国内唯一、写実画専門のホキ美術館 |
仕事おさめの翌日、突然思い立って千葉県のホキ美術館に行ってきました!
実はこの美術館、現代の写実画だけを専門に展示している珍しいミュージアムです。
写真と間違えてしまうほどリアルに描かれた絵画ばかり並んでいるという不思議空間、ぜひこの目で見てみたい!
というのも、私も趣味でお絵描き(らくがき?)をしていたのですが、ここ5年くらいはもうサッパリ何も描いてなくて。。。
すごい作品を見たら刺激になるかなあ?
しかし入館料1800円か。。。松屋のカレーが5回も食べられるな。。。などと貧乏臭い事を考えてはいけません。勇気出してエントランスへGO!
※当日であれば何度でも出入り自由なので、隣接する公園をぐるっと散策したあと、もう一度戻って美術館のカフェで一息、なんてことも可能です。内外で1日中遊べるので、意外とオトクかも。
超リアルですが写真ではなく絵です。 |
女性、鳥の巣、ロブスターと並んでおります。非常にリアルですが写真ではありません。すべて筆と絵の具でカンバスに描かれた絵画です。
しかも縮小した印刷物では、本物(巨大です)の迫力はとても伝えきれない事が判明。例えば右のロブスターの絵とか、カンバス上では光沢を表す部分だけ厚く絵の具が盛ってあって、その陰影によってさらにリアリティが増すように作画されているのを目撃しました。チラシと見比べたけどそこまでは印刷されてない事に気付き衝撃を受ける私。
すごい、すごすぎる。
こんなディテール、さすがに画集なんかでも再現できないよね~(しょせんは4色の掛けあわせだし、救いようがない位に縮小されてるし)。本物の絵をみて初めて知った、写真を超えるほどにリアリティを追求した筆致。いままでクラシックな絵画とか見ても「ふ~ん」て感じでしたが、ここで初めて本物の絵画がもつ迫力の違いに衝撃を受けた青山です。
空中に突き出た展示室。建築も一見の価値あり |
館内は撮影禁止でも、建物の外観だったら撮り放題!なので、写真好きの方にもオススメできるおでかけスポットかも。
さらに、美術館のすぐ隣には広大な「昭和の森公園」が広がっており、散策まで楽しめるというナイスロケーションです。子供たちが遊ぶ原っぱやアスレチックだけでなく、山あり谷ありで自然がよく保全されています。
湿原や水鳥のいる池があるかと思ったら、九十九里浜を一望できる展望台まであり、全然退屈しません。広い公園ですが、1時間くらいかけて一周する価値アリです。うーん、2度美味しいぞホキ美術館。
というわけで感想。行ってよかった。(´ー`)
大いに刺激を受け、自分もまた絵を描いてみたくなりました。
以下、写実画鑑賞のおすすめポイント:
①写真のようにリアルな絵なので、アートに縁がない人でも理解できる。
②とても筆で描かれたとは思えない天才的な精緻さに感動できる。
③平面の絵なのに現実世界よりはるかに存在感を放っている不思議。
もし千葉が日帰り圏内だったら、ぜひ一度は訪れてほしい美術館です。絶対に目が覚めます。笑
隣接する昭和の森公園もオススメ |