それまでワゴンRをよくコイン洗車場で洗ったりしてたのですが、キャリアに荷物を搭載してからはもっぱら手でカラ拭きする程度で済ませてました。ええ、花粉とか黄砂とかでドロドロになった車体を乾いたタオルでゴーシゴーシって。
あれ?タイラップさん、なんで困った顔してるの?
「それは磨いてるんじゃなくて、ヤスリがけしてるのと一緒だよ。。。(-_-;)」
ええーーー!?マジで!?そ、そんなつもりじゃ!!ごめんよーワゴンR!ホントに知らなかったんだよ~。キレイキレイしてるつもりだったのにぃ~!!
そこで、洗車とワックスがけの手順を教えて頂きました。しかもこの方法、どこでも場所を選ばず実施できるのが嬉しい。必要なのは釣り用の折りたたみバケツ、ペットボトルに入れた水道水(多いほどよい)、あとは乾いたタオルたくさん。そして秘密兵器のワックス2種:オートグリム・スーパー・レジン・ポリッシュおよびオートグリム・エキストラ・グロス・プロテクション。
1.バケツに水を入れ、布にたっぷり水を浸して車体全体の汚れをジャブジャブ落とす。(ホースの水でザバーと流せればなおグッド) その後、乾いた布で拭く。この時点では多少水アカが残ってても構わない。
2.乾いた布に「スーパー・レジン・ポリッシュ」(ドロっとした液体)を適量とって、ボディ全体をワックスがけ。小キズがひどい所は特に念入りにやるとかなり消えます。水アカも消えます。布が汚れてきたら、そのつど綺麗な面に取り替えるのが良いらしい。これだけで、塗装面の光沢が復活!触ってみると、実施前はザラザラだった塗装が、ツルンとした感触に変わってて感激。(T_T)
3.さらに布を取替え、「エキストラ・グロス・プロテクション」(サラっとした液体)をたっぷり含ませて、先ほど磨いた上をなでるようにして塗布。あくまでソフトに、ケチらずに、ゴシゴシこすらないのがポイントだとか。塗ったら30分放置。乾燥すると白っぽくなります。
4.完全に乾燥したら、キレイな布(できれば目の細かいもの)で拭き取り。これでツヤツヤどころではなく鏡面仕上げになってしまうという。。。
そして何やら気がついたら、滑空場のまわりの風景がワゴンRのボディに鏡のように映りこんでいました(写真参照)。しかもダート走っても汚れが付きにくくなってる!恐るべし、オートグリムの高級ワックス!!!
まあ、1000円のワゴンRにここまでやる必要はないんですけどね。。。(^^;)
だけど、ワックスがけで塗装の寿命が延びるのは確かなようです。これから大陸横断にあたって塗装面の痛みは避けられないなーと思ってたので、いつでもどこでも洗車できるノウハウを授かったのは心強いかも!
タイラップさーん、ありがと~う♪
※追記:大陸横断中は特にロシアとアフリカでは確実にクルマは土ぼこりでドロドロになります。暑い日に窓全開でダート走ると、土ぼこりで車内が真っ赤になったり。1回だけ溶けたタールの上を走ったら、黒いしぶきがボディについて2度と取れなくなりました。ダートでは前の車がはねた石でフロントガラスにヒビが入ったり。アフリカでは子供たちが遠慮なく車体を取り囲みベタベタ触るので爪傷がつくのは避けられません。ヤブの中を走るとトゲトゲの植物がボディを擦ってヘアーライン仕上げになります。
そんな目に遭ってもワゴンRの洗車(水ぶき)とワックスがけ(時々)は続けていましたが、傷だらけでもはや意味なし。。。それでも現地では「なんて綺麗なクルマなんだ、ぜひ売ってくれ」と言われ続け、モテモテだったワゴンRです。