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フライインのスケジュールは前もって厳密に決められており、飛来するルートや高度、管制塔にコンタクトする場所や時間なども分単位で決められていました。無線を聞いてて思ったのは、わずか1時間ほどの間に、これだけの数の自家用機を混乱もなく着陸させる手際の良さがとても芸術的だなぁ、と。
数年前には誰もこんな事が実現するとは思ってなかったと思います。しかし今年1月に、東京の狭い空域を互いに安全に飛行するため「空中衝突防止会議」というカンファレンスが開催され、その成功を受けて今回のフライインの実現となりました。この日のために、日米両国のスタッフが長い時間をかけて信頼関係を築き、何度も打ち合わせを重ねて準備を進めてきたという点は忘れてはならないと思います。
私は調布飛行場のオーナーさん所有のソカタTB10に便乗させて頂きました。完全にタナボタです。超ラッキーです。ロシア横断する前にこんな所で運を使い果たしてしまうわけにはいかないのですが、素直に感激。わーい、よかった~♪(機長のSさん、有難うございました)