マリで車両を売却する事に決定したので、バマコでの次の課題は「車内の不要な荷物をなるべく日本に送り返す」ことです。
対象は、もう使わなくなった冬用シュラフとか、大事にしてた書籍とか、余分だけど捨てられない衣類とか、かさばるオミヤゲ類とか。といっても送料は決して安くないので、小包が重くなりすぎないよう厳選する必要があります。
バマコから日本までの小包送料 [航空便] (2010年12月現在)
1kgまで -- 18,860CFA (約30Euro)
10kgまで -- 89,935CFA (約140Euro)
15kgまで -- 130,000CFA (約203Euro)
20kgまで -- 170,000CFA (約266Euro)
※注意が必要なのは、バマコ郵便局"Bureau de Poste"では国際小包を扱ってくれない!という事です。日本への小包は、少し離れた"Centre des Colis Postaux"まで行く必要があります。(バマコ駅から歩いて行ける距離。タクシーで行く場合は、Azalaï Grand Hotelの向かい側、と言ったほうが早いかも)
もうひとつ、アフリカで意外と苦労するのがダンボール箱の入手。。。。ポイントを押さえてないと結構一日仕事になるかも。。。
ピーターのとった作戦は、バマコ中心街でTVなどの電化製品がひしめくエリアに行き、片っ端から「余ったダンボール箱(carton)はないかね?」と聞いてまわること。しかしアフリカでは空き箱でさえ貴重なので、なかなか分けて貰えません。5軒目くらいでやっと、丁度良い箱が見つかった時は嬉しかったなぁ~(T_T)
さっそく宿に戻って、取捨選択しながらダンボール箱に詰めていきます。。。目標は15kg以内。。。何しろ15kgで送料が200Euroですから、くだらない品を入れるわけには行きません。車両を売却した後、バックパックに入れるには大きすぎる荷物を中心に厳選しました。結構重いッス。
「私がタクシーまで持ってってやろう」とピーター。え~!いいのに!ていうかピーター強い!
そしてタクシーで"Centre des Colis Postaux"に到着。
「女性持たせる訳にはいかない」と、ここでも重い荷物を運んでくれたピーター。。。紳士だ。。。
恐る恐る秤に載せてみると。。。「ぐわっ!15.3kgだ!!」 Σ(゚д゚lll)ガーン
「何とか15kgって事にできんかね?」「駄目です。16kg分の料金払ってください」
そこで泣く泣く箱を開封し、500g位あると思われる書籍を抜き取って再トライ。。。やっと15kg以内におさまりました!
それで終わりかと思ったら、今度は税関で「中身見せろ」ですって。。。何度箱を開けさせれば気が済むの!? いやーホントに、箱に封をするのは最後の最後まで待ったほうがイイです。
ちなみに、フランス語圏での宛名の書き方は。。。
※この日、ちょうど上手い具合に日本行きの便に間に合うとのこと。実際には1週間ほどで東京の実家に到着し、想像以上の速さにビックリしました。良かった良かった。