トップタブ(ページ群)

2010年10月23日

ローザンヌとラヴォーの葡萄畑

スイス滞在2日目。フランクが家族と一緒に観光ドライブに連れて行ってくれました。

まずはアルプス山脈とレマン湖を目前に臨むローザンヌへ。この街のロケーションは抜群です!スイスの雄大な自然を目前に、港町や商店街や歴史建造物が並ぶ光景はここローザンヌならでは。「おお~!スイスに来た~!」と実感できる事間違いなし。

ちょっとこの感動は写真では撮りきれませんが、紹介してみたいと思います。

最初にフランクが連れて行ってくれたのは、ローザンヌで最も有名なゴシック様式の大聖堂(Cathédral de Notre Dame)。

12世紀ごろに建てられたというこの聖堂は、入り口の重厚な装飾を見るだけで「いったい玄関作るのにどんだけ手間かかってるんですか!?」と叫びたくなるようなとんでもない建造物です。中に入ると美しいアーチ型の天井に、丹念に修復された美しいステンドグラスの数々が見られます。

アップダウンの多いローザンヌの中心街は、とても立体的な構造になっています。たとえば道路だと思ったら巨大な橋で、その橋の下にカフェが営業してたり、ありえないような急坂に階段状に建物が立ち並んでいたり。建物のどこが1階でどこが2階かというのは、ここでは難しい質問です。その分丘の上からの街の展望は抜群で、レマン湖とアルプス山脈を一望できます。

次に連れて行って貰ったのが、世界遺産のラヴォーの葡萄畑(La Vaux) (ラヴォーの場所はこちら)。スゴイ!物凄い傾斜地なのに、きちんと石垣が組んであって見事な段々畑になっています。

ブドウ畑もさることながら、歴史ある石垣の美しさも素晴らしい。この地に住む人々が、気の遠くなるような歳月をかけて創り上げた風景なのですね。クルマの窓にへばりついて目をまるくしていた私です。いやー、ここは。。。いつかじっくり時間をかけて散策したい場所かも。

それからラヴォーの中腹にある、とてもお洒落なカフェレストラン"Le Deck"でココアをご馳走に。

オープンテラスは全てデッキ仕上げになっており、エントランスには湖まで続くかと思われるようなフチなしの飾りプールが。。。しかも眼前に世界遺産の葡萄畑が広がっています。何ですかこのゴージャスな空間は!? このカフェを設計した人マジ尊敬です!

ちょうど雲の隙間から暖かな日差しが差し込んできて、なんて素敵な場所なんだろうと夢中で写真を撮っていた私ですが、ふと振り返ってみるとフランク達は陽だまりでのんびり新聞を読んでいます。そうだよね、それが正しいカフェでの過ごし方だよね。せわしない日本人根性にちょっと反省。

正直、何の予備知識もないままでスイス突入したので、一日でこんなに見所満載ツアーになるとは思ってもいませんでした。だいたい初日にアルプス山脈がチラ見出来ただけで感動してお腹一杯になっていたのに、こんなに絶景続きだと感覚狂いますよ?恐るべし、スイス。

まる一日ドライブで案内してくれたフランク一家に心からありがとうなのです。こんな素敵な所に住んでいて羨ましい~!

にほんブログ村 ひとりごとへにほんブログ村 大陸横断・大陸縦断へ