
お互い携帯で連絡を取り合いつつ、さっそくエカテリンブルグ郊外で待ち合わせをして感動の初対面!うわーすごい、ロシアで日本人に会えるなんて嬉しい~。こんな記念すべき日に出発なんかしてられません。というわけで迷わず、エカテリンブルグにもう一日滞在することにして、K1200RSさんが泊まっていた郊外のガスチーニッツァ(宿)に移動する私。
と、そこにロシア人ライダー2人組が登場。。。ホンダゴールドウィングのデンと、そのガールフレンドのターニャ。「日本から来たんだって?それならエカテリンブルグを案内するよ。俺達についてきて」って、えええ~!?今会ったばかりなのに、どうしてそんなにフレンドリー?ライダー同士、出会えばいつでも友達になれるのは世界共通みたいです。K1200RSさんに感謝!

するとデンが「今日は暑すぎる。俺達はこれから30km離れた湖へ泳ぎに行くけど、君達もどう?一緒にスイカでも食べない?」との嬉しいお誘い。確かに外気温は40℃くらいあって、日なたに立っているだけで体力を消耗しそう。またもワゴンRで2人の後を追って、エカテリンブルグ南30kmの村へ(実は私だけかなり道に迷ったけど)。。。そこで果物をどっさり買って、4人揃って湖畔でのーんびり。みんなで泳いだり、K1200RSさんと積る話に花を咲かせたりして、思いがけない展開を満喫しました。
帰り際、それまでTシャツ一枚で走っていたデンが革ジャンを着たとき、ふと背中に黒いナイフが刺繍してあるのに気づいた私。「デン、もしかして黒ナイフの人なの?」「そうだよ。俺は黒ナイフ(チョルニー・ノージュ)だよ。」

まさか目の前のデンが、その黒ナイフのメンバーだったとは。大きなゴールドウィングをまるで原付のように軽々と乗りこなし、駐車場でブレーキオイルの交換までやってしまう彼を見て、ただ者ではないと思ってはいましたが。。。
そんなわけでこの日は本当に盛りだくさん。今回は自分はライダーじゃないけれど、K1200RSさんのお陰でロシア人ライダーの世界を少し垣間見ることが出来たし、エカテリンブルグが思い出深い滞在になって満足です。