マラケシュの目当ては有名なフナ広場のスーク(市場)です。モロッコの大きな町には迷路のようなスークがあって、ぶらぶら散歩するのが楽しいのですが、ここマラケシュのスークは半端なく巨大です。一度足を踏み入れたら誰でも迷子になること間違いなし。というかむしろ、迷子になるのが楽しい!?
フナ広場は日中はオレンジジュース屋の屋台がある程度で比較的空いているのですが、夜になると焼肉屋の屋台などがズラリと軒を連ねて活気に溢れます。だけど今回は食欲もイマイチだし夜道を歩くのはパスして日中だけの訪問にしました。
広場の奥にスークへの入り口が何箇所かあって、好きな場所から適当にフラリと足を踏み入れるとそこはもうカオスな迷路です。モロッコ風のランプや色とりどりのタジン鍋、鮮やかなタペストリー、スカーフや宝飾品などなど、魅力的な品物がズラリと並んでいて、つい見とれてしまいます。興味の赴くままにどんどん歩いていくと、いつの間にか迷子になってて「ここはどこ?」となるわけです。
最初は写真だけ撮れればいいやと思っていましたが、実際にスークを再訪してみるとやっぱり面白くて、節約派の私でさえ物欲を刺激されます。売っている品物のクォリティは思ったより高く、たぶん西アフリカでみやげ物を買うならマラケシュのスークがベストでしょう。(選択肢が豊富です)
でも残念ながら寝床を兼ねるワゴンRにはみやげ物を積むスペースがないので、あまりお買い物モードにはなれず。マラケシュに来るなら、空のスーツケースを持って、本気で買い物しにくるのがベストではないかと思いました。個人的には、いつか青い布ばかり買い集めてみたいものです。。。