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2010年4月8日

車載インバータと電気製品

ドライブ中に電気製品を充電できる車載インバータなる便利な道具があります。オートバックスとかで普通に売ってるものなので、簡単に手に入ります。

これで、ワゴンRを運転中にノートPCを充電したりする計画です。車中泊の旅行を計画している以上、壁のコンセントは基本的に使えないと思ったほうがよいので。。。

左の写真の製品は、コンセント部分が一口しかない小型タイプですが、ファンレス設計でとても静かなのが気に入りました。

実はもうひとつ、ファン付きのもっと薄型のやつも買ったので、車載インバータは合計2つあります。薄型のほうは、コンセント1口+USB1口なので、iPod Touchの充電に便利そうだなと思って買いました。

で、一見すると、薄型のインバータのほうがコンパクトだしUSBまでついてて便利かな?と思ったんですが、実際に2つを使い比べてみて思ったのは、やはり上の写真のゴツい車載インバータのほうが安定していて信頼性は高いと感じました。
(やっぱり薄型で2口もつけたりすると設計に無理があるんでしょうか。薄型のほうはファンがすごくうるさくて、落ち着かない感じでした。でも勿体無いから両方もっていきますけど)

車内で充電する予定のものは、「ノートパソコン」「iPod Touch」「充電式乾電池(eneloop)」です。どれも、車載インバータで運転中に問題なく充電できました。しかし、3種類の機器を充電するにはコンセント1口ではやや忙しい感じになるので、同じファンレス設計の静音タイプのをもう一個くらい検討しても良かったかも。

追記1:上記の車載インバータは廉価品でどちらも矩形波の出力になります。iPod Touch、携帯電話、エネループ充電器等の小型デバイスは矩形波でも問題なく充電できます。ただしノートPCはちょっと微妙です。今回、私のノートPCはたまたま相性が良くて、旅行中ずっと問題なく充電できましたが、PCの種類によっては矩形波で使い続けると故障する可能性があります。もしACアダプタから明らかな異音がする場合は使用をやめ、安全な正弦波インバータを導入されることをおすすめします(より高価ですが)。

※追記2: 旅行の途中、ロシアで中古の携帯電話を入手してからは、上記の電気製品に加えて、携帯電話を優先的に充電するようになりました。ロシア携帯の充電器に、C型プラグ(ロシア/ヨーロッパ)→A型プラグ(日本)に変換するアダプタ(ヨーロッパで購入)を装着して、無理やり車載インバータで充電してたんですが、スペイン製の変換プラグの精度がイマイチで充電には苦労しました。。。(C→Aは日本では珍しいのでAmazonでしか手に入らないかも知れませんが、高いものではないし、出発前に信頼性の高いものを1つ買っておいたほうがよいかも)

※なお、当然ですがA→Cプラグ変換アダプタは日本を出た瞬間に必ず必要になります(ロシア、ヨーロッパ、西アフリカはすべてC型なので)。こちらは珍しくもなんともない代物で、旅行コーナーで沢山売ってますから、最低1個は買っておくべきです。できれば2個くらいあったほうが便利かも。

とはいえ、たまには安宿に泊まったりすることもあるでしょうから、車載インバータだけでなく、壁コンセントから充電することも想定しておいた方が無難です。すると海外に持っていく電気製品は、なるべく100-240V対応であるほうが望ましいということになります。(ノートPCやiPod Touchなどは100-240V対応ですが、エネループの充電器などは値段の安いものだと対応してないので要注意です)

日本は100Vの国なので、ヘアドライヤーなどを筆頭に100Vにしか対応していない電気製品が沢山ありますが、これらを変圧器なしで電圧の違う国で使うと故障・発熱の危険があります。じゃあ旅行用の変圧器を買えばいいかというと、現実問題として小型変圧器といえどやたらと重いので、バックパックに入れて持ち運ぶ気にはなりません。
というわけで、できれば最初から100-240V対応済みの電気製品だけを厳選して持っていったほうが身軽でよいと思うのでした。


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