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2010年4月22日

ガソリン携行缶の日よけ

立派なキャリアも作ってもらったし、安心して5Lガソリン携行缶を2個も積載できるようになったのですが、複数の識者の方々から

ガソリンの入った缶を直射日光に晒して高温な状態にするのはいかがなものか

というご指摘があり。。。確かに皆さんの仰る通りだと思って自分なりに対策を考えていました。

ただ、今年の春はなぜか寒い日ばかりで、正直まだまだ日よけの重要性を感じるほどではなかったんです。そんなある雨上がりの日に、ふとガソリン缶を見てみたら、大事な給油口の窪みにたぷたぷ雨水が溜まっているではありませんか!

うわ。。。こりゃ出発前に一発で錆びるな。。。

赤い塗装部分は多少のことでは錆びたりしませんが、給油口のフタはむき出しの鉄なので話が別。一刻も早く何かで覆ってやらないとマズイ!そう思って100円ショップでバーベキュー用の頑丈なトレーを買ってきました。ちょうどぴったりサイズ。素晴らしい。

せっかく覆いが手に入ったんだから、ヒート対策の断熱材も入れようと思って、これまた100円ショップで台所用の薄手のアルミ蒸着マットをゲット。これを、トレーに収まるくらいのサイズに何度も折りたたんで、厚さ2cmくらいの断熱層をつくります。

そのままだとガソリン缶のフタに当たる部分の収まりが悪いので、ちょうどそこだけカッターで丸く切り取ってやりました。これを両面テープでトレーと組み合わせれば、ピッタリ立体的な日よけの出来上がりです。

さっそくラチェットベルトで固定してみたら、なかなか良い感じ。ふっふっふ。
これで雨の日も真夏日もなんとかしのげそう。

※追記:実は2枚のこの日よけですが、ロシア本土初日のVanino~Lidogaの悪路の途中でタイベルトが緩み、片方ふっとんでしまいました。非常事態(探しに行く時間なし)だったのでとりあえずグラウンドシートを折りたたんだものを日よけ代わりにしましたが、風圧でめくれてほとんど意味ナシ。そのまま40度超の灼熱のロシアの夏を走り通し、西アフリカの40度超のサバンナ地帯も走りましたが、携行缶には異常ありませんでした。というわけで、ガソリンの規定量(4.5L)さえ守ってれば、直射日光に晒しても破裂の心配はないと思います。

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