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2010年5月22日

木賊温泉往復500km

週末の天気はあまり芳しくない予報だったのですが、新しいタイヤの性能をテストしたかったので、思い切って南会津の木賊温泉まで行って来ました。

ここのシルクバレーキャンプ場と出会ってから15年くらい。山奥の隠れ家みたいなキャンプ場で、バイクで走り回ってた20代の頃からのお付き合いです。

オーナーの小川さんは2007年にパジェロでロシア横断経験があり、今回の旅行計画では、去年くらいからいろいろと相談に乗って貰っていました。自分がロシアへ行くかどうか迷っていた半年前に「大丈夫だよ、行けるよ」と背中を押してくれたのもこの小川さんです。ホント感謝。

ところが、よく考えたら木賊に行くの2年ぶりだったんですよね。。。うーん、いつの間にそんなに時間が経ってたんだ??

このシルクバレーキャンプ場の魅力のひとつはもちろん、付近にある秘湯・木賊温泉の川原の岩風呂です。だけど、それだけではありません。

このキャンプ場の敷地にはミズバショウの湿原や川魚のいる清流などがあって、ありえないほど贅沢な環境なのです。といっても、若かりし頃から訪れていたせいか、こうしたものをあたりまえのものと思ってあまり気にとめていませんでした。。。

ところが会社勤めが充実する反面、なんとなく心がお留守になってるなぁと感じていた今日このごろ、ああ時間があったら何がしたいか。。。と思うと、寝そべって飽きるほど花を眺めていたいとか、川のほとりでひたすら流れを見つめていたいとか、なぜかそういう事ばっか考えてたりして。

明日のスケジュールを思い煩うことのない世界に行ってみたかったのかな。いや、もうすぐそういう世界に旅立てる予定なんですけど、待ちきれなかったのかも。とにかく今回、馴染みだったはずの木賊に、夢見てたものが全部あったのでちょっとビックリ。

東京から南会津(福島県)の木賊温泉までは、往復で500kmくらいあります。高速道路を使えばなんてことはないのですが、テスト走行は60km/hキープなので原則として一般道。首都圏の大渋滞を避ける為に真夜中の出発となるので、基本的には徹夜イッキ走りです。

。。。とはいえ、途中休憩では気が済むまでガッツリ寝るので、現地到着までに恐るべき時間がかかるのがいつものパターン。でもこうやって車中泊やらキャンプやらの経験を重ねていくと、いろいろと望ましい装備の姿も見えてくるので、一石二鳥かも。

クルマの装備だけでなく、いろんな考えとかを見直すきっかけにもなったし、木賊に行って本当に良かったです。小川さん有難うございました~。

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