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2010年6月7日

カルネと国際ナンバー到着

わざとカルネ発行日を6月上旬までずらして貰った結果、予定通りJAFからカルネ、国際ナンバー、Jマーク一式が届きました!ブラボー!

左側に写っているのはJマーク(ステッカー)。日本では馴染みがないものですが、もともとはヨーロッパのように様々な国の車両が行き交う地域で、車両の登録国を識別するためのマークです。日本はJapanの頭文字をとったJ、フランスだったらF、イギリスだったらGBというように国ごとに決まっています。

右側に写っているのが国際ナンバープレート。前後2枚あります。前にも書いたとおり、日本のナンバーをアルファベットに翻訳したものです。うち軽自動車なんですけどサイズ大丈夫か?穴の位置合ってるか?などとちょっと心配になって今のナンバーに重ねてみたりしましたが、サイズはぴったりでした。

国際ナンバーをつけて国内を走ってはいけない事になっているので、このナンバーはロシア入りする直前(たぶん稚内で通関するとき?)に付け替えることになると思います。(そしてもちろん、日本のナンバーは旅行中も大事にとっておきます。帰国後に必要になるので。)

そして写真の中央に写っている、オレンジ色の表紙の書類がJAF発行の自動車カルネです。これは西アフリカで必要になってきます。(実はロシアもこれを使うと通関がラクになるという噂があるのですが。。。)

自動車カルネの中身についてはJAFのサイトにも詳しい解説がないようなので、知る限りのことを簡単に紹介してみます。

オレンジ色の表紙をめくると、中にはキリトリ線の入ったカルネが購入枚数分(今回は10ページ分)綴じてあります。1ページは上段・下段に分かれていて、それぞれ殆ど同じ内容(車両データ)が印刷されています。

まず、カルネ対象国に入国する際、税関で下半分のカルネを切り取られます。そして、その国を出国するとき、もう一度税関で上半分のカルネを切り取られて完了です。つまり、1国につき1ページ分必要になるわけです。なかなか上手く出来ています。

最後のほうのページには、帰国したとき日本の税関でスタンプを押して貰う場所があります。これがないとJAFに払った預かり金が返ってこなくなってしまうので注意が必要かも。。。(まあ、まだそこまで心配しなくていいか)

とまあ、自動車カルネはこんな感じです。とりあえずこれで一安心!

それより目下の心配事引越しだったりして。この写真もダンボール箱の上で撮影したものですが、誰か気付いた人いるかな?

※カルネ後記:
結局、今回の西アフリカ訪問国(モロッコ・モーリタニア・マリ)ではカルネ不要でした(恐らくセネガル、ブルキナも同様。ただしガーナは不明)。今回、カルネを全く使わなかったお陰でマリでの車両売却が可能になった次第です。ちなみにヨーロッパ人オーバーランダーは殆ど誰もカルネは持たずに一時輸入許可証だけで越境し、現地で車両を売却して飛行機で帰国する人も多いです。


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