神奈川県の山の上のアトリエで自作飛行機(FK12コメット)を製作中のマリンアートさんとタイラップさんを訪問しました。
昨年10月に初めてお邪魔した時はまだ機体がホネホネだったのに、今はもう胴体も翼もすっかり白い外装に覆われて今にも飛べそうな感じです。いやーあまりの作業スピードの速さにビックリ。。。。
この日の作業は、カラーリングの位置決めでした。この機体がどんな風に塗りあがるのだろうと思うとワクワクですが、こんな巨大かつ立体的なものに色を塗るなんて私のようなシロウトには手順がサッパリ分かりません。
見ているとマリンアートさんが機体を覆ったセロファンの上になにやら印をつけています。これで大まかな境界線をつけているのだとか。その後、長いステンレス定規みたいな金属板をうにょんと曲げて、印と印の間にキレイな曲線を描いていくではありませんか。
「あのー、これは立体的な曲線を描くための専用道具なんですか?」
「ははは、いや~違うよ。あるものを適当に使ってるだけ。でも上手く曲線が出せるでしょ。笑」
さすが!ものづくりのプロは使えるものは何でも使って完璧に仕上げていくんですね。
この自作飛行機キット、プラモデルみたいな説明書があるわけじゃないので、まさに自分で考えながら組み立てていくしかないらしいです。色塗りなんかに至っては説明どころか前例だってないわけで、カンが働く人でないと仕上げはかなり難しいんじゃないかと思います。
マリンアートさんの隣では、タイラップさんがFRPでなにやら怪しい部品を作ってるし。。。
ここは一体どーなってるんだ!?な山の上のアトリエでした。
とっても楽しかったです。有難うございました♪