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2010年12月23日

グイナ滝への道のり(2)

■ いざ出発!しかし、当てが外れて。。。!?
という訳で、余裕ぶっこいて9時スタート。もちろん日帰りですから、テント等のキャンプ用品はぜんぶ宿(CAJ)に置いていきました。たたむの面倒くさいし。持ってった食料も、おやつ程度。

ピーターに助手席に乗ってもらい、ワゴンRを満タンにして遠足気分です。ところが。。。いざ出発してみるとカイの街を滝の方面に折れる所の道が、いきなりダートなのです。あれ?この道、舗装路のはずじゃなかったっけ?もしやガセネタ?なんだかイヤな予感がします。。。
「もっと先の方で舗装されてるかも知れない」「行ってみましょう」

あとで分かったのですが、この道は中国人が建設している真っ最中でした。行けども行けどもダートだったのですが、幅広のしまった路面で思ったより走りやすかったです。

しかし、雨季対策の水路(土管)が完成しておらず、あちこちに迂回路あり。これがまたひどい迂回路で、急坂あり、フカフカ砂地あり、看板なし。ビビりつつ走る私に、「走りやすくていい道じゃないか~」と涼しい顔のピーター。さすがベテラン、余裕だなあ。



しかし途中のDiamouの村で休憩しようと思ったら、いきなりエセガイドに絡まれピンチ!

「だんな、5000CFAでグイナの滝までバイクで案内するよ」
「すまんが、ガイドは要らんよ」

とピーターがハッキリ断っているのにバイクで先回りして我々を待ち構えるという執拗さ。
さすがの温和なピーターもこれには我慢ならなかったのか、わざわざDiamouの村役場まで出向いて村長にフランス語で直訴していました。

「おたくの村はどうなっとるのかね?国家資格を持つガイド同伴が義務だと言うなら喜んでガイドを雇うが、あの若い衆は身分証も何もナシで我々を待ち伏せし、ガイド料の支払いを強要したのだ。これが外国人に対するもてなしかね?」
「それはすまない事をした。彼には私からよく注意しておくから、どうか許してほしい」

。。。と、村長がエセガイドを諭してくれたお陰で、なんとか平和に一件落着。



すっかりビビった私は、エセガイドに絡まれた時点でかなり戦意喪失してましたが、ピーターの威厳ある態度のお陰で助かりました。

あんなしつこい奴に出会って、もし自分ひとりだったらDiamouから先へ進めたかどうか?
早まって一人で来なくて本当に良かった。。。orz

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