
初心者にはメトロの乗り換えが大変ですが、3回ほど乗り換えて無事にTour Eiffel駅に到着。外に出てみると。。。いきなり目の前にどどーん!! と、エッフェル塔がそびえ立っているではありませんか!おお~、憧れのエッフェル塔がこんな近くに!すごい迫力だ!やっとパリに来たという実感が湧いてきた~。
おのぼりさんな私は、典型的なジャパニーズ観光客の装いで、カメラ片手にエッフェル塔の周辺を飽きることなく歩き回ってました。なぜそんなにエッフェル塔に夢中になるのか?東京タワーとどう違うのか?と言われたら「えーと、色が。。。」という程度のショボイ認識しか出来てなかったと思いますが、そういう問題じゃないのです。エッフェル塔のほうが元祖なのです。パリのシンボルなのです。
要するにここは、パリの中心に来たという感慨に耽る事が出来る聖地であり、その証拠に世界各国からツーリスト達がカメラ片手に巡礼に訪れています。というわけで聖地巡礼だと思ってください。単なるミーハーのおのぼりさんとは違(以下略)

セーヌ川の遊歩道は綺麗に手入れされており、木々が黄色く色づいていました。もうすっかり秋の気配です。セーヌ川のあちこちに橋がかかっているのですが、それぞれ立派な彫刻が施してあったり、デザインが素敵だったりして飽きる事がありません。エッフェル塔といい、セーヌ川周辺といい、どうしてこんなにお洒落な雰囲気なんだろう。ここはひとつ、東京タワーと荒川にも頑張って欲しいところです。無理?

余談ですが、川辺で夢中でシャッターを切っていたら、後ろでチリーンと何かが落ちる音が。すぐ近くに立っていたおっさんが金色の指輪を拾いながら「これ君のかい?」と聞いて来ます。うわあ、うさんくせー。そんな手に乗るか。指輪で注意を逸らしている隙にスリ仲間が忍び寄る寸法だと思われますが、おっさん、どうせ狙うんだったらもう少し金持ちにしたほうがいいと思うよ。笑
エッフェル塔、セーヌ川と続いたら、次は凱旋門を見るしかない!という事で、有名なシャンゼリゼ通りを歩いてきました。行ってびっくり、片側4車線以上(=全8車線以上)もあるすごく広い道路なのですが、なんと路面がすべて石畳で出来ているのです。いやー、石畳はヨーロッパでは珍しくないと思ってたけど、こんなに規模のデカイ石畳は初めてだ~。

そしてお目当ての凱旋門はシャンゼリゼ通りの奥に。。。うわ、でかっ!! 写真で見たことはあるけど実物の迫力はもっとスゴイ。しかも一面にこれでもかという位の彫刻が施されていて、超ヤル気を感じます。凱旋門はこれまた超巨大なサークルに囲まれていて、放射状にクルマが行き来できる仕組みなのですが、歩行者が凱旋門を一周しようと思ったらかなり歩かなければなりません。ゼエゼエ。
そんなこんなで、ぶらぶら歩きでパリ名物を堪能していたら夕方になってしまったので、凱旋門の駅から帰ることにしました。それにしても、この日はホントに奇跡のように一日中晴れていて本当にラッキー!
※追記:ちなみに10月中旬のパリは意外と寒かったです。ある朝、気温が4℃まで下がったのを機に冬用のダウンジャケットに切り替えることを決意。さらに標高の高いスイス方面では朝の気温0℃とかでした。車中泊とはいえ寒がりの私は大変です。冬の装備は要らないと思ってたけど、念のため持ってきて良かった!