Katun川で泳いで遊ぶ
そして走り出して2時間もしないうちに、「ナオコ、止まって!看板にビーチって書いてある!泳ごう!」なにぃ~、それ絶対にたった今思いついただろ!この2人といると、本当に予定などあって無きが如し。まあいいや、また幹線道路を外れてダートを1キロほど走ると、なんと川辺に有料の遊泳場があるではありませんか。おーい、こんなに寄り道していつアルタイに着くんだよー。

それにしてもキレイな水です。なんか自分も泳ぎたくなってきた。ええい、いいや!着替えも何もないけど、泳いじゃえ!濡れてもすぐに乾くさ!というわけでシャツとジーンズを脱ぎ捨て、川へザブーン。うわー、気持ちいーい。これでしばらくシャワー無しでもいけるな。って、もしかして私もだんだん2人に影響されてきた?
湧き水を汲んで一安心
そんなこんなで気がついたら夕方です。おーい、昨日のキャンプでペットボトルの水(計8Lくらい)を全部使っちゃったから、どこかで飲料水を補給しないと今晩のキャンプは無理だぞー。って、そうです。私はいつも先の事ばかり考えて心配してる。一方の2人は「なるようになるさ」という風情で飄々としています。つまらない事で悩んだりしない2人がちょっと羨ましい。

えええ!?湧き水?
こんな所で飲料水が手に入るなんて、あまりにもタイムリーな展開にビックリしている私をよそに、2人はさっさとペットボトルをかついで湧き水を汲みにいきます。まるで、欲しいときに水が手に入るのは当然といった感じの2人。1人で余計な心配ばかりしてた自分がなんだかカッコ悪い。「僕らは心配なんかしないのさ」
うん、君の言うとおりだ。
Gorno-AltayskからKatun川を渡る橋までの区間は、今まで見たことも無いほど観光地化されていて、カフェや宿や土産屋が軒を連ねています。んん?アルタイってこんな観光地なのか?。。。と思って運転していたら、やがてKatun川を越える橋が現れました。何気なく川を渡るとそこから先は突然山道になっていて、観光地は跡形も無し。おおおKatun側を境になんとなくワイルドな雰囲気になってきたぞ。

うん、よく分からないけどこの不思議な2人に任せてれば何も心配する必要ないのかも知れないなぁ。