前日まで猛暑やダートやガス欠の心配などでいろいろと緊張していたせいか、朝から身体の調子がイマイチ。。。ハバロフスクからここまでの2000kmの間、ロシア初心者の私はとにかくダートやら何やらを無事に走りおおせる事が一番の懸案だったので、気ばかり焦って身体を酷使してしまったようです。(後にして思うと、もっとのんびりしても良かったのだけど。。。)
それでも何とかゆっくり走って、やっと念願のチタに到着!ハバロフスク以来の大きな街です。ここまで来れば一安心だ!宿に泊まってシャワーあびてゆっくりしよう。。。などと考えていたのですが、甘かった。
チタは大きな街なので、ロンプラに宿やネットカフェの情報が載っています。これを頼りに、おっかなびっくり地元の人に道を聞きながら街の中心部まで行ってみました。いつもどおり、とりあえず駅前へ着くと、立派な教会があってびっくり。
チタでやりたかった事は3つあります。しかしその顛末は。。。
1.宿に泊まって久々にシャワーを浴びてゆっくりする
ロンプラ情報によるとチタには安宿がありません。その中でも一番安い900Rのホテルを探して行ってみたのですが、受付のオバチャンは超冷たくて、私がロシア語できないと見るやいなや、「外国人はダメだね。あっちの外国人専用のホテル(超高い所)にいきな。」と、けんもほろろ。なんとかシャワーだけでも。。。と交渉を試みるも「お湯は出ないよ!外国人は水シャワーは嫌なんだろう、さあ帰れ」と、取り合ってくれません。うう、過去に何があったかは知りませんが、予算的にこれより高いところには泊まれないので、いきなりピンチ。
2.走行距離が5000km弱だったので、エンジンオイルを交換する
ちょうどワゴンRの走行距離が出発から5000kmに達したので、チタで車屋さんを探してオイル交換すればいいやと軽く考えていました。しかし、街中で立ち寄った車屋のオジサンはボンネットをあけてオイル残量を見るなり「まだまだ全然足りるじゃないか。ここで交換しなくても1000km先のイルクーツクまで行ける。オイルは足しながら走れば10,000kmはいけるんだ。心配するな」というような事を言うではありませんか。えええ、そんな事言われても。。。ロシア語が全くできない私はそれ以上交渉することが出来ず、やむなく撤退。ううう
3.ネットカフェでメールの読み書きをする
ハバロフスク~チタ間の幹線道路沿いは、基本的にネット環境は皆無だと思ったほうがいいです。なんとか無事にチタに到着した事を家族や友達に報告したかったのですが。。。ロンプラ情報ではチタの中心地に2軒のネットカフェがあって土日も営業していると書いてあったのに、いざ店へ行ってみると2軒とも「土日祝は休み」と張り紙が出ているではありませんか。今日が土曜という事は明日も休み!?なんじゃそりゃあああ。チタ超つかえない。ガッデム
。。。。というわけで、宿もオイル交換もネット接続も全部失敗したので、チタにとどまる理由は無くなりました。もういいや、先へ進もう。でも、こんな簡単な事すら出来ない自分がなんだか凄く情けなかったです。