないでしょ。。。(あったとしても大昔のルートで、今は全く使われてないはず。。。)
慌てて、同じエリアをGoogle Mapで調べてみる私。
グーグルマップで見るモロッコ・モーリタニア国境 |
そう!こっちのが正しいですよ。一度モロッコ国境を抜けて内陸に入ってから、ヌアディブ行きとサハラ行きの道に別れるんT字路があるんです。といっても当時は道っていうか単なる「好き勝手なタイヤの痕跡」って感じでしたけど。。。なかなかやるな、Google Map。
じゃなーい!!! おーい、大丈夫かガーミン!なに無料のGoogle Mapに負けてるんだよ!遭難の元になるから、道判らないんだったらむしろ載せるなってんだコンチキショー。
うーん、そういえばガーミンもアメリカ企業だということを忘れていた。アメリカ人は国益にならない事は絶対に手を抜くからなぁ。ちょっと前まで喜んでいたシベリア道路の精度についても、にわかに疑いの気持ちが芽生えてきました。はふぅ。。。