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2010年4月27日

仕事の引継ぎ開始

今日はオフィスに新しいデザイナーさん達が一気に4名も来てくれました!全員、青山の引継ぎです。って実際のところ、ヘボ青山ごときの引継ぎに4人も必要なワケないだろうと思った方、その通りでございます。orz

実は、給料泥棒兼遅刻大魔王の青山が6月から姿をくらます好機を捉えて、思い切って事業拡大しよう!というナイスな計画が急浮上してきまして。。。早い話が、「GW挟んで残り1ヵ月に満たない挑戦的なスケジュール内に、4名の新人さんに引継ぎを実施する」という大役を任せて頂いたわけです。光栄であります。しかもOJTも兼ねてプロジェクトは軽く3倍に増量決定。ははー、有難きしあわせ。

ですが素晴らしいことに、来てくれたデザイナーの皆さん、私なんぞがお教えするのが恐れ多いほど才能ある人ばっかりなんです。1を言えば30くらい分かってくれる人ばかりというか。いや~、いまだかつてこんなにデザイン話の通じる人々と一緒に仕事したことは無かったので、正直かなり嬉しい。ていうかむしろ、いろいろ教えて欲しい位です。

それは全然苦しゅうないんですけど、いきなりプロジェクト3倍は予想外でした。いや、ホントは5倍くらいになりそうだったのを必死の主張で3倍くらいで勘弁して貰ったというか。(ただし、私以外のメンバーがこれしきの出来事で騒いだことはありません。各自倒れるまで黙って働くのがIT系の華ですからねぇ。。。私なんかヘタレもいいとこです、ホント)orz

そんなわけで、平日は会社で引継ぎマシーンとして稼動することが確定したので、残された週末しか旅行の準備(主に部屋の荷物の整理+車両のテストと手入れ+情報収集)が出来ません。あれ~おかしいなあ。こんなはずじゃなかったんだけどなあ。

会社のほうがそんな感じになってきたので、最近は家に帰って寝るだけの生活です。年初から毎日お弁当で頑張っていたのですが、ここ1ヵ月ほどはお弁当を作る気力もなくジャンキーな食生活に逆戻り。毎日のお風呂が家での唯一の楽しみでしたが、最近はカラスの行水すら出来ずに倒れて寝てしまうことも増えてきました。う~~~ん。そこまで寝てるくせに毎日もれなく大遅刻しまくるのってどうよ。

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2010年4月25日

自作飛行機その後

神奈川県の山の上のアトリエで自作飛行機(FK12コメット)を製作中のマリンアートさんとタイラップさんを訪問しました。

昨年10月に初めてお邪魔した時はまだ機体がホネホネだったのに、今はもう胴体も翼もすっかり白い外装に覆われて今にも飛べそうな感じです。いやーあまりの作業スピードの速さにビックリ。。。。

この日の作業は、カラーリングの位置決めでした。この機体がどんな風に塗りあがるのだろうと思うとワクワクですが、こんな巨大かつ立体的なものに色を塗るなんて私のようなシロウトには手順がサッパリ分かりません。

見ているとマリンアートさんが機体を覆ったセロファンの上になにやら印をつけています。これで大まかな境界線をつけているのだとか。その後、長いステンレス定規みたいな金属板をうにょんと曲げて、印と印の間にキレイな曲線を描いていくではありませんか。

「あのー、これは立体的な曲線を描くための専用道具なんですか?」
「ははは、いや~違うよ。あるものを適当に使ってるだけ。でも上手く曲線が出せるでしょ。笑」

さすが!ものづくりのプロは使えるものは何でも使って完璧に仕上げていくんですね。

この自作飛行機キット、プラモデルみたいな説明書があるわけじゃないので、まさに自分で考えながら組み立てていくしかないらしいです。色塗りなんかに至っては説明どころか前例だってないわけで、カンが働く人でないと仕上げはかなり難しいんじゃないかと思います。

マリンアートさんの隣では、タイラップさんがFRPでなにやら怪しい部品を作ってるし。。。
ここは一体どーなってるんだ!?な山の上のアトリエでした。
とっても楽しかったです。有難うございました♪

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2010年4月24日

ヒミツの収納場所!?

知ってる人にはヒミツでも何でもないのかも知れませんが。。。

ワゴンRの助手席の下に変なプラチックの箱みたいなのがついてるのを見て、いつも「一体この物体は何の意味があるんだ?」とずっと不思議に思ってました。外から見ると何かの容器のようなのだけど、どうやってその容器にアクセスしたら良いのかサッパリ分からず。

しまいには、「これは安全上の理由から、座席の下にモノを置くなというスズキからのメッセージに違いない」と、かなりオリジナルな理解に落ち着き、それ以上深く考えることはありませんでした。。。

が、ある日!助手席の座面の後ろ側に謎のベルトが飛び出しているのを発見!なんじゃこれは?と引っ張ってみると、カチンと何かが解除されたような感触があります。も、もしや。。。。

謎のベルトを引きながら、助手席の座面を手前に持ち上げてみたら。。。。おおおおおっ!!!こんな所に秘密の収納スペース発見~!! (いや、知ってる人には秘密でも何でもないと思いますが)

いや~、この時の感動は。。。言葉では表せません。。。(゚皿゚)

早速、置き場所に困っていたクロスレンチだとか牽引ロープだとかブースターケーブルだとかをぼんぼん放り込んで「うおおおお車内が広くなった~!」と一人で喜んでました。

ところでロシアの税関って、こんな場所までチェックするんだろうか?
少なくともアフリカの税関だったら絶対にこんな所チェックしない。というか、気付かないと思う。(まあ、日本の税関だったら必ずチェックするでしょうけどね。コンテナごとエックス線照射したりして)

いろんな意味で嬉しい発見でした。ワゴンR、なかなかやるな。

※追記:実際に国境で車内を「目視検査」されたのはロシア出国時とモロッコ出国時のみ。ドア開けて係官に中を見せて、車内が寝袋やら食料やらであきらかに旅行者でございといった状態であれば(密輸の可能性がなければ)、それ以上は追求されません。というわけでこんな座席の下なんか絶対に誰も見ないので、場合によっては貴重品などの隠し場所にも良さそうです(自己責任で)。

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2010年4月22日

ガソリン携行缶の日よけ

立派なキャリアも作ってもらったし、安心して5Lガソリン携行缶を2個も積載できるようになったのですが、複数の識者の方々から

ガソリンの入った缶を直射日光に晒して高温な状態にするのはいかがなものか

というご指摘があり。。。確かに皆さんの仰る通りだと思って自分なりに対策を考えていました。

ただ、今年の春はなぜか寒い日ばかりで、正直まだまだ日よけの重要性を感じるほどではなかったんです。そんなある雨上がりの日に、ふとガソリン缶を見てみたら、大事な給油口の窪みにたぷたぷ雨水が溜まっているではありませんか!

うわ。。。こりゃ出発前に一発で錆びるな。。。

赤い塗装部分は多少のことでは錆びたりしませんが、給油口のフタはむき出しの鉄なので話が別。一刻も早く何かで覆ってやらないとマズイ!そう思って100円ショップでバーベキュー用の頑丈なトレーを買ってきました。ちょうどぴったりサイズ。素晴らしい。

せっかく覆いが手に入ったんだから、ヒート対策の断熱材も入れようと思って、これまた100円ショップで台所用の薄手のアルミ蒸着マットをゲット。これを、トレーに収まるくらいのサイズに何度も折りたたんで、厚さ2cmくらいの断熱層をつくります。

そのままだとガソリン缶のフタに当たる部分の収まりが悪いので、ちょうどそこだけカッターで丸く切り取ってやりました。これを両面テープでトレーと組み合わせれば、ピッタリ立体的な日よけの出来上がりです。

さっそくラチェットベルトで固定してみたら、なかなか良い感じ。ふっふっふ。
これで雨の日も真夏日もなんとかしのげそう。

※追記:実は2枚のこの日よけですが、ロシア本土初日のVanino~Lidogaの悪路の途中でタイベルトが緩み、片方ふっとんでしまいました。非常事態(探しに行く時間なし)だったのでとりあえずグラウンドシートを折りたたんだものを日よけ代わりにしましたが、風圧でめくれてほとんど意味ナシ。そのまま40度超の灼熱のロシアの夏を走り通し、西アフリカの40度超のサバンナ地帯も走りましたが、携行缶には異常ありませんでした。というわけで、ガソリンの規定量(4.5L)さえ守ってれば、直射日光に晒しても破裂の心配はないと思います。

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2010年4月20日

GARMIN地図揃いました

ついに。。。。全部揃えてしまいました!ガーミンの海外地図3種。世界地図、ヨーロッパ全図、ロシア大都市圏、どれも日本では高価な地図なので、まさか全部揃えられるとは思ってなかったけど、いろいろと予算をやりくりした結果ついにGARMIN nuvi250のポテンシャルを全て引き出すことが可能に!!!(T_T)

せっかくなので、それぞれの地図の特徴を比較してみようと思います。

■GARMIN MapSource World Map
まず、今年の1月ごろ、一番最初に手に入れたのがGARMIN World Map (世界地図)でした。元々の目的は、シベリア(ロシア東部)や西アフリカなどのちょっとワイルドな地域をGPSでカバーすることだったのですが、データがちょっと粗くて参考程度にしかならない事が判明。それでも、辺境地ではないよりはマシなので助かります。

いちおう全世界の主要な道路と都市名は網羅してあるのですが、どのくらい粗いかというと、たとえばモスクワを表示してみると。。。。なんか下手くそなダニの絵みたいなのが出てきました。あああああ都市圏では使えない!


※追記:補足します。私がロシア横断したときに一番役に立ったのがこれだったのは確かですが(道路データは古いしナビ機能も使えないものの、町や村の名称や河川などの位置関係はわりと正確で、紙の地図と照合しながら行けばほぼ現在地を把握できた)。。。。しかし!
今では、ロシア行きの方にはOpenStreetMapをお勧めします。
その後いろいろと縁あってOpenStreetMap(以下OSM)を知り、辺境地でのOSMの強さに感動しました。OSMだったら市街地図まで全て網羅されています!その後、2012年までの間に3組の友達がクルマでロシア横断しましたが、ロシアとアフリカに関しては全員にOSMを推薦し、実際にそれで出発した結果、ロシア横断はOSMで十分!OSM最高!というコメントを貰っています。しかもOSMは無料です。


■GARMIN MapSource City Navigator Russia NT
そこで、4月にやっと手に入れたGARMINロシア大都市圏(ロシア西部)のMapSource CityNavigator Russia NT (microSD/SDカード版)、いいよねっとで16800円。これで、上記と同じくモスクワを表示してみると。。。


同じモスクワなのにこんなに違います!これだけ詳しければ初めてのモスクワも絶対迷わないぞ!って感じ。ただ、残念なのはモスクワとサンクトペテルブルク周辺しかカバーされてない事か。。。。(載っているのはノヴォシビルスク以西の主要都市のみ。ロシア東半分を占めるシベリアでは全然役に立ちません)

※追記:私がロシア横断してた当事はまだOpenStreetMapを知らなかったので、都市部はこれに頼るしかありませんでした。しかし結局、都市から離れると地図データが存在しない、というのが最大の欠点。。。しかも、横断者にはけっこう重要と思われる都市が収録されてなかったりして苦労しました(西側ではチュメニやヴォロネジが×、しかも重要なシベリア側は全滅です)。
というわけで、いまは迷わずOSMの使用をお勧めします。OSMにはかなり正確なロシアの都市地図が入っているので、中途半端なCity Navigatorよりもお勧めです。


■GARMIN MapSource City Navigator Europe NT
一方で、2月に入手したGARMINヨーロッパ全図ですが、こちらは超高価なだけあってなかなか大したものです。ためしにフランスのパリを表示してみると、こんな感じ。


いいですねえ~。nuviにプリセットされている日本地図と全く同等のクォリティです。これだけの精度で北はスカンジナビアから南はスペインまで、EUの全ての国々をカバーしています。かなり無敵です。

本当は、前回のアフリカの時のように紙の地図だけで旅行をやりくりするのが基本なのでしょうけど、アフリカに比べてヨーロッパは段違いに道が細かいので、大雑把な地図では全く役に立たないのです。たとえば日本全図を片手に東京の都心部を歩くことを考えてみてください。なんかヤバい感じがするでしょう?笑

あの時は時間がいくらでもあったから良かったけど、今回の旅行は半年でなんとかしたいので、街に入るたびに1日がかりで迷子になってるわけにはいかないのです。というか、できれば最も迷いやすい大都市圏こそ短時間でスルーしたいという思いもあり、ガーミン製品に資本投下しまくったのでした。

ええ、満足してますよ。。。。でもちょっとやりすぎたかな。。。。
いくら突っ込んだのか、あまり考えたくないなぁ。。。orz

ユーラシア大陸3往復くらいしないとモト取れないんじゃないか。(爆)

※追記:実際にヨーロッパで使ってみましたが、これは本当に良い買い物だったと思います。何しろヨーロッパ全土をくまなくナビして貰えるので本当に有難いです。ロンプラに載ってる宿泊施設を探す時や友達の家を訪ねる時も住所検索一発ですし、スーパーやキャンプ場だけでなく車中泊できるパーキングまで検索できます。また、ネットで調べたキャンプ場のサイトやパンフレットなどには丁寧にGPS座標まで掲載されていたりするので、これひとつでかなり時間の節約になりました。詳しくはこちら

※道がわかるだけで御の字みたいな辺境地では無料のOSMで十分ですが、ヨーロッパのような物価の高い先進国では食費は宿泊費をどうやって浮かせるかが重要課題です。ですから地図にスーパーやパーキングの情報が含まれているかどうかは旅の予算を大きく左右します。高価ではありますが、ヨーロッパに1ヶ月以上滞在するのであれば、GARMIN純正マップをお勧めします。情報量だけでモトがとれると思います。


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2010年4月17日

コンテナ倉庫借りました

当初の予定では、半年ポッキリで帰国するからアパートは維持しておこう。。。と思ってました。今のアパートがすごく気に入ってるからです。駅チカで、庭付きで、バイク2台も置けて、ワンルームなのに16平米もあって、東京の都心まで急行30分の好立地なのに家賃は共益費込みでたった4.6万円!! 東京でこんな好物件、2度と出会えな~い(ToT)

最初は、6ヶ月の賃料だから27万円あれば問題ないな。。。。と思って、旅行期間中の家賃を前払いする相談を不動産屋さんにしたんですが、なんだかんだで更新費用+火災保険が入り、旅行の前後の月の分も全部足すと10か月分+α払うことになって、あっという間に50万円のお見積もり。ちょっと待て~。どこで間違えたら見積もりが2倍になるんじゃ~!

しかも、旅行中に何かあった場合、1ヶ月帰国が延びるごとに4.6万円の家賃がかかりつづけます。いくら賃料が安いとはいえ、住んでもいないアパートを家財道具の倉庫としてとっておくにはあまりにも贅沢すぎる。

というわけで、思い切って近所のコンテナ倉庫を借りることにしました。3畳近い大きめのコンテナで、賃料は月々1.5万円。敷金と契約料込みで1年間まるまる借りても20万円で済みます。50~60万かけてアパートを維持し続けることを思ったら、30万円近くもオトクです。しかも、万一旅行期間が延びたとしても月々1.5万円の負担で家財道具が維持できるのは、心理的に全然気が楽だし。

本当は家財道具も含めて全部処分してしまえば良いのですが、今回の旅行は半年程度の短いやつなので、そこまでやってしまうと帰国後の生活再建が大変です。やっぱり大事な書籍とか、洋服類とか、机とか冷蔵庫とか洗濯機とかいった品物を、半年後に全部買いなおそうと思ったら。。。。コンテナ倉庫借りて荷物一式キープしてたほうが安いと判断しました。

でも、旅行期間が1年以上に及ぶ場合は、全部処分したほうが安上がりになる可能性もあるんですよね。この辺は計算が難しいところです。(^_^;)

もちろんアパートは6月中旬で解約です。「あの~、どうも海外出張が予想より長引きそうなので、やっぱりアパートは解約させてください」とかなんとか。。。一応不動産屋さんに対しては真面目な会社員のフリをしている青山、まさか「ワゴンRで大陸横断しま~す♪」とは言えず"海外出張"という事にしてお茶を濁してたりして。。。

さて問題は、今の家財道具一式を3畳に満たないコンテナ倉庫に引越しさせることです。たぶん、マトモにやったら入りきらないので、不用品はどんどん処分して生活レベルを縮小する努力が必要かも。引越し作業も大変そうだなあ。。。はふぅ。。。

といいつつ、必要最低限のシンプルな生活にもちょっと魅力を感じる今日このごろです♪


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タイヤ交換の手順

備忘録としてタイヤ交換の手順をまとめてみたいと思います。
それぞれの手順にはちゃんと安全上の理由があるんですが、つい忘れてすっ飛ばしたり。。。ていうか、この手順自体も私のうろ覚えなので正しい保証はありません。(爆)
※もし間違ってたら訂正しますのでツッコミ入れてください。

【タイヤ外しの手順】
1.平坦な場所でギアをパーキングにいれ、サイドブレーキを引く。
  →坂道はNG。ジャッキが外れやすく危険。車両が転がり出す恐れも。
2.交換するタイヤの対角線上にあるタイヤの前後に輪留めを設置する。
  →クルマが転がり出してジャッキが外れるのを防ぐ。
3.車体の下にスペアタイヤを置く
  →万一ジャッキが外れた場合の保険です。※重要!
4.タイヤが接地している状態でナットを軽く緩める(トルク解除のみ)。
  →ジャッキはまだかけません。理由は、最初にナットを緩める時
   エイヤーと力をかけます。このときタイヤが空転してはいけないし、衝撃で
   ジャッキが外れたら危険だからです。
  →一方で、この段階でナットを緩めすぎると車重がかかりすぎてよろしくないです。
   あくまでトルク解除にとどめるのがポイント。

5.ジャッキでボディを少し持ち上げ、タイヤが軽く接地している状態で
  ナットを対角線の順に緩める(まだ外さない)。
  →この段階ではクロスレンチなどの工具でナットを緩める。
   まだタイヤに車重かかってるのでナットはつけたままにしておく。

6.タイヤが浮くまでボディを持ち上げる。ナットを完全に緩めてタイヤを外す。
  →このとき、地面に近いほうのナットを後回しにするとタイヤ脱落防止になる。

【タイヤ装着の手順】
7.古タイヤを車両の下に入れ3と同じく保険をかける。
8.新しいほうのタイヤをボルトに引っ掛け装着する。
  →ルーフに近いほうのボルトどれか一つでもタイヤの穴に入りさえすれば、
   少しタイヤをこじるだけで残り全部のボルトも自然に穴に入る。

9.そのまま全部のナットを手締めする。
  →地面に近い方のナットを先に付けるとタイヤが安定する。
  →クロスレンチで軽く増し締めしておくとさらに安心。
10.ジャッキを少し降ろして、タイヤが軽く接地している状態で工具でナットを
  対角線の順に締める(本締めはしない)
  →この段階ではトルクをかけすぎないこと。万一ジャッキが倒れたら大変。
11.ジャッキを完全に降ろして外す。ナットはすべて対角線の順に本締め。
12.忘れる前に2で設置した輪留めを外す。
13.1キロほど走ってホイールとナットを馴染ませてから、もう一度ナットを本締め。
  →ナットの奥がテーパー状になっているため、少し走らせると装着時のゆがみが
   緩みとして出てくる仕組み。


ポイントは、それぞれの段階で「作業のインパクトでジャッキを倒さないよう気をつける」ことと、「タイヤに余計な車重をかけないよう締め付けトルクでコントロール」ということの組み合わせなのかなぁと思いました。

ああああちゃんと覚えてられるかなぁ~~~(ToT)

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2010年4月16日

タイヤ交換練習その2

前回、タイヤ交換練習をして己のダメさ加減を思い知った青山です。

まず、不整地でのクルマのタイヤ交換で一番怖いのはジャッキが外れて車体が落ちること。これは想像以上の恐怖だったかも。。。何の支えもない状態で落ちたら2度と持ち上げられないし、手足の上にワゴンRが降ってきたら怪我なんてもんじゃ済まないなぁと。

そういう観点で考えると、小さな車載ジャッキは接地面が小さすぎてヤバいという事が分かりました。こんなシロモノに命預けるのはかなり勇気が要ります。そこでビビリな私はもうちょっと信頼性の高いジャッキをゲットしてきました。KTC製のPJ-8というやつです。

これは2000ccの乗用車まで使える頼もしい味方(能力800kg)。本当はワゴンRはPJ-6(能力600kg)でも良かったんですが、大は小を兼ねるだろうと思ってPJ-8にしました。想像以上に頑丈な造りと、接地面積が広くて安定感が増したのが嬉しい。よーし、これならビビらずにジャッキアップできるぞ!

あともうひとつ。不整地ではジャッキの下に板を敷くと良い、というので樹脂製のまな板を使ってみたんですが、これはNGでした。。。えーと理由は。。。樹脂だとジャッキ本体がツルツル滑るから。。。(^^;) 次回は100均でゲットした木製のまな板で再挑戦してみたいと思います。

タイヤ交換でもうひとつ懸案だったのがクロスレンチがNGだった件。。。これは青山特有の問題なので普通の人は心配する必要ないんですが、前回のチャレンジでは、クロスレンチを使った場合、私の力では全然足りなくてタイヤのナットが外せませんでした。。。orz

ていうかクロスレンチも使えないような非力さってどうなの。しかしながら、どうも体力の問題だけじゃなく体重(約35kg)の問題というのもあるらしい。。。とにかく、このままじゃ立派なジャッキがあっても全く意味がないので、オートバックスでエクステンション付きのレンチ(写真参照)を買ってきました。

どーだ!今度こそ自力でタイヤ交換してやるぜ!
と、エクステンションをMAXに伸ばしてウリャアアアアとトルク解除してみたんですが。。。感想は。。。私の力でギリギリかな。。。?ふぅ。。。

私の場合、エクステンションをいっぱいに伸ばして思いっきり全体重をかけてやっても「いちおう許容範囲ではあるけど、一般の基準からすると弱め」程度にしか力が伝わってないらしい。ということは、タイヤ交換は力いっぱいやらないとマズイということね。。。

※普通の人(特に男性)はクロスレンチで十分です。力ある人が必要以上に長い工具を使うとトルクかかりすぎて危険なのだそうです。

。。。。そんなこんなで、工具のセレクションはなんとか落ち着きましたが、最大の課題は。。。
タイヤ交換の手順を覚える
ことでしょうか。。。。

次回、手順を紹介したいと思います。

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2010年4月14日

ASK21が帰ってきた!

去年からずっとオーバーホール修理で外国に渡っていた複座グライダーのASK21が、やっと富士川滑空場に戻ってきました!これでやっと練習が再開できます!
。。。。って、そーじゃない。今それどころじゃない。

ピカピカになって帰ってきたASK21の写真を撮りまくる間もなく、隅っこでタイヤ交換の練習をさせて貰っていた私。。。。まだタイヤ交換は一人じゃ危なっかしいので、先輩がちゃんと見ててくれる滑空場でしか練習できないというヘタレな事情がありまして。。。。orz

ウンウンいいながらジャッキと格闘していたら、「お~い、後ろ空いてるよ~!乗って!」
えっ!?ちょっと待ってくださーい、まだホイールのナット締め終わってないんです!「タイヤなんかいいから!来て!早く!」見ると滑走路のほうで皆が呼んでます。えええなになになに~!?

滑走路に駆けつけると、ピカピカの翼になったASK21が発航体勢に入っていて、見ると後部座席が空いてるではありませんか。えええ~いいんですか~。嬉しすぎる~♪♪
気が付いたらあれよあれよという間に滞空王子とタイラップさんがASK21の後ろに私を乗せて飛んでくれました~!うそ~!すごーい!ASK21飛び初め~!!富士山キレイ~!空から花見~(ToT)/キャー

2発連続の有り得ないタナボタフライトにひととおり大興奮して帰ってきてから、タイヤ交換やりかけだった事を思い出し、慌てて戻ったら大先輩のスリーブリッジさんが「あ、タイヤの続きならやっといたよ~」と笑顔でニッコリ☆ あら~、やっちゃった~(^^;)

そんな感じで、この日も先輩方のお世話になりっぱなしでした。感謝です!
(いつも全然貢献できてなくてスミマセン)

午後にはダチンコのぴろろ一家が滑空場に遊びに来てくれて、お子様達と一緒にエクストラ200の後部座席で空のレクチャーやら記念撮影など。

ぴろろとは若かりし頃いろいろと同じ会社でアレな事をしでかした仲ですが、彼女は今ではすっかり素敵なお母さんです。うーん、彼女が子供をあやしてる姿を見ると、こっちまでニッコリしてしまうんだよなあ。

ダチの私が言うのもなんですが、彼女はいつまで経っても魅力の衰えない美女だと思います。

その時のお気に入りの一枚を本人に無断でアップしてみる。
ぴろろすまぬ。

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2010年4月13日

ワゴンRでエコラン花見

いつもの年なら一人でも花見に出かけてしまうほど桜が好きなのですが、今年は会社の仕事と旅行の準備で多忙な毎日。。。もう諦めるしかないと凹んでいたところ、空の先輩タイラップさんから「箱根にいい桜あるよ~」とお誘いが。

せっかくだからと、キャリアに荷物満載状態でのテスト走行を兼ねさせていただくことにしました。前日にホームセンターをハシゴして、ラチェット式タイダウンベルトを入手。ガソリン携行缶は2つともわざと満タンにし、スペアタイヤと合わせて合計30キロ近い重量をキャリアに搭載。さてどうなるか。。。

素晴らしいことに、運転ドヘタクソな私に代わって走り屋ベテランドライバーのタイラップさんがワゴンRを運転してくれることになりました。荷物ナシであれば東京~富士川滑空場の往復300キロで15km/Lくらい出してくれるワゴンRですが、気になるのは、これだけ荷物満載+2人乗りでワゴンRの燃費がどう変化するのか?しかも今回は箱根周辺のワインディングをつなぐ起伏に富んだコースで、燃費が悪くなる要因だらけです。

「燃費?そんなのドライバーの運転次第でカンタンに良くなるよ~♪」と爽やかスマイルで運転するタイラップさん。んんー?同じワゴンRなのに確かにタイラップさんの運転のほうがスムーズで軽やかな乗り心地だ~。私の運転と一体何が違うんだろう。

「余分なブレーキを踏まず、なるべくアクセルワークを一定にするんだよ。あと、十分に車間距離をとること。そうすれば前の車の影響を受けにくくるからね。」
おお~、まるで運転免許試験場の安全講習のような模範解答だ。だけど、講習で聞いた分かったつもりになってるのと、実際にそういう運転を横で体験させて貰うのとでは目からウロコ度が全然違います。
「まあ、今日の燃費を見ててごらん。」

そして桜の名所をつなぎながら、アップダウンの多いワインディングをワゴンRで軽やかに駆け抜けていくのでした。しかもゆったりと安定した運転なのに、なぜか時々コーナリングで自分より速いクルマを引き離したりしてます。うーん、不思議だ。。。

とはいえ、加工済みキャリア、てっちん付きのスペアタイヤ一本、満タンのガソリン携行缶×2、大人2人乗り、プラス箱根のワインディングだらけの峠道を走ってるわけですから、やっぱりどう考えても従来より燃費は悪くなるはずでしょう。タイラップさんがどんなにエコランの達人だろうと、ここまでの悪条件を挽回できるとは思えません。。。。が!?

その後、燃料がカラになる寸前の330kmまで走り倒して燃費を計算してみたら。。。。私が今までソロの空荷で運転してた時と同じ15km/Lを叩き出しているではありませんか~っ!!

いやー、恐れ入りました。今まで燃費のあれこれをクルマのせいとか荷物のせいとか坂道のせいとかにしてきましたが、実は一番燃費に影響するのはドライバーの運転方法だったのですね。

タイラップさんのお陰で箱根のお花見も堪能できたし、ワゴンRのエコラン底力も見せてもらったし。
言う事なしの一日でした!!

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2010年4月9日

カルネ有効期間の注意

最近あれこれ頭を悩ませているカルネ申請書類ですが、申請がギリギリになってはいけないと思い、JAFに問い合わせてみました。

「すみません、書類を出してからカルネ発行までは何日かかるんでしょうか?」
「カルネ自体は7営業日くらいで出来ますが、国際ナンバーが最低でも10営業日くらいかかります。」
「てことは、国際ナンバー制作にかかる日数を見ておけば良いわけですね」
「ええ、そうです。ですが申請がGWにかかると、かなり遅れが出ますので注意してください」

うあああそうであったーーー!!あまりボケーっとしているとGWに突入してしまうではないか!こりゃいかん、カルネ書類作成を急ごう。スペアパーツリストもまだ未完成だけどさっさとJAFに提出するのだ!

と、お尻に火がついてうりゃああああああ!と頑張ったら、とりあえず書類だけは一通り揃ってしまいました(形だけ)。やればできるじゃん私。もしや今日にでもJAFに提出できるのでは?と思い、再びJAFに電話。。。。

「書類揃いました。GW入る前に提出しようと思うんですが。。。」
「わかりました。ところで帰国予定はいつですか?」
「いちおう来年の初春に帰国する予定ですが」
「1年未満ということですね。じゃあ今申請してもカルネ有効期限は問題ありませんね」

あれ?書類提出の話をしてたのに、なんで帰国予定とカルネ有効期限の話になるの??

「あのー、カルネ有効期限は旅行の出発日から1年間ですよね?」
「いえ違います。日本でカルネをお渡しした日から1年間です。」

なにぃぃぃ~~!?国際免許と同じ仕組みか~~~!!!

その話をきいた瞬間に、カルネ申請書類はGW明けに出そうと考え方が180度変わりました。

もし焦って今すぐカルネ申請をしてしまうと。。。。たぶん今月中にカルネが発行されてしまうので、有効期限は来年の4月までになってしまうわけです。出発は6月だから、それって2ヶ月分の損じゃん!!! いや、来年4月までにはとっくに帰国してる予定なんですけど、途中で何が起こるか分かりませんから、有効期限はなるべくMAXに長く確保しておきたいのです。

ていうか、スペアパーツの選定もまだ終わってないのに申請出さずに済んで良かったよ。。。これからテスト走行してみて、あれが足りないこれが足りないとかってまだまだ出てきそうですからね。GW明けまで時間があれば、そのへんもある程度は固まってきそうで安心です。

公的書類の有効期限で最大限「得」をしようと思ったら、結局出発ギリギリにあらゆる申請を出しまくるしかないわけです。だから出発直前は必然的に書類関係が忙しくなるのね。。。身をもって体験中です。。。。(T_T)

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2010年4月8日

車載インバータと電気製品

ドライブ中に電気製品を充電できる車載インバータなる便利な道具があります。オートバックスとかで普通に売ってるものなので、簡単に手に入ります。

これで、ワゴンRを運転中にノートPCを充電したりする計画です。車中泊の旅行を計画している以上、壁のコンセントは基本的に使えないと思ったほうがよいので。。。

左の写真の製品は、コンセント部分が一口しかない小型タイプですが、ファンレス設計でとても静かなのが気に入りました。

実はもうひとつ、ファン付きのもっと薄型のやつも買ったので、車載インバータは合計2つあります。薄型のほうは、コンセント1口+USB1口なので、iPod Touchの充電に便利そうだなと思って買いました。

で、一見すると、薄型のインバータのほうがコンパクトだしUSBまでついてて便利かな?と思ったんですが、実際に2つを使い比べてみて思ったのは、やはり上の写真のゴツい車載インバータのほうが安定していて信頼性は高いと感じました。
(やっぱり薄型で2口もつけたりすると設計に無理があるんでしょうか。薄型のほうはファンがすごくうるさくて、落ち着かない感じでした。でも勿体無いから両方もっていきますけど)

車内で充電する予定のものは、「ノートパソコン」「iPod Touch」「充電式乾電池(eneloop)」です。どれも、車載インバータで運転中に問題なく充電できました。しかし、3種類の機器を充電するにはコンセント1口ではやや忙しい感じになるので、同じファンレス設計の静音タイプのをもう一個くらい検討しても良かったかも。

追記1:上記の車載インバータは廉価品でどちらも矩形波の出力になります。iPod Touch、携帯電話、エネループ充電器等の小型デバイスは矩形波でも問題なく充電できます。ただしノートPCはちょっと微妙です。今回、私のノートPCはたまたま相性が良くて、旅行中ずっと問題なく充電できましたが、PCの種類によっては矩形波で使い続けると故障する可能性があります。もしACアダプタから明らかな異音がする場合は使用をやめ、安全な正弦波インバータを導入されることをおすすめします(より高価ですが)。

※追記2: 旅行の途中、ロシアで中古の携帯電話を入手してからは、上記の電気製品に加えて、携帯電話を優先的に充電するようになりました。ロシア携帯の充電器に、C型プラグ(ロシア/ヨーロッパ)→A型プラグ(日本)に変換するアダプタ(ヨーロッパで購入)を装着して、無理やり車載インバータで充電してたんですが、スペイン製の変換プラグの精度がイマイチで充電には苦労しました。。。(C→Aは日本では珍しいのでAmazonでしか手に入らないかも知れませんが、高いものではないし、出発前に信頼性の高いものを1つ買っておいたほうがよいかも)

※なお、当然ですがA→Cプラグ変換アダプタは日本を出た瞬間に必ず必要になります(ロシア、ヨーロッパ、西アフリカはすべてC型なので)。こちらは珍しくもなんともない代物で、旅行コーナーで沢山売ってますから、最低1個は買っておくべきです。できれば2個くらいあったほうが便利かも。

とはいえ、たまには安宿に泊まったりすることもあるでしょうから、車載インバータだけでなく、壁コンセントから充電することも想定しておいた方が無難です。すると海外に持っていく電気製品は、なるべく100-240V対応であるほうが望ましいということになります。(ノートPCやiPod Touchなどは100-240V対応ですが、エネループの充電器などは値段の安いものだと対応してないので要注意です)

日本は100Vの国なので、ヘアドライヤーなどを筆頭に100Vにしか対応していない電気製品が沢山ありますが、これらを変圧器なしで電圧の違う国で使うと故障・発熱の危険があります。じゃあ旅行用の変圧器を買えばいいかというと、現実問題として小型変圧器といえどやたらと重いので、バックパックに入れて持ち運ぶ気にはなりません。
というわけで、できれば最初から100-240V対応済みの電気製品だけを厳選して持っていったほうが身軽でよいと思うのでした。


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2010年4月7日

板倉でFOXアクロ飛行

毎日のように旅行の準備の話ばかり書いて、青山は会社辞めたのか!?と思われてる方がいるようですが、そんなことはありません。今でも変わりなくオフィスに通勤しております。

というわけで平日は自由に動けませんので、結果的に週末にあれやこれやをまとめてドーンと実施することになります。なにやら最近やたらと週末が忙しくなったと思ったら、そういう事だったのか。

ですが先日、車両の準備が前倒しで終わったところにタイミングよく大先輩から板倉滑空場へのお誘いがあったので「行きます~!!」と即答。実は板倉滑空場(群馬)は、前から行ってみたかったんです。だから、今回のお誘いは願ったり叶ったりでした。

お誘いくださったベテラン女性パイロットのKさんがFOXというアクロバット用のグライダーを所有していて、世界選手権に出場予定のお兄さんがこれに乗ってみっちり曲技飛行の練習なのです。「ループして。。。ハンマーヘッドやって。。。背面入って。。。」などなど、ドシロートの私には凄すぎて「???」な会話が飛び交ってました。(0_0)

このFOXというアクロバット機がすごいんです。グライダーだから当然、エンジンはついてません。曳航機で3000ft以上にあげてから、その高度をスピードに変換して宙返りでも背面飛行でも何でもやってしまうのです。で、ビックリしたのが、グライダーなのに曲技飛行中はまるでジェット戦闘機みたいなシュゴオォォーという風切り音が地上まで聞こえてくる。ど、どーなってんの!?

。。。。と思っていたら、ナント、FOXの後部座席に乗せて頂ける事に。。。しかも操縦は世界的に超有名な女性パイロットR子さんだし!!!こんな幸運が一生のうちに訪れるとはなんと光栄な。。。と思っていたと同時に、アクロバット飛行のGに自分の体が耐えられるかどうか不安でかなりビビってました。

だって乗るとき、パラシュート背負って、5点ハーネスで身体をギチギチに留めて、その上さらにラチェット式のシートベルトでこれでもかっちゅー位固定しないと危ないっていうんだもの。。。一体何が起こるのかしら。。。はい上空で離脱。。。「じゃあ今から曲技入りますよー、ベルトきつく締めてくださいねー」「はい了解ですぅキャアアアアア(以下略)」

あまりにも凄まじい加速と想像以上のGに目もあけられず、歯を食いしばって気を失わないように集中するのが精一杯でした。。。。だって窓の上に地面が見えたり、地平線がタテになってたりするんですよー。普通に生きてたらありえませーん(T_T) 目をあけなくても、うああああいま宙返りしてるーって分かるんです。ものすごい加速、引き起こしのG、そして頂上でスピードがゼロになった瞬間に訪れる不思議な静寂。。。。

ああ、未熟者が来てはいけない世界に来てしまった。。。。

FOXチームのパイロットの皆さんは、日頃からこういう桁違いなレベルで腕を磨いてるんですね。なんかもう、次元が違う気がします。あまりにも凄まじい世界にビビりまくったチキンな自分でしたが、同時にグライダーの可能性と奥深さに感動しました。操縦してくださったR子さんに感謝です。

まだまだ超ビギナーな私。旅行の準備があるので今年は飛ばないと決めてたんですが。。。でも、これで中断してたグライダーの練習を再開したくなってしまいました。
富士川も素敵だけど、板倉も素晴らしいなあ。うーん。

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2010年4月6日

国産車のエンジン番号

車両のエンジンには、必ずエンジン番号なる固体識別番号が打刻されています。
これがカルネ申請書類の作成と、フェリー通関書類の両方に必要なんですが。。。。

オフロードバイク等の場合は比較的カンタンにエンジン番号を目視確認できた気がします。エンジンむき出しですから、エンジンの周りをぐるっと一周して「打刻はどこかな~」と探すだけで良かったと思う。


ですが。。。。見つからないんですよ。。。。。ワゴンR。
少なくともボンネット開けて見える範囲には、エンジン番号なんてどこにも打刻なし。

「ははは。ってことは、車検証かなんかに書いてあるのかなぁ~?」
と思って車検証を見てみますが、書いてあるのは車台番号(つまりボディの番号)とエンジン型式(エンジンの種類)だけでして、エンジン番号なんてどこにも記載がない。

なんでよ~!エンジン番号って大事なもんと違うの??

そう。車検証にエンジン番号は載ってないのです。
調べたところ、こういうことらしい。日本の法律では車両の登録にエンジン番号の記載が必要ないため、国産車のほとんどはエンジン番号をわざわざ人目に付かない奥ゆかしい場所に打刻してあるのだそうです。な、なんですと~!!

一方、海外のほとんどの国では車両の登録時に車台番号だけでなくエンジン番号の記載が必須であるため、外国車のほとんどはボンネットを開けたらすぐ見える場所にエンジン番号が堂々と刻印されているとの事。マジで!?

ということは海外では、クルマに関するあらゆる書類にエンジン番号を書く欄があると思われます。純国産のワゴンRとて例外ではなく、何としてもエンジン番号を探し出す必要があるのです。やばい~!!私一人じゃ絶対無理だ~!!

で、オフロードセンターさんに泣きついて(T_T)、わざわざワゴンRを業務用の巨大ジャッキで持ち上げて貰い、エンジン下から打刻がないか探してもらったんです。
※たぶん、普通のお店ではこんな事頼んでもやって貰えないと思います。エンジン番号を確認するなら、エンジン吊り上げ系のメンテナンスがある時に、ついでに目視で確認して貰うのがベストです!

しかし、これはと思う打刻がなかなか見つからず、捜査は難航しました。。。
斉木さんがワゴンRの下にもぐって一生懸命探してくれたんですが、唯一見つかったのはエンジンブロックの非常に見えにくいところに、これまた読みにくくてサビサビの「2172007」という7桁の打刻。しかし問題はこれが本当にエンジン番号なのかどうか?

ちなみにワゴンRのエンジン形式は「F6A」です。F6Aはスズキのメジャーなエンジンらしく、軽トラックなんかにも共通で使われています。で、この場合エンジン番号は「F6A-XXXXXXX」と打刻されているに違いないと予想していましたが、どこにもF6Aの打刻はナシ。

スズキのメジャーなエンジンがそんな調子では、海外の自動車ディーラーはさぞかし困っているはず。ググったら案の定、F6Aのエンジン番号はどこにあるんだというやりとりを発見しました。

その回答の抜粋:"Yes, on the block. The number is stamped right above the oil pan on the right side of the engine. There is a flat part of the block there. Hard to see. May need a wire brush to clean it out. "

やっぱり海外の皆さん、日本車で苦労されてたのね。。。。

F6A型のエンジン番号のサンプル写真が2枚添付されてたのでよーく見てみたら、やはり先頭に「F6A」の表示はなく、7桁の数字だけが打刻されていました。てことは、斉木さんが見つけてくれた「2172007」がエンジン番号だと見てほぼ間違いなさそうです!助かった~。。。。

今回はちょっと国産自動車のエンジン番号を甘くみていたと反省しています。orz
雨の中、車体の下に潜ってエンジン番号の写真を撮ってくださった2人に感謝です!
本当にありがとうございました。

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2010年4月5日

ルーフキャリア完成

待ち遠しかった週末、ついにルーフキャリア完成です!

今回のルーフキャリア加工は、設計から制作まで全てオフロードセンターさんに完全お任せの一品モノ。

なにしろ自分が分かってるのは「タイヤと予備ガソリンを屋根に積みたい」って事だけで、それをどう工作して実現したらいいかはサッパリ分かりらないので。こういう時はプロにお任せするのが一番です。

そしたら、完成品を見てビックリ!
前回、キャリア全面に高価なアルミパンチ板を惜しげもなく張りつめる斉木さんを見て「ぇええええマジで!」と驚いたばかりですが。。。

今回はその上にさらに、5Lガソリン携行缶が収まる位置にビシっとL字ステーが取り付けられ、走行中に缶がずれない工夫が施されていました。しかもL字ステーには3箇所も輪っかが溶接してあり、タイダウンベルトがかけやすいようになってるし!
「ちょ、こ、これ凄すぎじゃないッスか~~!!!!」

想像以上。。。。恐るべし。。。
しかし私はそのとき冷静に計算していた。。。。おいコレ。。。いくらすんだ。。。?(゚Д゚)
材料と。。。人件費と。。。うわあああああ値段考えるのが怖い!!!

「すみません、これ。。。お支払いはいくらでしょうか。。。?」
「あー、そうだったねえ。えーと、いくらにしよっか。じゃあピー(自主規制)円でどう?」

は?

ごめんなさい。こればっかりは書けません。
ていうか、いくらなんでもその安すぎ価格は有り得ないでしょうとパニクってる私に、

「え?そう?それじゃ今度おやつ買ってきて。はははは」

その日オイラはマジで涙が出そうになりました。(T_T)
もうオフロードセンターさんに足向けて眠れません。

旅はインシャラーです。未来の事は分からない。最初の頃はクルマに全く手をかけず、もし壊れたら運命受け入れてそこで旅を終わりにしようって考えてました。だけどいまは、斉木さんが心こめて面倒みてくれたこのワゴンRを大切に乗って、ベスト尽くして行ける所まで行こうと思っています。

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2010年4月3日

招待状の時間的制約

ロシアのビジネスビザ用の招待状のオーダーも無事に済んでひと安心。
ここでひとつ、この招待状が私の手元に届くまでの期間を試算してみたいと思います。

まず、Way to Russiaでシングルエントリー・3ヶ月分のビジネス用の招待状を依頼する場合の選択肢は次のとおり。(注:料金表は招待状エージェントによってかなり異なります)

・8日で発行する場合は$150
・14日で発行する場合は$75

いつもの私なら迷わず安いほうの14日$75を選ぶのですが、なぜ倍もする8日$150を選んだかというと。。。この発行プロセス日数というのが「土日祝を含まない営業日」ベースだからです。ロシアの祝日など知る由もありませんが、少なくとも土日はカウントされないでしょう。

すると、14日プロセスで実際にかかる日数は。。。土日が2回は含まれますから。。。最短でも18日はかかることになります。一方、8日プロセスの場合は、最短で10日かかる計算です。

ロシア入国は6月下旬で、今はまだ4月上旬なのだから全然楽勝じゃん!

。。。と思っていたのですが、それは甘かった。
どういうわけか分からないのですが、ロシアのビジネスビザに限っては、「ロシア入国予定日(ビザ開始日)から45日前にならないと、ビジネス招待状の発行プロセスに入ってはいけない」事になっているらしい。しかもこの45日は営業日ではなく、土日もカウントする45日。汚ねー!これが謎の「45日ルール」です。

今回申請した出発日は6/20ですから、これをベースに45日さかのぼってみると、5月7日になります。つまり、この日を迎えない限り、私のビジネス招待状は発行プロセスに入れないということです。招待状エージェントにリクエストを送るだけなら何ヶ月前でも構わないのですが、どのみち45日前まで「データ預かり」という事になって待ちぼうけを食らう事に変わりありません。

ということは。。。5月7日を起点として試算してみると。。。

1.プロセス開始日から招待状の発行完了まで最短で10日かかるから、招待状ができるのは5月中旬になる見込み。

2.それから、招待状の原本を日本に郵送するのに5日くらいかかる予定なので、手元に届くのが5月下旬になる見込み。

3.届いた招待状をロシア大使館に持ってって、無事にビザを受け取れるのが最短で一週間後。(実は3万円払えば翌日に受け取れるのだがそんな金はない)→ロシアビザを受け取れるのは6月上旬~中旬になる見込み。

で、ワタクシ今回は北海道(稚内)からサハリンに渡る予定なので、6月中旬には東京を出発してないとヤバイのです。

ぎりぎりじゃ~~ん!!!(((゚゚Д゚゚)))

もーホントにロシアにいくのは大変。。。。
とりあえずハラハラしながら5月7日以降の経過を見守ってみようと思います。

2016追記: この記事は古いです。ロシアビザの最新情報はこちらのアップデートも併せてご確認ください。

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