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2012年1月18日

身体メンテナンス読本

つい最近ですが、井本整体の弱った体がよみがえる人体力学という新刊をゲットしてびっくり。なんと骨格と筋肉の3Dイラストが、写真のモデルさんの体操の動きにあわせて載ってるのです。

リアル写真と人体解剖図がセットになっているお陰で、誰でも一目で意識すべき筋肉がピンポイントでわかるようになっています。スゴイ!
これぞデジタル技術の恩恵ですねー。

定価1200円のお求め安い本なんですが、内容的にはかなり手の込んだ一冊だと思います。なにしろ、膨大なモデルさんの写真を、骨格+筋肉のCGと一致させるという途方も無い作業をしているので。
言葉で説明したら何ページにもなってしまうような事が「一枚の画像でぱっと伝わる」というのがよく分かります。デザイン屋のはしくれとしても、かなり感銘を受けました。

あと、この本のコンセプトでもある「姿勢を10秒キープ!」して身体に効かせるというアプローチも、ハードルが低くて嬉しい~。(´ω`)
継続とか超苦手な三日ボーズちゃんでも、とりあえず10秒!って言われれば、なんかやってみようという気になるじゃないですか。

体操自体は初心者にも難しくないし、誰でもやってみればそれなりにスッキリする内容だと思います。
だけど、奥義を極めた人は、この体操を通じて弱った部位にピンポイントで刺激を与えることが出来るらしい!(要練習)

他にももうひとつ嬉しいのが、さまざまな症状について原因まで遡って図解入りで解説してあること。例えば肩こりの原因が、実は胃の疲労から来ているとか。。。。えええ~!? 肩こりなのになんで胃なの!?と思う私にも、これでもかという位解りやすく解剖イラスト入りで解説が載ってたりします。

この解説を見てると、肩こりになる手前の段階で、背骨の左側に濃いマークがあるんですが、実は私、ちょうどそこがわりと頻繁に痛くなる場所だったんですよ。。。。よくある背中の凝りだと思って放置プレイしてたんですが。

でもまさか、そこの凝りが肩こりと連動してるなんて全然思わなかった!てことは、いくら肩をもんでも、背中の凝りが取れなければ。。。さらにいうと、根本の原因である胃の疲労が回復しなければ。。。何をやっても対処療法にしかならないって事だったのね。

うーん、これぞまさに読むクスリだよなー。しばらく常備薬としてデスクまわりに常駐させとこう。

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2012年1月6日

ナショナルトラスト運動

ビッグイシューっていう雑誌が好きで、創刊号の頃から知ってます。
ずっとフォローしてるわけじゃないけど、たまーに駅前で販売員さんを見かけるとつい買っちゃうんですよね。

第182号の特集は「ナショナル・トラスト法を提案する」で、何のこっちゃ?と思って読んだら面白かった。

ナショナルトラスト運動というのは、ひらたくいうと、乱開発から自然を保護するために、市民や団体が土地を買い上げて自然状態を回復・維持することです。

イギリスが発祥の地で、現在は日本でも少なからずトラスト地があるらしい。そのほんの一部が今回の特集で紹介されていたのだけど、ほんの3例にもかかわらず、思いのほか多種多様な生態系が(行政ではなく)市民の手によって守られて来たんだなぁと、ちょっとびっくりしました。

言うまでもなく、利益に対する人間の欲がある限り、森林の伐採や河川の埋め立ては際限なく続くでしょう。企業にしてみれば、経済的な利益を追い求めるのは当然の姿勢ですし、私達の価値観もそれでOKだという事になってます。

だけどトラスト運動の面白いのは、目先の金銭的な利益を良しとするのではなく、多様性のある生態系を残すことによる利益のほうに価値があると考えるところです。利益は利益だけど、お金じゃない。これからの時代、スタンダードになりつつある新しい価値観じゃないかな~。

お隣の韓国ではさらに進んでいて、2000年に国がナショナル・トラスト法を制定したとのこと。この分野では日本はまだまだ遅れていて、今の日本の法律だと、トラスト地にまで取得税や固定資産税がかかってくるらしい。

トラスト地なんて収入源にはほど遠い存在なのに、そこに税金がかかるなんて。

そして日本では国が強制的に土地収用できるため、高尾山のトラスト地はトンネル工事の対象になってしまった。。。。って、近所の話なのに全然知らなかった。

この記事で個人的に興味をひいたのが、静岡県の柿田川湧水群のトラスト運動。国道一号線のすぐ隣にあって、ツーリングの帰り道なんかに、よく柿田川湧水の公園で一休みしたのを思い出しました。これがまた、すごーくキレイな湧き水なんですよ。

そうかぁ、あの素晴らしい湧水も開発で消え去っていたかも知れないのに、市民活動で守られてきたから今の形で残ってるんですね。感謝しないと。

そんなわけで、私もナショナル・トラスト法に一票!

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2011年11月19日

奇跡の脳

記念すべき11:11:11デーに見舞われた謎のハライタ。
「いや~、お腹を寝違えるなんて珍しい事もあるもんだなー。ははは」

。。。という希望的観測で片付くわけもなく、3日ほど会社をお休みして療養に専念いたしました。井本整体の先生に診てもらい、お陰さまで快方に向かっております。

で、安静にしている間に読書しようと、たまたま評判を知って注文した奇跡の脳 (My Stroke of Insight)という本を読んで衝撃受けました。面白い。2回くらい一気に読んだかなー。

脳科学の書籍としてはかなり異色な一冊ですが、それもそのはず、現役の脳科学者が脳卒中で倒れてから完全に復帰するまでの8年間の道のりを描いた実話なのです。

アメリカの脳科学者であるジル・ボルト・テイラー博士は、脳内の先天性の奇形のせいで、ある朝、37歳という若さで脳卒中に襲われました。脳内の出血で左脳が持つ論理的な認知機能がどんどん失われていく中、残された右脳で知覚する世界は「宇宙とひとつになるような幸福感に溢れていた」という驚くべき証言をしています。さらに、

p133より:
「脳卒中の後、六ヶ月以内にもとに戻らなかったら、永遠に回復しないでしょう!」
耳にたこができるほど、お医者さんがこう口にするのを聞いてきました。でも、どうか、わたしを信じてください。これは本当じゃありません。


たとえどんな傷病を負ったとしても、細胞のひとつひとつが恒常性を保とうと休むことなく知性を働かせ、身体全体を治癒に向かわせていく神秘的な様子が、まるで間近で見てきたことのように綴られています。たとえ脳卒中でなくても、本気で病気を治したいと思う全ての人におすすめ。

そんなジル・ボルト・テイラー博士がTEDで講演した時の動画が公開されています。
本物の脳が左右にパカッと分かれる様子や、脳卒中が起きた朝の様子などをユーモアを交えながら解説していて非常に興味深いです。




思えばほんの3ヶ月ちょっと前に、父が脳卒中で倒れたばかり。初日はろれつが回らず会話が成り立たない状態でしたが、幸いなことに、その後の経過は非常に良好で、今は無事に社会復帰してます。脳の回復力って凄いなーと、傍から実感していた矢先、本書の内容は父の回復の過程とも重なっており、非常にリアルに感じられました。

そんな本書で博士が示唆しているのは、左脳と右脳をバランスよく使うことによって、人類がより高度な意識を持ちうる、という明るいメッセージです。

こんなひとときを過ごすなら、たまのハライタも悪くないかも知れません。(^_^;)

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2011年6月13日

イエス・キリスト 失われた物語

ナオミちゃんに貸して貰ったイエス・キリスト 失われた物語を読了。(原題:The Master from Afar - A flight into the past as it might have been)

昔から存在は知っていたのですが、たぶんダ・ヴィンチ・コード的な作り話だろうと思って今までスルーしてきたのでした。ですが、

「この本、どうも自動書記で書かれたみたいだよ。訳者もシルバーバーチの人と同じだし」

。。。と聞いて俄然興味が湧き、あまりの面白さに徹夜で一気に読んでしまった次第です。

現在の聖書は、西暦325年のニケーア公会議で政治的理由により大幅に書き換えられた後のもので、原型がどうであったかは謎が多いです。それ以来主にイエスの神的側面が強調されるようになり、彼を神の子として崇める以外のアプローチはタブーとされてきました。

この本は、聖書とは全く違ったアプローチで、若い革命家としてのイエス像を描いています。普通に創作小説として読んでも面白いけど、自動書記(霊的なインスピレーションを得て執筆されたもの)による書物として見ると、さらに深遠なものが感じられます。

著者のまえがきによると、自分が知り得ないような内容が見えざる力によって次々と綴られ、その内容が事実である事を後から図書館で資料を探して検証したとのこと。。。これが本当なら通常の執筆プロセスとは順序が逆になっていたわけで、非常に興味深い現象だと思いました。

実際に読んでみると、歴史を覆したかも知れないほどの革命の物語でありながらも、イエスという人物の人徳の高さが言動の端々から強くにじみ出ていて、聖人としてのありようは全く損なわれていません。また聖書に記述されている主な「奇跡」のエピソードを、より現実的な観点から明らかにしている点も秀逸です。

マグダラのマリアについては、聖書ではほとんど記述がない(削られた?)のに対し、本書ではイエスの片腕とも呼ぶべき目覚しい活躍が見られます。何世紀にも渡り教会を通じて手の届かない存在とされてきたイエスについて、生きた人間としての躍動感、リアルな人間模様がじかに伝わってくるため、まるで自分がその場に居合わせたかのような気分でした。

個人的にですが、この作品ではっとした部分がもうひとつあります。それはイエスの空白の青年期において、はるか東方のインドに赴いてヨギの修行をしたという記述があることです。本文中ではサラリとしか触れられていませんが、これは見逃せない点だったかも。

実は亡き祖父の愛読書のひとつに、パラマハンサ・ヨガナンダ(インドの聖者)の本があったのですが、その中でヨガナンダは瞑想を通じて繰り返し「イエスはその青年期にインドに来て霊的な修行をしていた」と述べています。(注:聖書にそのような記述は一切なく、イエスの青年期は今でも謎とされている)

いまとなっては検証する手段のない内容であるからこそ、東洋の聖者と西洋の作家の間にこのような一致を見るのは驚くべきことだと思います。

聖書は世界中の多くの人々を苦しみから救い出した偉大な書物かも知れませんが、幼い頃から疑問に思う事はいろいろとありました。それが本書を通じ、まるで長年の疑問のひとつひとつが解き明かされたような。。。もしかすると、聖書よりもこちらのほうが辻褄が合っているように思われるほどです。もっとも、こちらはあくまでも小説という位置づけではありますが。

久々に良い本に巡り逢いました。ナオミちゃんありがとう!

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2010年1月28日

iPadとKindleの本棚

以前からAppleがタブレット型のPCを出すらしいと噂になっていましたが、ついに"iPad"が発表になりました。ぱっと見に印象はiPod Touchが巨大化した!という感じ? AppleサイトでiPad紹介がなかなか素敵だったので、よかったらどうぞ。重さ680g~、携帯には便利そうですね。価格も$499~と性能考えたらリーズナブル(発売は春らしいです)。

私としては、今のところiPod Touch+無線LANがあれば満足なのですが、iPad発表の気になる基本アプリのひとつにiBooksというのがあって、これはちょっと面白いかも。。。。するとAmazonが気合いいれて作った電子ブックリーダKindleはどうなる!? と思ったり。

ただ、冷静にハードウェアで比較してみるとKindleのほうが電子ブックリーダとして優れている点が多い気がします。Kindleは重さたった289g(iPadは680g)だし、省電力でバッテリーが1~2週間は持つし(iPadは10時間)、3G通信の費用が余分にかからないし。ソフト的に見ても、そもそもKindle書籍って我々が普段使ってるAmazonサイトで普通に買えちゃうもんだし、買った書籍はPCだろうがiPod Touchだろうが対応アプリさえあればハードウェア不問で読めちゃうので。こういう点は今のところAmazonが先んじていますね。

とはいえiPadにもハードウェア的な利点はあると思います。iPod Touchしか持っていない私が僭越ながら想像させていただくと、マルチタッチ機能を使って指でページをめくりたいとか、夜寝るときに読みたいから液晶バックライトが欲しいとか、ついでにカラー画面でWebブラウジングしたりPCのような使い方がしたい、というような欲張りな人は断然iPadの方が良いに違いない、と。

。。。とかなんとかいろいろ妄想しつつも、実はワタクシKindleも持ってないし、iPadもたぶん買わないでしょう。今年は旅行に向けてオニ貯金中なので、IT系のガジェットへの投資は自粛中。ちくしょーKindleもiPadも欲しくないもーーーん(うそです)。いやほんと、今年は電子書籍もなにもかもiPod Touchひとつで押し通す予定です。頑張れiPod Touch!!

1/28追記:関連エントリ紹介します。iPadで拡大する日米の情報格差

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2010年1月27日

ロンプラ選びパズル

興味本位で4冊のロンプラを並べて幅を測ったら14cmもありました。。。(馬鹿)
。。。そんなことはさておき、前回のロンプラの話で少し追記。
今回予定しているルートはロシア→ヨーロッパ→西アフリカ、という感じですが、買い揃えたのは「Russia」「Western Europe」「Morocco」「West Africa」の4冊です。

なぜ「Morocco」だけが単独で必要だったかというと。。。実はロンプラの多国複合版のガイドは本によって重複エリアや空白エリアが発生したりします。例えば今回の「West Africa」編にはモロッコが含まれていません。(「Africa」編ではモロッコも含まれていますが、それ以外の49ヶ国分の情報は多すぎるため却下しました)

一方、「Mediterranean Europe (地中海)」編にはモロッコとフランス以南のヨーロッパが載ってますが、なんとトルコまで含まれてます。これまた情報過多で勿体無いので却下。
できればヨーロッパはドイツからスペインまでを網羅した情報が欲しかったので、必然的に「Western Europe (西ヨーロッパ)」編を買うことになりました。そうなるとやはり、モロッコだけ宙に浮いてしまうので、単独買いした次第です。まあ、モロッコは好きな国のひとつなので持っていて損はないかも。

(ロシアからドイツまでの区間はルート未定なので深く考えてません。隣国フィンランドからドイツまで出ているフェリーが一番の近道ですが、東欧を通過する方法もあるし、北欧を経由するのも面白そうです。この辺は予算とスケジュール次第で臨機応変に判断したいと思ってます。)



なお、ロンプラは洋書コーナーのある大きな書店では必ず売ってますが、日本ではすごく高くて一冊が4000円近くします。しかも、在庫切れもよくあるし、時々版の古いやつを堂々と売ってたりする。。。
到着まで2週間くらいかかるのを厭わなければ、Amazonで注文した方が安いです。
(Lonely Planet本舗で直接買うことも出来ます)
昔はネットなんかじゃ買えなかった事を思うと、本当に便利になりました。

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2010年1月25日

最強の旅ガイドブック

2010年1月25日 最強の旅ガイドブック

本日AmazonからLonely Planet(※通称ロンプラ)が届きました。これで手持ち4冊、予定ルートを全部カバーできるだけの最新情報が揃ったことになります。ちょっと安心。

ロンプラには以前たいへんお世話になった事がありました。
7年前にアフリカ一周(というか正確には半周?)ツーリングした時に、「地球の歩き方」とか「旅行人ノート」とかのお約束のガイド本を持っていったんですけど、実際に手垢がつくほど使いまくったのはLonely Planetシリーズでした。特に「Africa」編はアフリカの全ての国をカバーしていて本当に重宝したかも。

だけどロンプラって分厚いし、全部英語だし、カラー写真はほぼ皆無で字ばっかりなので、見た目が退屈そう。。。それで最初は敬遠してたんですけど、実際に何ヶ月も現地を旅してみると「10ドル以下の安宿はあるか!?」「ネットカフェはどこ?」「隣国のビザはどこで取得?」「どこの国境を越えるのが良い?」。。。といった問題が切実になってくるわけで、こうした疑問に全て答える事が出来た本はロンプラだけだったのです。

この違いは日本と欧米の休暇に対する考えの違いなのだろうな、と思います。日本ときたら1週間の休暇を取るのも気を使うほどワーカホリックなお国柄。海外旅行といえば長くても10日以内というのが相場で、行くからには贅沢しなきゃ、という考えです。日本のガイド本に買い物とかグルメとかのファンシーな情報がやたら多いのはそういう理由でしょう。

一方、欧米(特にヨーロッパ)では会社勤めをしていても1~2ヶ月の休暇というのは珍しくありません。「それじゃこの夏は四駆でサハラを縦断してみるか。。。」というような発想ができるし、実際そういう旅が好きなオーバーランダーも多い。だけど、長い旅だと節約しなくちゃいけないし、自力で国境も越えたりするわけです。すると必要なのは電話帳みたいな現実的な情報という事になります。ロンプラはまさにこれ。

自分で全てを決める自由旅行ってすごく創造的な体験だと思うんですが、日本ではまだまだ旅行はお金で買って消費するものだと思われている気がします。短い休暇しかないので仕方ないとはいえ、いつか日本でも独創的な旅を楽しむ人が増えるといいな。

しかしコレ分厚いなぁ。。。4冊もあると。。。
今回ワゴンRだから持ってけるけど、バイクだったら無理だったかも。

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2010年1月7日

ホリエモン希望論

本屋の新刊コーナーでホリエモンの最新刊が平積みになってたのを発見したわけです。彼は最近1ヶ月くらいの間に立て続けに3冊以上も本出してます。即席ラーメンみたいに出版してるなぁ、すごいバイタリティだなぁ、と思いながら3冊ともパラパラめくって見ました。そのうちの「希望」論に目が釘付けになってしまった私。

帯の抜粋より:
僕の生き方というのは「川の流れに身をまかせる生き方」といっていいのじゃないかと思います。流れにまかせて、あえてもがかない。川を流れて下っていたら「あそこにおいしそうな果物がある」みたいなことになります。探すのでもなく、見ながらでもありません。川ですから当然、その先に滝があったっていいわけです。そうなったら「お、滝だあ」と思って受け入れるしかない。恐怖ですよ。でもそうなってしまったものはしょうがないから、「あ、落ちてる落ちてる」って思えばいいんですよ。楽しめばいいんです。

そう、この本も「俺は俺は!!」って感じではあるんだけど、あーすごいなあ、この人腹据わってるな~、余計なことゴチャゴチャ考えないんだな~、って尊敬しました。こっちは些細な事でも動揺してしまうし、それが原因で凹んで何年も棒に振ることだってある。そんなのはもういやだ、起こる出来事をすべて受け入れてよしとする、そんな秘訣があるなら知りたいとずっと思っていたけど、その答えをホリエモンが知っていたとは。

ライブドア事件のとき、ホリエモンの挑発的な発言を見聞きして「切れ者だけど、人間味のない人だなあ。もっと友好的に立ち回ればいいのに」って思ってた自分。この人にはロマンスとか友情とか一切なさそうで、それが非人間的に見えたんですね。ところがそんな自分も色々経験してくうちにだんだん、愛情とか友情とかに執着して一喜一憂するドラマを生きる自分のほうが寝ぼけてるんじゃないかと思うようになってきた。

ドラマに浸りきって浮かれたり凹んだりしている間は、できるはずの事に全く集中できてない。そういう時の自分は1年間引きこもって、どこも行かず何もしなかったりとかするわけです。それって要するに時間の無駄ですよね?結局今まで自分が「人間味」だと思っていたものは幻で、実情は単なるエネルギーの無駄使いだったのだと思います。

ホリエモンは周りの人々を観察しながら「なんで文句言いながら仕事すんの?なんで暇なのに忙しいっていうの?みんなの方がヘンだろ」って言ってる。さらに郵便いらない、総務省はいらない、文部科学省はいらない、大学まで全部タダにすればいい、法律は少ないほどいい。。。しまいにはベーシック・インカムを導入すればいい、とまで言うわけです。

どれをとっても今の日本にとっては先進的すぎて受け入れられないかも知れない。けれど、世界は確実にその流れに乗っているし、日本も無関係ではいられないでしょう。特にベーシック・インカムは面白い考えだと思う。「仕事がなければ飢え死に」という恐怖から解放されたら、日本はどんなに変わるかな。

いろんな意味で、心が自由になる一冊でした。

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2009年12月26日

ニュー・アース

最近ハマったニュー・アースという本、アメリカで500万部突破という驚異的な大ブレイクをしたらしいのですが、開いてみたらいきなり冒頭で「悟りがどうのこうの」と書いてある。。。

はあ?なんでこんなのがアメリカで流行るの?と思いつつ読んでみて後で分かったのは、原著では「enlightenment」と書いてあったのを「悟り」と訳したからこーなったのですね。

気を取り直して読んだら、非常にマトモな事が書いてあり、しまったーオイラは今まで勘違いをしていた!!とショックを受け、珍しくもう一回おさらいがしたくなって結局ぶっ通しで2回読んでしまいました。ちょっと抜粋:

(p122より)
「ただ自分らしくあればいい」というのは優れたアドバイスだが、誤解もされる。心が介入してきて、こう言うのだ。「ええと、待ってくださいよ。どうすれば、自分らしいだろう?」そして心はある種の戦略を立てる。「自分らしくある方法」だ。これも役割である。「どうすれば自分らしくあることができるか?」というのは、質問として間違っている。自分自身であるために、何かをしなければならないのか。あなたはすでに自分自身なのだから、ここでは「どうすれば」という言葉はふさわしくない。すでにある自分に無意識のよけいな荷物を負わせるのはやめたほうがいい。「だが私は自分が何者なのか分からない。自分らしくあるというのがどういうことなのか、わからない」。自分が何者なのかわからなくてもぜんぜんかまわないと思えたら、そのとき残っているのがあなただ------

上記はほんのさわりなんですが、とにかく自分が今まで重要だと信じていた事柄をドッカンドッカン破壊されまくった感じです。しかも否定しようのないロジックで書かれているのでなおさら。。。

この先、行き詰るたびにお世話になりそうな一冊でした。

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2009年11月26日

確かにスゴ本かも

スゴ本100という力作エントリがあって、これが見てみるとよくあるオススメ本一覧なんかとは全然違った観点で選んであって、説明文がけっこう説得力あります。

ジャンルとか一切関係なくて、とにかくこれはスゴイ!と思った本だけを100冊選んでリストアップしたのだとか。。。中にはかなりきわどい本も混ざっているようで、自分のような小心者は一生読むことはないと思われるものもありますが、「名前は知ってたけど、まだ読んでなかった本」については、ちゃんと読んでみようかな。。。と思ったり。

それにしても図書館行く時間なんて最近ないし、読みたい本全部買ってたらお財布も本棚も大変なことになってしまう気がする。そんなわけで手のひらに1500冊入るKindle欲しいなあ。。。ついでに早くKindleで日本語の本も買えるようになったらいいのに。

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2009年11月21日

サウナと涅槃

サウナが実はすごいらしい、という記事を読んでかなり気になっている今日このごろです。

タナカカツキのサ道(現在進行中、7ページ目まである)

マンガ入りの記事で、これでもかという位丁寧に解説してあります。
この人によると、なんでもサウナは正しい作法で入れば涅槃にトリップできるらしい。。。本当かなあ。信じられないけど、ちょっと試してみたい。

実は温泉とかによくあるサウナって、あまり醍醐味が良く分かってませんでした。特に併設されている水風呂。あんな冷たい浴槽スペースの無駄じゃないのか、と思ったりしてたんですけど、どうやらサウナはこの水風呂がカギなのだそうです。

もう一度良く読んで、近所の温泉でぜひトライしてみたいと思ったのでした。

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2009年11月19日

結婚、日本がダメなら?

男に養ってほしい女、稼ぐ女を嫌う男という記事がありました。

たしかに、アラサーの同年代で、「結婚したいけどイイ人がいない」と悩む友達が、男にも女にも多い気がします。男も女も均等にあぶれているので、単純に出会いを求めるシングル男女の数字だけで見たらマッチングも可能な気がするんだけど。。。

しかし現実問題、自分の友達で紹介したいと思えるようなペアはなかなか思いつきません。
なんでかというと、男女であまりにも価値観が違いすぎるから。orz

たとえば同級生を中心としたまわりの女性陣は、オシャレでバリバリ仕事もこなし、習い事や美容などの自分磨きを怠らない向上心旺盛タイプが多いです(自分除くorz)。でもって、求める男性像は「センス良く頼りがいのある男性」とか「専業主婦をさせてくれる男性」ときてるから、必然的にマッチング対象のパイが狭くなっているような。。。

一方、男性陣で嫁さがし中のみんなは、若い頃思うぞんぶん趣味の世界に没頭し充実した人生を送ってきたのだけれども、その結果女性との接点を逃し、女性のエスコート方法が分からないという感じの人が多い気がします。そして求める女性像は「自分の趣味を理解してくれる女性」「守りたいと思えるような可憐な女性」だったりするので、うーん、いまどきそんな大和ナデシコなレディが生き残っているかどうか疑問。。。

ていうか、男も女も向いてる方向が全然逆じゃん。どう考えても国内にマーケットがない気がする。

なので個人的には、バリバリ系の女子は欧米のジェントルマンを考慮してはいかがかと思うのです。センス良く頼りがいあって女性のエスコートも上手いシングル男性がいっぱいいますので。日本より男女関係にオープンなので、カレを独り占めできるかどうかも女性の努力次第。専業主婦はちょっと無理かもしれないけど、でも頑張りやの皆にはピッタリだ。

でもって、純粋に若くて可愛くて自分に付いてきてくれる子と一緒になりたいんだという男性はアジア他国およびアラブ諸国の女性を考慮されると良いのではないかと。なんだかんだで日本人男性のステータスは高く、夫に尽くす文化が残っている地域も多くあります。稼ぎとか出世とかルックスとか気にしない、しかも自己主張しない、でもって可愛い。癒されたい皆にはピッタリだ。

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2009年11月17日

ジガゾーパズルと哲学と

テンヨーさんが「ジガゾーパズル」なるものを出して話題になっていた事は知っていましたが、実際にどんなものか画像を見たのは初めてでした。どんな顔でも作れて、何度でも遊べるなんてすごいなー、これ。。。

で、例の3年前に挫折した"Zen and the Art of Motorcycle Maintenance"という本ですが、遅々としていてやっと1/3程度読み進んだところ。最初は延々とバイク修理と科学技術の話が続いて、とりあえずバイクといえば昔とったキネヅカ、まあギリギリ見聞きした事のある世界なのでなんとかヒイヒイ言いながらついていく状態の私でしたが、このあたりで突然哲学の話になってビックリ。

いきなりヒュームとかカントとか出てくるんですけど、私そっち方面はバイク修理以上にダメです。哲学書って、なんか言葉難しいし理屈が細かすぎてビミョー。。。しかし、意味が分からないのは悔しいので「ソフィーの世界(童話)」を参考書にせざるをえない所など、まったく本と自分のレベルが噛み合ってない感じ。つーか何か難しくね??オイラ世界をこんなに難しく考えたことは無かったよ??

ここまでの所の感想は、そんな感じ。ことごとく自分とは逆の視点で描写されているので、なかなか腑に落ちないもどかしさはあるのですが、それでも自分の考えもしなかった切り口の本というのは新鮮です。しかもこの先どんな展開になるかは予想がつかず、ちょっと楽しみでもあり。

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2009年11月13日

盛大に時差ボケ中

極夜の世界から帰国したせいか、盛大な時差ボケに見舞われております。いまのところ、日中に爆睡したのが1回、一睡もできなかったのが2回、自信満々で起きたら昼過ぎで死にたくなったのが1回。orz

いつも調布のATCで目覚めているのですが、その日はいつもと違っていて「まったく朝っぱらからバンバン飛んでるなあコンチキショー」と思って時計を見たら13:15だったという。12時間ぶっ通しで熟睡し、この間、目覚まし音も会社からの電話も一切聞こえないという完全外界遮断モード入ってました。同僚の皆さん、申し訳ないっ!

また、夜に眠れない件ですが、最近はもう午前4時を過ぎて眠れなかったら徹夜することに決定。そんな時間にうっかり寝ようものなら、翌朝起きられる保証はないし、だいたい布団の中でヒツジを数えてるヒマがあったら本でも読んでた方がマシだ!と逆ギレ中です。

そんなわけで、なるべく眠くなりそうな本を読もうと思って、3年前に意味が分からなくて挫折した"Zen and the Art of Motorcycle Maintenance" というやたら長いタイトルの本を引っ張り出してきて読み始めたのですが、辞書ひきながらきちんと読み始めたら意外と面白くて朝まで一睡も出来ず、さらに墓穴を。。。

まあ、時差ボケなんていつまでも続くものじゃないしね。今だけの辛抱!と自分に言い聞かせつつ、なんとか少しずつ調整して行きたい今日このごろです。

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2009年10月25日

色に魅せられたかな

北極圏への手みやげに何か日本らしい写真集はないかと紀伊国屋をウロウロしてたら、突然!目が釘付けになってフラフラと衝動買い(もちろん自分用)してしまった透明標本という写真集。

なんでだろう、標本なんか興味ないのに。。。なんでこんな骨ばっかの本から目が離せないんだ、どうしてこれを欲しいなんて思うんだ、標本反対な人に見られたらどうしよう(いるのか?)とか、自分で自分の事が分からなくなってしばらく考え込んでしまいました。

で、気付いたこと。どうも自分はこの写真集に収録されているものの不思議な色彩の変化に特別な魅力を感じてしまうらしい。さらに、その形状が有機的でありながら幾何学的でもある「骨格」という人智を超えた神秘的なデザインであることも右脳を刺激するようです。。

写真集としてはかなり異色な存在ですが、たとえば仕事で行き詰ったとき、これを見れば何かインスピレーションが湧きそうな気が。。。

そういう訳で久々に満足感たっぷりの衝動買いでした。

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