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2012年6月30日

雨に打たれる修行@高野山

去年の夏、スウェーデンからリナ&トビアスと一緒に関西で遊んだ想い出からほぼ一年経過。その後、大阪で大変お世話になったはちみつ君がなんと!会社辞めて北欧に渡り、リナやトビアスと再会してきたですよ!(しかもこれが初の海外旅行だったという)

いいなあ。超うらやましい。ストックホルムの話聞きたいな。コペンハーゲンの写真も見たいな。うーん、どうしよう。
あ、はちみつ君?あのさあ、こんどの週末、大阪行く事にしたから。泊まる所よろしく!(かなり一方的。すまぬ)

。。。しかしテキトーすぎる計画のため、どうしても土曜日まるごと大阪でヒマになる事が確定。
うーん、どうしよう。一人でタコ焼き食い倒れっつーのもなんだかなあ。

その時、素晴らしいアイデアが!そうだ!もっかい高野山行こう!
去年リナ&トビアスと過ごした夏の思い出を再現するのだ!天才じゃなかろうか。
大阪入りしてはちみつ君と1年ぶりの再会もつかの間、翌朝には高野山周遊チケット(激安2850円)をゲットして南海線に飛び乗り、いざ高野山へ!

ところが大阪は曇りだったのに、高野山が近づくにつれ雨模様になってきました。ケーブルカーに乗った頃はけっこうザーザーだったよ?うん、まあ高野山は雨降っても綺麗だろうから別にいいですけどね。(`ヘ´#)

勝手知ったる2度目の訪問、バスで真っ先に向かったのが奥の院でございます。前回リナ達と偶然迷い込んで以来、青山の心を捉えて放さなかった不思議空間です。奥の院は、やたらと巨大な墓地、と言ってしまえばそれまでなんですが、どうにも形容しがたい魅力があるのです。

それは例えば、尽きることのない巨木に覆われた樹齢不詳の回廊や、かなりディープに苔むした石碑群とか、もっと言えば日本の歴史を賑わせた武勇の者どもが敵同士にも関わらず同じ聖地で眠る深遠さとか。高野山全体がひとつの巨大な曼荼羅を現しているそうですが、確かにここは、激しく渦巻く人間模様を内包しているにも関わらず、永遠とも思われる静謐さが漂っています。

そんな事を感じながら、ひたすら奥の院を歩きまわっていたら、案の定ドジャーと雨が強まってきました。はるばる東京から来てるんだから、これしきの雨で引き返すわけにいくか!しかしちゃんと傘をさしてるんだけど、ズボンも靴もびしょ濡れになってる所を見ると、あまり役に立ってる気がしないんだな。まあ、高野山に滝行に来たと思えばいいか。。。(どうなのそれは)

去年の高野山は、唯一持って行ったコンデジがぶっ壊れるという悲劇があったので、今年こそはきっちり写真を撮っておきたい!なんだかんだで壇上伽藍と奥の院を2往復もしてしまった次第です。

あたりが薄暗くなってきた頃にやっと下山開始。満足顔で大阪へ戻ったら、仕事帰りのはちみつ君が駅まで迎えに来てくれてました。あっごめん!写真撮るのに夢中でおみやげ買ってない!
まあまあ、代わりに私の撮った写真でも見なさい。
( ゚ 3゚) ~♪

で、やっと本題に戻ります。
肝心のはちみつ君の北欧みやげ話ですが、聞いてジェラシー。会う人全員めっちゃ親切すぎる。通常あり得ない展開多すぎ。これって人徳?初めてなのにすげえイイ旅してるじゃーん!
いいんだ、どうせオイラは新しいVAIOを買ったせいで一文無しさ。北欧なんて夢また夢ですよ。あーあ、私もリナの家とかトビアスの船とか遊びに行きたかったな。

といいつつ正直、はちみつ君が北欧行ってくれて私も嬉しかったですよ。リナ達と出会ったのも何かの縁だと思うし、初めての海外ひとり旅って絶対心に残るものだから。ね?


※今回の大阪行きは、初めて大黒屋でゲットした新幹線の回数券でした。いやーのぞみ速いわー。指定席だし。これで片道13000円なら納得。南條、ナイス情報サンクス。

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2012年6月23日

奥多摩のシェアヴィレッジ

かつて奥多摩はオイラの庭だと思ってました。バイクでほぼ毎週のように奥多摩に走りに行っては、峠でタイヤの両端をキレイに剥いて喜んでいるアホでした。(もうしませんごめんなさい)

それより以前、花のJK(女子高生)時代には、学校さぼってリュックひとつで奥多摩の山中を歩き回っていたりもしました。それがJKのあるべき姿かどうかはさておき、たぶん奥多摩なしに自分の青春はなかったような気がする。

しかしその後、いろいろあって10年くらい引きこもりになり、そういう事をすっかり忘れてしまっていた6月のある日のことです。シェアハウスのまりちゃんに、greenzという面白サイトを教えてもらってなにげなく見ていたら、たまたま上から2番目の記事がコレ→「二拠点生活を始めるなら奥多摩から!都心勤務でも週末は大自然に囲まれてリフレッシュできる、シェアヴィレッジの活用法

なんじゃそりゃああああああ!!! Σ(゚皿゚)
ていうか基本知らない人の集まりに参加するのは苦手なビビリちゃんですが、気がついたら、なんかフラフラとツアー参加ボタンをポチってました。たぶん「奥多摩」「シェア」「古民家」とかいうキーワードに秘められた破壊力が、私の中で炸裂したに違いない。

そして、ン年ぶりでしょうか。再び奥多摩の地に戻ってきました。駅に着いたら爽やかな若者たちが15人くらい集まってるし。やべー、みんな若い。目が輝いている。なんか来るとこ間違えたっぽい。帰ろうかな。でも、そのシェアヴィレッジとかいうのを見てからでも遅くはないかな。もじもじ。

やがて案内された古民家は、なかなか雰囲気あっていい感じ!入り口には「シェアヴィレッジ nosnos」って立て看板が。おお、なんだこの懐かしい感じは。みんなで車座になって自己紹介をしている間、じわじわとかつての奥多摩の思い出が蘇ってきました。地名を聞きながら、あー、そういえばここもあそこも行った事あるよ。。。なんて脳裏に蘇ったりして。

ひととおり皆の名前が分かったところで、近くの見所スポットへ移動開始。でっかい滝とか、つり橋とか、岩だらけの渓流とか、どこを見ても緑色でスゲー!! 今まで液晶モニタしか見てこなかった目には眩しすぎます。やばい、奥多摩マジやばい。

さらに!古民家に戻ってBBQ大会!しかも縁側でやるんすよ。みんな打ち解けてワイワイっすよ。地元のワサビおろして醤油につけて食べるんすよ。いたるところ草花で飾りつけしてあって、ロウソク照明だったりするんすよ。やめてー。私の萌えゾーンに直球投げないでー。

とどめは、すぐ近所の小川でのホタル鑑賞会。まぢすか。奥多摩にホタルなんているんだ。全然知らなかった。ほんと、あちこちホタルが飛んでるんですよ。目からウロコっすよ。
つーか、こんなん見せられて正気でいるほうが無理っすよ。

古民家のシェアとか面白そうだなとは思ってたけど、まさか奥多摩で本当にやってるとは。
しかもちゃんと地元の人達との繋がりもある。一朝一夕では築けませんよ。この環境は宝だよ。

そんなこんなで、うっかり奥多摩ライフに片足を踏み入れることになりそーです。
相変わらず、無計画に決断下すところが我ながらナイス。

※奥多摩のシェアヴィレッジは諸事情により残念ながら2012年9月末で終了となりました。残念。。。

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2012年6月17日

仏検5級参戦記

先月の半ばくらいに、シェアハウスのマドモアゼルA子ちゃんが突然カミングアウト。「私、仏検2級受けることにしたんですよ~」

なにそれっ!仏検ってフランス語検定?まぢで。超憧れる。もちろん、A子ちゃんはカナダに留学経験ありのペラペラ子ちゃんだけど、私だって西アフリカ(仏語圏)のマルシェで買い物した経験くらいはあるぞ!

「ねー、仏検で一番楽なの何級?」
「えっと。。。5級から。。。かなあ」
「それだーっ!! 私も受けるー!」

今までフランス語は完全に耳パクの旅行会話だったから、自分のレベルとか全然わかってません。よし、これを機に仏検デビューだ。しかし、深く考えずにネットで受験を申し込んだあとに、試験まであと1ヶ月だったと気づく。。。慌てて5級の参考書をゲット。

それから毎日欠かさず勉強を、。。。するわけないんですけど(勉強ギライ)、一応、参考書1冊分はなんとか2周程度をやり終えて、いよいよ迎えた試験当日@明治大学。

A子ちゃんと私ではレベルが違いすぎるので、受ける時間帯も教室も違います。(5級はたった45分なのに、2級は書き取り問題まであって延々2時間半くらい続く)
受験番号を握り締めて5級の試験会場に行ってみると、可愛い小学生たちが座っていました。

ほほう。。。小学生。。。よかろう、相手に取って不足はない。さあ!かかってきなさい!

La dame: Bonjour Marie. ( 1 ) vas-tu?
Marie: Je vais chez mon professeur de piano.
La dame: Ah, tu apprends le piano?
Marie: Oui, madame. Le ( 2 ), c'est le jour du piano.
La dame: Ah bon. Et tu joues du piano ( 3 ) longtemps?
Marie: Non, je viens de ( 4 ).
La dame: Et tu aimes ça?
Marie: Oui, beaucoup.

(1) Comment / Où / Quand
(2) mars / matin / mercredi
(3) à / dans / depuis
(4) commencer / répondre / trouver

なんじゃこりゃあ!!!知るかーーーー!!!!!
ま、まあ、今日のところはこのくらいで勘弁しといてやろう。

なんつーの。仏検5級はさ、合格率が毎回80%以上だって言うからさ、ぶっちゃけ部屋の中にいたうちの8割は受かる計算でしょ。じゃあ確率的にもしかしたら青山受かってるかも知れないじゃん?
(そんな言い訳アリなのか)

※その後、2人とも無事に合格通知がきました!ヤッター!

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2012年6月10日

富士川ジムニー練習 (第2回)

えー、なんだか天気が怪しいようなことも言われてましたが、結果的にドピーカンに恵まれルンルンだった、第2回ジムニー練習@富士川です。

非行おじさんに出迎えてもらって滑空場に行ったら、久々にタイラップさんが来ていてビックリ。タイラップさんは私にとってクルマ師匠でもあり、ワゴンR時代はそれはそれはお世話になったものです。

「マニュアル車の運転なんて簡単じゃん!ご飯食べるより簡単だよ!」

。。。と、励ましの言葉(?)をいただき、よーし!私もご飯を食べるより簡単にジムニー運転するぞ!と決意を新たにしたのでありました。(どういう決意だ)

今回は、滑走路わきの草地(の奥)で一人で加速とギアチェンジの練習です。どうしても2速→3速でひっかかる私を見かねて、非行おじさんがコツを伝授してくれました。言葉ではうまく言えないけど、その通りにしたらシフトアップ失敗しなくなった!ばんざーい!

そこから先は一人でずっと練習させて貰っていました。バックの練習とか、坂道発進とか。(これって一応ソロ?)

で、もちろん滑空場ですのでグライダーや曳航機がばんばん飛んでいます。それがジムニーの窓から見えるのにひたすら感動していました。やっぱ文句なしに美しい乗り物だと思います、グライダーは。

昔みたいに訓練再開したいなーって気持ちも無いわけではありませんが、費用も含めて中途半端な気持ちで再挑戦は難しい。だけど、富士川のみんなが大好きだし、ずっとこうして、あれこれ理由つけて傍から見守っていたいと願うのでした。

滑空場から遠ざかっていた私に手を差し伸べてくれた非行おじさん、本当にありがとう。
お蔭様で今日やっと、サイドブレーキ使わずに坂道発進できるようになりました。(ニヤリ)

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2012年6月4日

Another young overlander goes!


Ryotaro Tanaka (24) is departing Japan on 28th June. (See nice smile on his face :-)

The vehicle is Subaru Legacy. He'll be driving across Russia to Geneva, where his family awaits.  I was really happy to hear that he'd start his trip from Sakhalin, remembering my own first day in Korsakov.

I took this photo just before his departure. The really awesome thing about his vehicle was that he hasn't modified anything at all!!  Not even an extra gas tank nor a roof carrier. His policy is symbolized in a way-too-small J mark on the rear...  "I don't want make this car look like a typical overlander. I'm just visiting my neighbors."

By the way, he's a professional mechanic and speaks good English.
In Japan, not so many people are destined to cross the borders, but obviously he seems to be!

前回の2人組の大陸横断に続き、6月下旬にもう一人の旅人がロシア横断に出発します。
田中亮太郎君(24)、ご覧の通りの若きナイスガイ。3月ごろに連絡貰って、何度か国境越えの与太話をしたり、GWに木賊シルクバレーキャンプ場まで来てくれたり、今ではすっかり大陸横断同好会のメンバー入り決定です。(そんなアホな同好会は青山の妄想の中にしかありませんが)

そしてなんと彼の予定ルートは、サハリン発のジュネーブ(スイス)行き!「北欧経由でほとんど同じルートで行きますよ」とのことで、応援にもつい力がこもる青山でした。頑張れ~!

田中君の車両はどノーマルのレガシイです。彼自身メカニックなので最低限のメンテナンスはしっかりやってありますが、余計な改造は一切なし。この謙虚な感じが素晴らしすぎる。

しかも木賊キャンプに駆けつけてくれた時は、ほぼ全員初対面にも関わらず、オーナーの小川さんをはじめオジサマ達にたいそう可愛がられていたのが印象的でした。

うん、これだったら世界中どこ行っても心配ないですね。ぜひ安全運転で!ボンボヤージュ!

※追記:6/28に稚内からサハリン入り、30日にはもうハバロフスクに着いたと連絡ありました。はやっ!かなり快調に飛ばしているようです。

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