しかし、久々にKSRに乗ってみたらなんとなく林道が懐かしくなって、2箇所ほど走ってきました。こんな事したの15年ぶりくらいじゃないか。
まあさすがにKSRは足着くのでコケたりはしませんでしたが、相変わらずのおっかなびっくり走行でした。ちょっとショックだったのは、昔好きで良く走りに行ってた林道が、何年前かの大規模な土砂崩れで行き止まりになってて、終点の湧き水まで行けなくなってたこと。ううう、知らなかった。
気を取り直して、午後は下名栗の獅子舞を見に行ってきました。前の週に奥多摩の獅子舞を見てびっくらこいた青山ですが、そのとき「下名栗では、ここよりもっとすごい獅子舞をやってる。あそこはほぼ年間通して稽古をしてるから、祭りというよりもはや芸術の域に達している」という地元情報を耳にして、行くしかねえ!と思った次第です。
行ってみたら、たしかに下名栗の獅子舞は凄かった!息の合わせ方、動きの正確さがハンパじゃないです。というか、行ってみて分かったんですが、こっちの獅子舞は埼玉県の無形民族文化財に指定されているほどのレベルだったんですね。すっげー。そりゃ観光バスも来るわ。
演目は奥多摩と似ていて、「花掛り」とか「女獅子隠し」とかタイトルまで一緒です。
最後のやつは、同じく日本刀を用いた「白刃」の舞でした。というか下名栗の白刃はマジやばす!ちょっとすごい写真が1枚だけ撮れたので載せときます。
太刀使いが獅子と一組で走りながら真剣を振るい、獅子の頭に飾られた鶏の羽根をバッサリ切るという、めちゃくちゃ緊張感みなぎる芸当でした。良い子は絶対に真似しないでね。
しかも切られて飛び散った羽根は縁起物らしく、盆に載せられて観客に振舞われておりました。それにしてもコレ、ひとつ間違ったら死人出るよね。ポカーン
さすが地元情報に偽りはなかったです。下名栗の獅子舞恐るべし。でも、さすがに有名なので観光ギャラリーも多いです。一方で、個人的には奥多摩の獅子舞の素朴でローカルな雰囲気も好きだなあと思いました。(奥多摩のは逆に、無名なゆえに古来のままの規模で再現される奥ゆかしさが素敵)
うーん、こうやって深みにハマっていくんだろうか、私。