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2013年11月23日

アクロ撮影記@空まつり

チームRedFoxの皆さん。中央が今回のヒーロー梶くん
グライダーアクロ界の貴公子、イケメンの梶くんから「関宿滑空場で空まつり2013のデモフライトのビデオ撮影をお願いしたいのですが」と連絡が来た時は「イエッサー!私で良ければ喜んでー!」と二つ返事で引き受けたものの、実はハンディカムすら使った事がない青山です。フッ、まあ何とかなるだろうとたかをくくっていたら。。。

数日後、貸与される撮影機材の名称が判明。ふーん、HDVカムコーダ 「SONY HVR-Z1J」と仰るんですか。ふむふむ、焦点距離32.5~390mm、撮影時総質量約2.4kg。ほほう、希望小売価格が63万円ねえ。ギャアアアア!?思いっきり業務用じゃん!大丈夫か?そんなTV局が使うような機材を私なんかが触っていいのか?

これはマズイと思って、地上も空も動画もお任せのプロカメラマン、ジッタさんに泣きつく青山。(ジッタさんは空まつり主催者側でもあり、モーターパラで編隊飛行する予定だった)。「あうう~業務用カムコーダなんか使い方分かんないっす~。教えて~正義の味方ジッタさーん!」

ジッタさん自ら撮影の手ほどき、感謝!本番は本人も飛びました
すると前日のリハーサルの朝から、見かねたジッタさんが駆けつけてくれたですよ!ううう感謝。んでもって、手取り足取りビデオ撮影の基礎を教わった青山です。しかしコレ、めちゃくちゃ重くないか?一日中振り回してたら上半身もれなく筋肉痛ですよ。TV局の人すごい体力だなあ。

今回リハーサルから参加してて本当に良かった。アクロバット飛行のビデオ撮影というのはちょっと難しい部類に入る気がします。何しろ、演技を開始する高度は1500m(約5000ft)、肉眼でも点のようにしか見えません。これを、ファインダーで捉えるのは至難の業!広角なんかではまず見つからない。かといって望遠にしたまま無闇に空を探しても、見えるのは一面の青色だけ。やはり肉眼で地平線の目印と組み合わせて、グリッド状に探さないといけません。

アクロの撮影で必須だと思ったのは、無線機!ですね。最初、無線すらなかった時は、いつ演技が開始されたのか全く分からず、アワワワと言ってる間に演技が終わってしまってかなり凹みました。。。orz
無線があれば、梶くんから300mおきに高度通過の連絡を聴けるので、先に準備ができます。900mあたりでしっかり機位を確認し、1200mでカメラを「望遠+無限遠+STBY」にセットした状態で曳航中の機体を液晶ファインダーで捉えておき、そこから絶対に目を離さずにSTBY状態でずっと機体を追う。1500mの連絡が入ったらまもなく離脱なのでRECを押して録画開始。。。という流れ。

あともう一つ重要だと思ったのは、事前にシーケンスを入手して、パイロットがどんなフィギュアを飛ぶのか、撮影側でも頭に叩き込んでおくことです。ハンマーヘッド等のピンポイント技は基本的には望遠で追っていればよいのですが、ループやキューバンエイト等の大きな技は広角で捉えたほうが軌跡が美しいので、どこにそういうフィギュアが入るか事前に把握しておいた方が絶対にイイ。特に本番ではスモークが出ますから、半径大きな技は立派な見どころです。

付きっきりで助けてくれた三橋さん!本当に有難うございました
そして本番で最も大事だったのは!!何と言っても三橋さん!!いやー、純粋に遊びに来てくれただけなのに、気がついたら一日中青山の慣れない撮影をサポートして頂きました。特に、機体が太陽の中に入ってしまうと、もう絶対に視認できないので、三橋さんにはフライト撮影中ずっと日陰を作って貰って本当に助かりました。でもごめんなさい!せっかく来て頂いたのに、まったく梶くんの演技を鑑賞するどころではなかったと思います。(T_T)

そうなんです、私があまりにも未熟だったからというのもありますが、ジッタさんや三橋さんに支えて貰って、やっとなんとか撮れたようなもので、今回とても一人じゃ無理だったな~、と思いました。(もちろん一人で撮影されてるプロの方もいて、本当にすごいなと実感した次第)

今回の空まつりは、他にも嬉しい再会がたくさんあって、ウルトラクルーザーの藤田さんがデモ飛行してくれたり、オープンスカイ3.0では八谷さんがジェットエンジンぶん回してるのを目撃したりしました。あと、まーぼう夫妻が遊びに来てくれたんですよ~!これは嬉しかったなあ。

さて、今回撮影した動画が使い物になるのかどうか、私はデータを提出しただけなので正直分かりません。ほとんど手持ちだったので映像はガタガタ、たぶん音声に青山の奇声がもれなく入っていて、編集しようにもヤル気をなくされたのではないかと大変心配です。

しかし私にとっては、業務用カムコーダ初デビューという快挙でありました!
梶くん、こんな美味しい話に誘ってくれてありがとう!次も頑張るからね!
※もう二度と撮影の依頼来なかったりして。。。

2014追記:この日の動画がYouTubeにアップされていました。こちらはプロの方が撮ったたいへん美しい映像です。(青山の奇声入り動画ではございませんw)


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2013年11月17日

微妙な紅葉だったけど

なんだか冴えなかった今年の紅葉
今年も奥多摩に紅葉シーズンがやってきました。しかし今年の紅葉はご覧のとおりサッパリ冴えない感じで、赤くなる前に葉を落として丸坊主になる木もありました。

しかしそれでも、TVなどで紅葉特集などが報道されされ始めると「見に行かなきゃ」という気分になるのでしょうね。とにかく11月は都心からメチャクチャ人が押し寄せて来て、奥多摩の飲食店のキャパシティが一時的にオーバーフローするのが恒例です。

いつもはガラーンとした散策路も、11月になれば行楽客で数珠つなぎになります。そんな時期しか知らずに「奥多摩は死ぬほど混んでるなあ」と思った方も多いんじゃないかと思うんですが、違うんですよ!普段は貸し切りですよ!9月、10月に来れば大自然独り占めできますよ!

。。。と言ったところで、世の中が変わるわけではなし。例のごとく絶景カフェの「ぽっぽ」も11月の週末には、なんで!!?という位の激混みになります。例のごとくお手伝いに行ってきたんですが、ときに1時間待ちをご案内しなければならない時もあるほどでした。

この時期は予め混むと分かっているので、お店の側も休み返上で連日大量に仕込みをしたりして、なるべくスムーズに注文を受ける努力をしています。しかし、シーズン外は1日開けていても誰も来ないような静かなお店。オペレーションも1人で全てを回せるように最適化されているわけです。

普段は人がいないからお店も貸し切り状態なのに、勿体無い話です。特定の月に集中するのではなく、もっと平均的に人が来てくれれば良いのですけどね。。。

ちなみに今回は、ヨヘイさんが自慢の採れたて新鮮ワサビをお店に卸してくれました!
おみやげに、なかなか好評でしたよ。

この11月はぽっぽの手伝い以外にも、デザイン関係の仕事の依頼がきたり、グライダー撮影の代打を頼まれたり、なんで!?という位引っ張りだこでした。いやー青山がこんなに人気者とは知らなかった!(違う)

そんなこんなで、放課後も週末も返上でちょっと寝不足が続いた11月でした。いつか、落ち着いて紅葉を愛でてみたいものです。

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