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2010年1月11日

ロシアの航空チャート

昨日は横田基地でイベントがあって、空軍パイロットとか自家用飛行機のオーナー様とかすごい人がいっぱい集まってました。私なんか全然飛べないヒヨコ以下のくせに、なぜか会場に紛れ込んでチンプンカンプンな話を一生懸命聞くフリをしていた次第です。

そしたら大先輩から耳より情報が!入手困難なシベリアの道路地図ですが、東京の丸善に行けば世界中の航空チャートが手に入るらしい!もちろんロシア全土もカバーされているとか。いやそんな素敵なものが簡単に手に入っていいの?早速この目で確かめなければ。

ってなわけで、行って来ました。丸の内オアゾの丸善本店へ。「すみませーん、ロシアの航空地図ありますか。。。?」と恐る恐る聞いてみたら「あ、ありますよ」と即答。で、案内して貰ったのが、世界航空地形図のコーナーでした。World Aeronautical Chartと言うものでアメリカ運輸省が発行しているらしい。日本では神保町のマップハウスという会社が代理店をやってるという事も分かりました。ブラボー。

こちら棚の上に『全世界を網羅する航空地形図です。市販の地図でカバーされていない辺境の地に行く人にオススメ』などと書いてあったので、さすが丸善!と思いつつ問題のハバロフスク~チタ間の謎の3000キロ区間に該当するチャートをチェック。結果、その区間はE-8およびE-9の2枚でカバーされる事が判明しました。

さすが航空チャートだけあって、緯度と経度の情報はバッチリです。ガーミンGPSとの相性は抜群に良さそう。しかも、思ったよりも詳細な内容で、かなり小さな町の名前も書いてあるし、どこがどう道で繋がっているのかも全部載ってます。値段も1枚1890円だし、悪くありません。こりゃすげー。よっしゃ買うぞ!と2枚ひっつかんでレジに向かったんですが。

。。。やっぱり考えなおして今回は買うのやめ。

航空チャートって必ず有効期限があるんですが、見てみたら"Current through 1987"って書いてある。何度目をゴシゴシしても「現在~1987年まで有効」って意味にしか読めない。つーか1987年ってまだロシアがソ連だった頃だよね。あのう、いま2010年なんですけど。いくらマイナーな地図だからって、骨董品にも程がありませんか。さすがに23年前の地図で知らない土地をドライブするチャレンジ精神はオイラにはありません。
もうこの瞬間に買う気ゼロ。

その後、新宿の紀伊国屋に寄ったらそこにも航空地形図が売られてて、同じくE-8とE-9をチェックしたんですが、こちらはちょっと新しくて1989年まで有効でした。
みんな!もっと買ってあげようよ、航空チャート。。。(おまえが言うな)

代わりといってはなんですが、以下の3つの道路地図を入手しました。
①ロシア全道路図(2010版)、②ヨーロッパ全道路図(2008-2010版)、③西アフリカ道路図(2007版)。現状ではすべて最新版扱いになります。

特に①や③はAmazonやネット書店で調べてもで売り切れ表示になっていたり、版が古すぎたりして諦めてたけど、大きな書店の本棚にいけば必ず最新版が手に入る事が判明しました(丸善だけでなく紀伊国屋にも置いてあった)。あ~行ってよかった。

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