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2010年7月7日

イルクーツク着

バイカル湖の周辺でしばらくのんびり過ごしてた間に、贅沢にもバイカル湖の水でワゴンRをがっつり洗車しました。といっても水拭きしただけですけど、見違えるほどピカピカに。さすがバイカル湖の水は違う。(言ってみただけ)

※日本からワックスとか洗車グッズをいろいろ持ってきたけど、シベリアではどこを走っても1日でドロドロになるので全く意味なし。むしろ、ときどき水拭きで窓の汚れや虫の死骸とかを拭き落としてあげるほうが重要だと思います。折りたたみバケツと雑巾一枚あれば十分。

いろいろバイカル湖の想い出が出来たところで、いよいよイルクーツクへ向かいます。湖畔からアップダウンの多い山の中の舗装路を走り続けること数時間、やっとイルクーツクの市街地へ到着。ていうか、予想はしてたけどイルクーツクでかっ!!

ちなみにイルクーツクにバイパスはなく、ウラン・ウデから続く幹線道路(M55)は、思いっきり街の中心地に入っていきます。そして、イルクーツクから西のクラスノヤルスク方面へは、別の幹線道路(M53)が出て行くような形です。

実はミーハの友達のアレクセイさんという人がイルクーツクに住んでいて、我々を泊めてくれるとのこと。うわーん、嬉しいよー。チタからずっとキャンプ続きで一回もシャワーあびてないし。「アレクセイさんてどんな人なの?」「ううん、僕会ったことない。友達の友達なんだ」「えー、そんな関係でも泊めさせてくれるの!?」「何言ってるの。友達の友達だったら、僕らの友達って事じゃないか」
うーん、ロシア人の信頼関係ってすげー。

市街地図を一切持っていない我々は、初めてのイルクーツクで当然のように迷いまくり。アレクセイさんの家がどこにあるかも分からない状態だったので、とりあえずミーハの携帯で電話して、空港で落ち合うことになりました。だけど空港ってどこだ?GARMIN nuviで使っているWorld Mapに一応ヒコーキのマークは見えますけど、そこへ至る道は一切表示ナシ。

いつものごとく、ミーハが街中の人に道を聞きまくってくれました。まず、タクシーのドライバー。「飛行場?うーん言葉で説明するのは難しいから、とりあえずついてきて」とタクシーで誘導してくれました。商売道具でそんな事してくれるなんて優しい~。しかし、それでもさらに空港は見つからなかったので、また別の若い兄さんドライバーに聞いたら、その人もやはり「空港?近くまで案内するから僕のクルマについてきて」と、これまたクルマで誘導してくれるではありませんか。みんななんて親切なんだ。

お陰様で、市街地図ナシでも無事に空港にたどり着くことができ、やっとアレクセイさんに初対面することができました。よかったよかった。アレクセイさんのアパートまで案内してもらい、いつも通りミーハが料理してくれました。ありがとうー。

ちょっと驚いたのは、この古いワンルームのアパートは共同トイレ(ボットン式、もちろんMyペーパー持参のこと)、共同シャワー(シンクにMyシャワーヘッドを持参して接続)だけでなく、炊事用の水道まで共同だったという事。部屋のキッチン(?)には電気コンロがありますが、洗い物は外でしなければなりません。そういえば、タライが置いてあったということは洗濯機も無いという事なのだな。それでも快適に暮らせるという事は、何でもついてる日本のアパートは贅沢すぎるのかも知れないなあ。

そんな部屋でも、ちゃんとインターネットは常時接続でした。ロシアって不思議。アレクセイさん有難うございました♪旅行の日記がPCに溜まりまくっていた私は、LANケーブルをお借りして、ウラーーーと一気にブログ更新。あああスッキリした。
久々にシャワーを浴びてベッドで寝させてもらうことができ、とっても幸せでした☆

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