せっかくだからと、キャリアに荷物満載状態でのテスト走行を兼ねさせていただくことにしました。前日にホームセンターをハシゴして、ラチェット式タイダウンベルトを入手。ガソリン携行缶は2つともわざと満タンにし、スペアタイヤと合わせて合計30キロ近い重量をキャリアに搭載。さてどうなるか。。。
素晴らしいことに、運転ドヘタクソな私に代わって
「燃費?そんなのドライバーの運転次第でカンタンに良くなるよ~♪」と爽やかスマイルで運転するタイラップさん。んんー?同じワゴンRなのに確かにタイラップさんの運転のほうがスムーズで軽やかな乗り心地だ~。私の運転と一体何が違うんだろう。
「余分なブレーキを踏まず、なるべくアクセルワークを一定にするんだよ。あと、十分に車間距離をとること。そうすれば前の車の影響を受けにくくるからね。」
おお~、まるで運転免許試験場の安全講習のような模範解答だ。だけど、講習で聞いた分かったつもりになってるのと、実際にそういう運転を横で体験させて貰うのとでは目からウロコ度が全然違います。
「まあ、今日の燃費を見ててごらん。」
そして桜の名所をつなぎながら、アップダウンの多いワインディングをワゴンRで軽やかに駆け抜けていくのでした。しかもゆったりと安定した運転なのに、なぜか時々コーナリングで自分より速いクルマを引き離したりしてます。うーん、不思議だ。。。
とはいえ、加工済みキャリア、てっちん付きのスペアタイヤ一本、満タンのガソリン携行缶×2、大人2人乗り、プラス箱根のワインディングだらけの峠道を走ってるわけですから、やっぱりどう考えても従来より燃費は悪くなるはずでしょう。タイラップさんがどんなにエコランの達人だろうと、ここまでの悪条件を挽回できるとは思えません。。。。が!?
その後、燃料がカラになる寸前の330kmまで走り倒して燃費を計算してみたら。。。。私が今までソロの空荷で運転してた時と同じ15km/Lを叩き出しているではありませんか~っ!!
いやー、恐れ入りました。今まで燃費のあれこれをクルマのせいとか荷物のせいとか坂道のせいとかにしてきましたが、実は一番燃費に影響するのはドライバーの運転方法だったのですね。
タイラップさんのお陰で箱根のお花見も堪能できたし、ワゴンRのエコラン底力も見せてもらったし。
言う事なしの一日でした!!