って思ったのは去年の11月だからもう2ヶ月前になるのね。。。
話すと長いんですけど11月上旬にトビアス君(昔旅先で会った友達)に再会できるチャンスがやってきて、ノコノコと北極圏まで遊びに行ってきたのがどーもいけなかったみたいです。そこでサンクト出身のロシア人の子と知り合いになりました。
実は行きも帰りもスイス経由だったので、大圏航路でちょうどサンクト上空を飛んだのです。夜で雲に覆われてたけど、そこだけ雲がぼーっと光ってて素敵でした。なので日本に帰国してからその子にメールで「今回、2回もサンクトの上を通ったよ!」と送ったら「2回も上を飛んだなら、3回目は直接サンクトまで来なきゃね(笑)」と冗談で返ってきた。
はははは、そんな簡単にロシアなんか行けないよ~、と思ったけど、いやまてよ。。。去年1000円でワゴンR買ったじゃん。今なら足あるから行こうと思えば陸路でいけるなぁ。。。もしかして東京からサンクトまで行けたりして?それ面白そうだなぁ。でも貯金なんか全然ないし無理だよね、みたいな。
で思い出したのが、帰りの飛行機でシベリア上空を通ったときに目が釘付けになったバカでかい大河の風景でした。夜明けの暗い中、そこだけ朝日に染まってすごかった。あんな巨大な河ならきっと超有名に違いない、と思って後日調べたらアムール河。うわすげー、アムール河見ちゃった!とちょっと興奮したこととか。。。
あとは空からみたシベリアとか。。。本当に何も無くて、雪の山脈とか湖とか本当に自然のままって感じでした。だけど、そんな風景の中にポツンと明かりが見えたりする。よく見たら小さな町で、道路とかもある。こんな辺境の地にも人が住んでるんだ。。。すごい。ロシア不思議。ってずっと飛行機の窓にはりついて見てたのを思い出したりね。
やっぱし。。。行ってみたくね?陸路で。今なら行けるよ。クルマあるじゃん。
悪魔の声がささやきます。
でも金ねーじゃん!100万以上かかるよ、どーすんの!と、心の中で反論。
。。。今からしっかり節約してオニ貯金すればいいじゃん。
けど仕事どーすんの!何ヶ月も休んだりできないよ!まさか。。。
。。。アンタ自分が役に立ってるとでも思ってんの?辞めた方が会社のためだよ。。。
。。。それもそうだね。。。orz
こうして悪魔と取引が成立するまで帰国後1週間とかかりませんでした。(爆)
つくづくダメ人間であります。
まあ、旅なんて神の思し召し、インシャラーです。どうせ思い通りになるわけないんだから、行けるとこまで行ければいい。大事なのはゴールに到達するかどうかではなく、そこに至る過程の一瞬一瞬を味わう事なのかなと思います。そういう意味では、行くって決めた瞬間からすでに旅は始まってて、いまも道中楽しんでる感じかも知れません。