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2010年6月22日

ユジノサハリンスク

コルサコフの「そんなに高級には見えないけど一泊1万円」のホテルは落ち着かないので、朝からユジノサハリンスク(Yuzhno-Sakhalinsk)に向けて移動開始。初めてのロシアでの運転はおっかなびっくり。まず、日本とは逆の右側通行。アメリカと同じなんだけど、最初はなんだか慣れない。。。

頼りのGARMIN nuviのWorld Mapは使えるのか?と思ったら、ホントに使えました。もちろん、ナビ機能は使えないし主要道しか表示されないんですけど、自分の現在位置が正確に分かるのが有難い。ちゃんと都市の名前も表示されるし、海岸線や河川などの位置関係もバッチリです。

とはいえ、まずコルサコフの街から幹線道路に出る道が分からない。歩いてる人に「ユジノどこですか(グディエ、ユズノを連呼)」とマヌケな質問をしたりしながら、なんとかユジノ方面の幹線道路に出ることができました。ふぅ。もう疲れた。(早い)

サハリンの路面は市街地は穴ボコが多くてちょっと気を使いますが、幹線道路はなかなかいい感じです。ビビりまくりの私は60km/hくらいのゆっくりスピードで走ってましたが、地元車には大迷惑だったらしく、ばんばん追い抜かれました。しかし、走ってるクルマはほとんど日本車だなぁ。なんか日本にいるような気分になるんですけど。

さて、40kmほどで到着したユジノサハリンスクですが、サハリンで一番大きな都市だけあって、いきなり道に迷います。とりあえずユジノ駅に行きたいんだけど、駅ってロシア語でなんていうんだ?わからん。ロンプラ片手に迷うこと30分、やっと駅前のHotel Moneronに到着しました。駅前という好立地にも関わらず、ロンプラにはここが一番安いって書いてあるけど、どうだろう。

「部屋いくらですか?」「2800RUBです(約8400円)」
うおおおお高ぇぇーーー!昨日といい今日といい、なんだこの物価の高さは!? そして通された部屋は、シャワー・トイレ・冷蔵庫つきのダブル部屋。あのーシングルでいいんですけど。。。でもそんな高度な会話がロシア語で出来るわけがありません。いいんだ、我慢しよう。だいたい知らない国に着いてしばらくは高くつくもんだ。

わざわざユジノのホテルに泊まる理由は、ロシア入国後に必ず必要なレジストレーションをしてもらう為です。さすがMoneronは慣れているらしく、手際よくパスポート類をFAXして手続きしてくれてます。でもって明日の朝にはレジストレーションが完了するらしい。素晴らしいぞMoneron。それなら高い宿代も我慢するぞ。

最初、Moneronの目の前に路駐してたのですが、夕方になると他のクルマは全部いなくなってしまいました。見ると駅前には怪しげな連中がたむろしてて、なんか怖い感じ。「そこは見張りがいないから危険だよ。裏に有料の駐車場(スタヤンカ)があるから、移動させたほうがいい」と、ホテルのお兄さんに言われてビビりつつ駅の裏のスタヤンカに移動。一晩140R(400円位)でクルマの見張りをしてもらえます。ふぅ、いろいろお金かかるなぁ。

ところで、ワゴンRにセキュリティ警報機をつけたのは正解でした。サハリンでは車両の盗難が多いのか、かなりの数のクルマが警報機を搭載していて、あっちでピヨピヨ、こっちでピヨピヨ、よく誤動作して鳴りまくってます。というわけで、私も遠慮なくサイレントモードを解除し、ピヨピヨモードで行くことにしました。日本ではうるさいと思ってたけど、こっちでは全然普通に聞こえます。不思議なもんだ。

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