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2010年7月1日

Urushaまでのまとめ

6/29にビロビジャン(Birobidzan)のGSを出発してからの軌跡をまとめます。

6/29 Birobidzan~Belogorsk (492km)
チタまで新しい幹線道路で行けるのは非常に有難いのですが、この道はまったく街を経由しないので、買い物にはちょっと困ります。最初、水や食料をどこで買ったらいいか分からず、わざわざObluchyeの町の売店まで往復6kmの寄り道をしたりしてました。でも、そのうち気付いたのは、わざわざ町まで行かなくても、道路沿いにたまにあるGSやカフェ(食堂)で車中泊もさせてくれるし、水やパンなども買えるということ。(もちろん野菜や果物はないけど)

Belogorskまで丘陵地帯と湿地っぽい平原が続くワインディング路。風景はとても美しい。道は非常に走りやすい快走路で、途中の工事中ダートも最長10kmくらいでした。そんなこんなでBelogorsk郊外のGS+Cafeに泊まることに。CafeでVova(25)という青年にいろいろロシア語を教わったり。暑くてあまり食欲なし。夜、シベリアに来て初めての夕立がありました。やっと涼しくなってほっと一息です。

6/30 Belogorsk~Sivaki (257km)
暑さと長時間ドライブによる食欲のなさを放置していたのが祟って、ついにダウン。軽く栄養失調気味?貧血っぽくて身体に力が入りません。がーん、どうしよう。

休み休み走りながら、午後やっとSivaki付近の大きなGS+Cafeに辿りつき、食事を注文。マカロニとビーフシチューみたいのを少し頼んだのですが、なかなか胃が受け付けなくて大変でした。

食堂で会った少し英語のできるロシア人いわく、これほど毎日のように気温が40℃を超えるのは異常気象だそうです。例年のこの時期は25~30℃くらいで、とても過ごしやすいらしい。うう、やっぱり。。。なんかオカシイと思った。。。こりゃダメだと思って、Cafe裏の宿(部屋500R、駐車代100R、シャワー100R)でめいっぱい休憩することに。。。幸い部屋は涼しく、何もせずにひたすらベッドで身体を休めました。

※追記:このSivakiのCafe宿を最後にチタまでシャワーを浴びられる所はないと思ったほうがいいかも。。。(さらに田舎になります)

7/1 Sivaki~Urusha (388km)
やっと朝から曇りで少し涼しい日。体調崩して気弱になってたけど、なんだか前へ進めそうな気分になりました。シベリアの大自然は本当に目を奪われるほど美しいけど、想像以上に広すぎて時々寂しく感じます。Sivaki~Urushaまでは工事中のダートが何箇所かあり、最長で30kmほどありました。ダート走行には少し慣れてきたかな?でもまだ舗装が終わる度にビビってますけど。。。

朝からCafe(食堂)を探して走ったのだけど、あまりにも田舎すぎるのか、幹線道路沿いには一軒も見当たらず。午後、Urusha付近まで来てやっと、ほったて小屋のようなCafeを発見。肉入りチャーハンとトマトサラダを食べました。相変わらず食欲はイマイチで食べきれず。幸い、このCafeの1km先に、屋根つきの立派なGSあり。(でもCafeの日陰にて車中泊)

※追記:このUrushaのGSを過ぎたらガス欠注意!ここから西は当分の間、屋根なしの古いGSで給油が必要です。

ここまでで、やっとチタまで1000kmを切りました。それにしてもチタ遠いです。。。

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