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2010年10月9日

フランスの西の果て

「せっかくここまで来たのだから、フランスの西の端へ行ってみない?」と、パトリックから嬉しいお誘いが。行く行く~!

夕方の晴れ間を狙ってクルマに乗せて貰い、地元ロードをつなぎながらどんどん西へ進みます。海の近くの家々の多くは白い壁に青い窓で、空や海とのコントラストが素敵。フランスって地方によって家の造りにそれぞれ特徴があって、見ているとじつに面白いかも。やがて到着したのは、フランスの西の果てにあるポワンデュラ岬(Pointe du Raz)。鋭く尖った岩山に白波がくだけて迫力満点!
※ただしここは惜しいところでフランス最西端の座を逃しているらしい。

あまりにも海が荒れている(ように見えた)ので若干ビビッていた私ですが「ブルターニュの海では白波が立つのは普通のことさ」と、ケロッとしているパトリック。ついでに言うと、台風か何かですかと思うくらいものすごい風が吹いていて、あとちょっとで空を飛べそうな勢いです。まさに地の果てという感じ。


岩山の岬とはうって変わって、周辺は長い砂浜が続いており素晴らしい散歩道になっています。砂浜にはサーファーが大勢集まっていて、大きな波が来るたびに器用に波を乗りこなしていました。そうか、フランスにもサーファーはいるんだな。彼らにとっては、ちょっと海が荒れているくらいが一番楽しいみたい。見ていると実にカッコイイのですが、それにしても寒くないのだろうか。


ちなみにブルターニュ地方というのは元々はフランス語ではなくブルトン語という全く別の言語が使われていたそうです。ブルターニュという地名も、ブルトン人から来ています。「ブルトン語というのはどちらかというと英語に近いんだよ。正確に言うとケルト文化の一部だね。だからここにはストーンヘンジのような遺跡が沢山残っているんだ。」

見ると、本当にあちこちに巨石で出来た遺跡が残されています。有名なストーンヘンジそっくりのものまであってビックリ。イギリスだけじゃなくて、フランス西端までケルト文化圏が広がっていたという事なのね。


「フランスに来たならクレープを食べなきゃ!」とパトリックが港のそばのクレープ屋(Crêperie)に連れて行ってご馳走してくれました。クレープってお菓子の事だと思っていましたが、どうやらフランスでは軽食と見なされているらしい。出てきたクレープを見てビックリ!なんか四角いんですけど!バターをたっぷり使った生地の中にはタマゴとハムが入っており、まさに軽いお食事モード。これがまた美味しいのです。(もちろんデザート用の甘い味付けのクレープもあります)


フランスって漠然とフランス人の国だと思っていたけど、本当にそれぞれの地方によって様々な文化が色濃く残っているんですね。例えばクレープひとつとっても、地方ごとに素材や味付けが変わるらしいです。特にここブルターニュ地方ではブルトン人の存在を強く感じます。例えば、あちこちの看板にフランス語とブルトン語の両方で地名が書かれていたりしてすごい不思議。聞けば、現在ブルターニュでは学校の授業でブルトン語を教えているそうです。

やっぱりその国に行って、地元の人に話を聞くまで分からない事がたくさんあるんだなあ。パトリックの話を聞いてから、フランスに対するイメージがどんどん拡大してきたような気がします。ブルターニュ地方に来て良かった!

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2010年10月7日

ブルターニュ地方まで

7年前に西アフリカで出会った友達のパトリックに会いに、フランスの西の端までドライブ。彼がブルターニュ地方に住んでいる事は前から知っていましたが、まさかこんなに西の端だったとは!詳しくは次のとおりです:

■10/6 ポントボー(Pontaubault)~サンブリュー(St.Brieuc)付近 [約120km]
ぐずついた天気が続いていたので、キャンプ場に篭っていろいろ書き物などしていましたが、ようやく雨が上がったこの日にポントボーのキャンプ場を出発!本当にお世話になりました!

途中、もう一度モンサンミシェルに立ち寄ったりして遊んでいたら午後になってしまい、あまり長距離の移動はできませんでした。ブルターニュ地方の西端を目指してN176→N12と進みます。ずっと曇りがちな空だったのに、夕方になっていきなり晴れて西日がきつい!この日は少し離れたサンブリュー(St.Brieuc)という町の近くのパーキングで車中泊。夜の気温は14℃くらいで涼しいです。

■10/7 St.Brieuc~プロガステル・サンジェルマン(Plogastel-St.Germain) [約180km]
パトリックは、ブルターニュ地方の西端のカンペール(Quimper)という街よりさらに西のプロガステル・サンジェルマンに住んでいます。そんなわけでハイウェイを降りてからは、美しいカントリーサイドの風景を楽しみながら西へとドライブ。しかし何故かパトリックに教えて貰った住所には番地がない。。。「そこには僕しか住んでないから番地なんて要らないのさ」って言うけど、どういうこと?

GARMINナビの指示に従ってゆくと、田舎のメインルートを外れてさらに細いローカル道へと案内され、さらにローカル道を外れてマジここですか!?と思うような人っ子ひとりいない細道へ。いやーこりゃ迷った、お手上げだ、おお、丁度良い所に一軒だけ家がある。そこの人に聞いてみよう。。。と思って行ったら、実はそこがパトリックの家でした。おおおお、超久しぶり~!!!

知らなかったのですが、実は彼の本業は大工さん。家に入ってみると、石壁に囲まれた広い空間にモダンな木製のらせん階段、そして2階の吹き抜けがとてもお洒落。もしかしてこれ全部自分で?
「そう。最初は水道もトイレもないような古い家だったけど、自分でコツコツと改装してここまで仕上げたんだ。」うおおおおスゴイ。さすがプロのカーペンター!

というわけで、パトリックと7年ぶりの再会を果たした上に、手作りの素敵な家に滞在させて貰える事になりました。夢みたいだなあ。

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2010年10月4日

モンサンミシェル観光

東京の実家で暮らしていた時、どこでどう手に入れたか分からないのですが、水彩で描かれた綺麗な風景画の絵葉書が気に入ってずっと壁に貼っていました。それはどこまでも続く水平線と、山のような形をした巨大な建築が描かれた、なんともシュールな絵でした。こんな場所がこの世に本当にあるんだろうかと思いながら、何年もの間、毎日のようにその絵葉書を眺めていたのを覚えています。

この奇想天外な風景が本当にフランスに実在しており、モンサンミシェルという修道院であることを知ったのはだいぶ後になってからです。この島は潮の満ち引きの差が非常に激しい浅瀬にあり、満潮の時はすっかり海に囲まれてしまうらしい。そんなヘンテコな場所ならいつか訪れてみたいと思っていましたが、まさか今回のドライブ旅行のルート上にドンピシャで存在していたとは超ラッキー!(いやアンタ、ちゃんと下調べしてから出発しようよ)

というわけで雨が止んだ日を狙って、キャンプ場からモンサンミシェルまでドライブ。途中の道はどこまでも畑が続くのですが、その地平線の果てに初めてモンサンミシェルの姿が見えたときはマジでしびれました。うおおお何年も毎日眺めてきた絵の風景がいま目の前に!

満潮時に浅瀬が水没するような場所にクルマで行けるのか!? とビビりつつ行ったのですが、心配無用。今ではすっかり観光地化されて立派な道路が島まで続いています。しかも手前に観光客用の巨大な駐車場まで有って至れり尽くせり。ちなみに乗用車の駐車料金は1日たった5Euroとリーズナブルで、島の内部は無料で入れます。超有名な世界遺産なのにこの腰の低さ。素晴らしいです。

実際に本物を目の前にすると、その迫力に圧倒されるのはもちろんですが、外壁には戦闘に備えた工夫が随所に凝らしてあり、修道院というよりは要塞?というような印象を受けました。実際、難攻不落の砦としての機能も果たしていたようです。

ちなみに干き潮の時には島の周りに広大な砂浜が現れるので、ガイドに率いられた大勢の観光客が裸足になって干潟を散策していたりします。ただしここは一旦満ち潮になると、あっという間に水没する超危険な場所なのでガイドなしでの干潟歩きは禁止だそうです。実際、島から潮の変わり目を観察しましたが、本当に瞬く間に広大な砂浜が海の底に。。。怖っ!こんな所恐ろしくて一人じゃ歩けないよ。

島に入ると小さな城下町のような賑やかな雰囲気になっており、土産物屋、レストラン、ホテルなどが軒を連ねています。まさか島の内部で泊まったり食事したり出来るなんて思いもよらずビックリ。(なお、島の中央の礼拝所を見学するのは有料で、大人一人8.5Euroでチケットを売ってました。ここは団体ツアーで行ったほうがお得かな)

ついでに言うと、ここモンサンミシェルが今回の旅行で最も日本人観光客の密度が高い場所でした。マジびっくり、どこ歩いてても日本語が聞こえる。でも話し相手がいない私は観光客に声をかける勇気もなくて、懐かしい日本語を背後に聞き流しておりました。。。

ふと見ると、土産物屋の床に日本語のパンフレットが落ちています。思わず拾ってみると目に飛び込んできたのは「大天使ミカエルの聖堂」の文字。えっ、もしかして。。。モンサンミシェル(Mont-Saint-Michel)のミシェルって、大天使ミカエル(Michael)の事だったの?うわー全然気がつかなかった。なんだか今回の旅行はロシアに居た頃からミカエル様とよくご縁があるなあ。いつも旅の無事をお守り頂き有難うございます。

実はモンサンミシェルの中央にある一番高い尖塔のてっぺんには、鎧をまとい剣をかざした大天使ミカエルの勇ましい像が飾られているのです。しかも全身が金箔で覆われています。さすが天使の軍団長ミカエル。しかし、あまりにも高い所においでのミカエル様は肉眼で見るのは大変です。双眼鏡があれば良かったなあ。

いろんな意味で感動したモンサンミシェル訪問でしたが、それにしても。。。東京で毎日眺めていたあの水彩画の絵葉書は差出人も何もなく、一体どうやって私のもとにやってきたのか未だに謎なのです。


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2010年10月3日

モンサンミシェルのキャンプ場

実はモンサンミッシェル周辺にはキャンプ場がいくつもありますが、中でもオススメしたいのがこのポントボー(Pontaubault)のキャンプ場。オーナーはイギリス人なので普通に英語が通じて安心です。綺麗に手入れされた魅力的な芝生サイトで、車中泊はたった8.5ユーロ!激安です!公式ではありませんがレセプション付近ではWiFiが使えます(パスワードを貰う必要あり)。

しかもたまたま「雨で大変でしょう、車中泊でもいいけど、常設キャラバンに泊まったら? 本当は2名用で一泊25Euroからだけど、シーズンオフで誰も居ないからピー(自主規制)Euroでいいよ。」との有難いディスカウントが。。。中を見せてもらったら、リビング、キッチン、シャワー、トイレ完備。ちなみにキッチンには鍋や食器が完備してあって、プロパン式のガスコンロが普通に使えます。はっきり言ってホテルよりゴージャスな設備で、驚きのあまり目が回るかと思いました。この設備だったら一泊25EURでも安いっていうのにこれは奇跡!即、連泊決定~!(儲からない客でごめんなさい)

キャンプ場から世界遺産のモンサンミシェルまでは15キロ。だけどここポントボーは全然観光地化されていなくて、超ローカルな雰囲気が漂っています。近所には伝統的な石造りの家屋が立ち並び、思わずカメラ片手に散策したくなるエリアです。また、歩いていける距離にパン屋があって、出来立ての美味しいバゲットを食べられて最高!

詳細は以下の通りです。モンサンミシェル観光の拠点にぜひ!

Camping Vallée de la Sélune
7, rue Moréchal-Leclerc, 50220 Pontaubault
GPS: N 48°37.811 W 001°21.164

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ノルマンディー地方までの道

オランダのアムステルダムを出発してから、南のベルギーをスルーして一路フランスのノルマンディー地方へ向かいました。お目当ては世界的に有名なモンサンミシェルです。道中の出来事をまとめてみます。

■9/30 アムステルダム~アントワープ通過~ヘント(Gent)付近 [約220km]
2晩泊めてくれたイローナにお別れを言ってアムステルダムを出発!オランダのハイウェイのGSは立派で、トイレだけでなく有料シャワーまで併設されてたりするのでビックリ。ユトレヒト(Utrecht)、ブレダ(Breda)を経由してベルギー国境へ向かいます。あっという間です。

あっけなくベルギー国境を通過して、一番最初に寄ったのは激安スーパーALDI。ここで道中の食料をガッツリ確保して先を急ぎます。ベルギーにもアントワープやブリュッセルなど面白そうな都市がありますが、時間がないのでスルー。アントワープ(Antwerpen)のバイパス(A19)に乗ったら、ちょうど夕方でプチ渋滞でした。制限速度が電光掲示板で表示されてて面白い。

ヘント(Gent)手前の立派なGS/パーキングで車中泊。GSのトイレは有料の所も多いですが、ここは無料で嬉しい♪

■10/1 フランス国境越え~ランス(Lens)通過~アブヴィル(Abbeville)付近 [約240km]
ベルギーの北半分はオランダ語圏ですが、南半分はフランス語圏です。GSなどに寄ると人々が普通にフランス語で会話してて「おお~!フランス近し!」と実感。さあ出発しようと思ってGSの出口に差し掛かったら、2人の女の子が"PARIS"と書かれたボードを掲げて座っているではありませんか。すごい!ギャルのヒッチハイカーだ!

聞くと2人は朝オランダのユトレヒトをヒッチハイクで出発したそうで、夜までにパリまで移動する予定とのこと。うーん、今はパリには向かわないので、途中のランス(Lens)まででいい?って事で、元気なオランダ人ギャル2人と一緒にフランス入り!びっくりしたのは、フランス国境(E17)で初めて検問をやっていた事。さいわい、止められはしませんでしたけど。。。今までの国境は全てノーチェックだったのに、フランスって意外と厳しい?

ランス(Lens)付近のGSで女の子達にさよならを言ったあと、そのままローカル道を使ってアブヴィル(Abbeville)付近へ。トイレ付きのパーキングで車中泊してたら雨が降ってきました。やがて風も出てきてちょっとした嵐に。こういう時、クルマで良かったなぁと思います。

■10/2 ルーアン(Rouen)通過~カーン(Caen)付近 [約220km]
雨が降ったり止んだりのイマイチな天気です。。。でも、せっかくフランスに来たのだからフランスパンを食べなければ!と思い、朝イチで付近のスーパーをナビ検索して初めてフランスパンをゲット!うま~。スーパーのバゲットでも美味しいのだから、パン屋(Boulangerie)に行ったらもっと美味しいだろうなあ。

ハイウェイを外れてローカル道を走ります。噂には聞いていたけど、フランスのカントリーサイドって伝統家屋が沢山残っていてとっても素敵!ノルマンディーのこのあたりの地域はどこもかしこも木製の特徴ある外壁で、走りながらも目を奪われてしまいます。もうちょっと天気が良ければなあ。あと、そろそろフランス語を勉強しないとヤバイと思い、iPodで少しずつ仏語のリスニングを開始。(もしかして手遅れ?)

この日はカーン(Caen)手前のトイレ付きパーキングで車中泊。はやく雨止まないかなぁ。

■10/3 カーン~モンサンミッシェル付近(Mont-Saint-Michel) [約250km]
外は相変わらず憂鬱な雨で、朝からずっと降り続いています。GARMINに突然ハイウェイを降りるように指示され「なんで?」と思って無視したら、実はその先が有料道路だったりして。。。(有料道路を回避する設定にしてある)。引き返したり迷ったりで、かなりの距離をロス。

車中泊が続いて、そろそろシャワーを浴びたい頃です。幸いここは海岸付近なので絶対にキャンプ場があるだろうとGARMINで検索したら出るわ出るわ。これは楽勝♪と思ってキャンプ場目指しましたが。。。9月末で終了してました。そうか、もう10月だった。他を当たってみよう。。。と、海岸沿いのキャンプ場をハシゴしますが、2軒目も9末終了、3軒目も終了、4軒目も×、5軒も当たってどこも全て9月末で営業終了。マジで!?やばし!!!

日暮れになって「こりゃもうダメだ、いつも通りパーキングで寝よう」と諦めたところ、ふと通りがかったポントボー(Pontaubault)という小さな町の片隅に小奇麗なキャンプ場を発見!ダメもとで聞いたら「うちは10/20まで営業してますよ」とのこと。助かった~!しかも、お目当てのモンサンミッシェルから僅か15kmという好立地です!素晴らしい偶然に感謝!

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2010年10月1日

欧州GARMINひとつでOK説

世界で最も物価が高く、節約旅行が難しいと言われるヨーロッパ諸国。。。ですが、クルマでの車中泊ドライブであれば、意外にも安上がりにドライブができる事が分かってきました。個人的にはGARMIN City Navigator Europeのマップソースひとつあれば、ヨーロッパ旅行は自由自在であると確信しつつあります。ちなみにこの地図データは日本で買うと定価4万円もして鼻血ブーなのですが、実際にこれのお陰で節約できた金額の事を考えると、かるく一ヶ月でモトが取れること間違いなしです。具体的な使い方は以下の通り:

※とりあえず全てのGARMIN製品に共通している英語モードで説明します。海外で購入したGARMIN製品などは日本語を表示できないものもありますので。。。(日本語版をお持ちの方でも、海外では英語モードに切り替える事をお勧めします)


■友達の家はどこ?ロンプラに載ってる宿はどこ?
[Where to?→Address] または [Where to?→Browse Map]
行きたい場所の住所が分かっている場合は、Address機能で住所を入力して検索します。この住所検索機能は非常に精度が高く、100%目的地の玄関までナビしてくれるスグレモノです。ただし、欧州各地の特殊文字(â,ç,é,など)が入力できないと検索が効かない場合があり、そのような場合はBrowse Map機能を使って手動で目的地を探し出すことも出来ます(その場合はネット環境のある時にGoogle Map等を併用すると便利)。


■とりあえず○○方面へ行きたい
[Where to?→Cities] または [Where to?→Browse Map]
目的地が非常に遠い場合は、ルートをいくつかの経由地(200km程度が目安)に分けて、飛び石のようにナビするほうが計算スピードも速く確実です。このとき、経由地の都市名(あるいは町や村の名前)を指定するだけでその方面へナビして貰えるのは非常に便利。
Cities機能を使えば付近の都市の名称(主に役所の所在地)が一覧で出てくるほか、自分で目的の都市名を入力する事も可能です。もちろん、Browse Map機能でマップ上から希望の都市をタッチして指定することもできます。


■やばい!ガス欠になりそう
[Where to?→Points of Interest→Fuel]
国によってはハイウェイを降りないとGSがない場合もあり、どこで給油したら良いか分からないアワワワ~となった場合はコレ一発!また西欧ではハイウェイ上にGSがいくつもあって便利ですが、値段がベラボーに高いので、わざわざハイウェイを降りてスーパー併設の安いGSを探したりもします(場合によってはリッター15¢も違う!小さな事ですが、チリもつもれば。。。)。


■スーパーで食料買いたい
[Where to?→Points of Interest→Shopping→Grocery]
[Where to?→Points of Interest→Shopping→Shopping Center]
これはGARMINの超使える機能のひとつ!見知らぬ土地でスーパーを探すのは意外と大変です(日本みたいに各地にコンビニがあるわけではないので)。この機能を使えば付近の大きめのスーパーが一覧で出てくるので非常に便利。また国によってはスーパーに安いGSが併設されている事もあり、一石二鳥だったりします。スーパーの食料品の物価は日本と同じ位。パンや野菜などは日本より安いことも。

また、フランスやスペインの郊外では各地に複合型の巨大ショッピングセンター(Carrefour等)があり、食料品だけでなく、ハイテク製品やクルマ用品など殆ど何でも手に入ります。マクドナルドが併設されている事も多いです。"Grocery"検索で出てこない場合は"Shopping Center"で検索すると出てきます。


■車中泊したい。トイレ付きの無料パーキングは?
[Where to?→Points of Interest→Auto Services→Rest Area/Tourist Info]
ヨーロッパの道中で最も宿泊費の節約に貢献するのがハイウェイ各地にある公衆トイレ付きの無料パーキングの存在です。主要なハイウェイを走っていれば数十キロおきにPマークの看板があるので検索は必要ありませんが、地方道には何も無いので付近の"Rest Area"を検索した方が早い場合もあります。多くが公園みたいな立派な造りになっていて、公衆トイレのほか水道もあったりするので非常に便利。長距離トラックやキャンピングカーなどもこういった無料Pで車中泊しています。

ただし、テーブルが併設されている場所ではバーナーでの自炊くらいは許容範囲(ヨーロッパ人もやっている)ですが、基本的に宿泊施設ではないので、洗濯やテント設営など生活臭の漂う行動はなるべく慎むべきかと思います。そういうのはキャンプ場で。。。(^^;)

※フランスとスペインでは多くのハイウェイが有料になります。ただしハイウェイ料金は非常に安く、1~2区間で2~3Euro前後です。この検索機能のお陰で、パーキング(トイレ完備)での車中泊のためにピンポイントで有料道に乗るといった裏技が使えました。有料道の休憩所はよく整備されていてGOODです。


■シャワー浴びたい。。。キャンプ場はどこ?
[Where to?→Points of Interest→Lodging→付近の宿泊施設一覧+spell "CAMP"]
車中泊は節約になりますが、たまにはシャワーを浴びたり洗濯をしたりしてサッパリしたい!幸いヨーロッパ各地には無数のキャンプ場があり、夏季(8~9月末)ごろまでは豊富にキャンプ場を利用することができます。シーズンオフ(10月以降)の場合でも、南部の温暖な海岸沿いや、大都市周辺のキャンプ場などは通年オープンしている場合があるので、うまくルートを選べば問題ありません。

GARMINではキャンプ場は"Lodging"のカテゴリに含まれますが、必ずCAMPの4文字がどこかに含まれているのが特徴です。Spell機能で"CAMP"とだけ入力し、キャンプ場のみを抽出するという裏技もアリ。なお、キャンプ場の価格(ドライバー1名での車中泊)は、10~20Euroが相場です。シャワーのほかWiFi接続できる場合もあり、ホテル泊より遥かに安上がりでGOOD。


■WiFi接続でネット使いたい
[Where to?→Points of Interest→Food→Fast Food→一覧からマクドナルドを探す]
ヨーロッパの設備の整ったキャンプ場では無料WiFi接続できる事もあるので、個人的にはマクドナルドでのWiFi接続を試したことはそんなにありません。ですがマクドナルドに行けばWiFi電波がある事は確実です(今まで見てきた各地のマクドナルドでは100%WiFi電波を検出できました。ただし安定性はあまり期待できないかも)。WiFiは無料で使える店舗と有料な店舗があります。無料の場合は簡単に接続できるのでラッキーですが、場所によってはレシートにパスワードを印字して貰うなどの必要があるとも聞いています。

なお、市街地の路上でたまに野良WiFiを拾う事も出来たりしますが、最新式のWiFiルータはデフォルト設定でロックがかかる傾向にあり、通りすがりでWiFiを拝借するのは年々難しくなってきています。(でもセキュリティを考えたら当然ですね)


■有料道路を避けたい
[Settings→Navigation→Avoidances→Toll Roadsにチェック]
これは基本の使い方ですが、設定画面で有料道を回避するよう指定できます。ヨーロッパのハイウェイは基本的に無料ですが、フランスなどでは都市の周辺に所々有料道路があったりするので、GARMIN側で自動的に有料ハイウェイを避けてナビして貰えるのは有難いです。ただし、デンマークの有料橋など通る必要があると分かっている場合には、あらかじめこのチェックを外しておく必要があります(でないと自動的にフェリー乗り場にナビされたりします)。


■○○駅はどこ?(空港はどこ?)
[Where to?→Pints of Interest→Transit→Ground Transportation (又はAir Transportation)]
ドライブ旅行に駅は関係ないと思うかもしれませんが、駅というのは意外と便利なランドマークです。地元のお友達との待ち合わせにも使えるし、電話などで現在地を説明するのに「今、○○駅に駐車してるんだけど」と言えば話が早かったりします。(ちなみにロンプラの詳細地図なども大体が駅を中心に描かれているので、特にシベリア等のナビが使えない地域ではよく駅を起点にネットカフェ探しをしたりしてました。)

また、ヨーロッパの首都クラスの大都市では、郊外のキャンプ場から中心街にアクセスするのにメトロ(電車)を使う場合が多いです。郊外の駅だと無料の広い駐車場があったりするので、クルマを駅に置いて電車に飛び乗れば、大都市圏をドライブする必要がなくラクチンです。あと、ごくたまに友達を空港へ送迎したりする事もあるので、ナビ一発で行けるのは助かります。


。。。。というわけで、GARMIN City Navigator Europeのデータさえあれば、初めてのヨーロッパでも困ることは何もありません。私も最初は宿泊費や食費などめちゃくちゃビビってましたが、ナビを使いこなせば日本と同じ感覚で旅行できます。これだったらGARMIN片手に飛行機でヨーロッパ入りして、レンタカーで車中泊しながら各地を回る、なんてスタイルもアリかも!?

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