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2010年7月29日

エカテリンブルグでの再会!

まさかエカテリンブルグでミーハ達に会えるとは思っていなかったけど、運良く2人に再会できました!エカテリンブルグにはアレクサンドルのお兄さんのプラトンが住んでいます。2人とも1000kmの道のりを僅か2日でヒッチハイクし、プラトンの家でしばらくのんびり過ごしていたそうです。(同じ道のりを6日もかけて移動した私って一体。。。)

「ナオコ遅すぎだよ。君もクルマ売ってヒッチハイクしたほうがいいんじゃない?」と軽口をたたくアレクサンドルですが、なんとなく2人ともここで私を気遣って待っててくれた気がします。ちょっと嬉しい。

そのあと夕涼みに散歩に出かけ、英語堪能なプラトンに街の中心街を案内して貰ったりして素敵なひとときを過ごしました。エカテリンブルグ中心街はとても洗練された町並みで、いままでのロシアのイメージがちょっと覆ったかも。。。川面に映る夜景とか、路地に飾られた銅像とか、お洒落な花壇とかベンチとか。おおお、ロシアにもこんな世界があったのか。

■ヴォロネジ行き決定
そしてもうひとつはルートの問題。。。ここエカテリンブルグまでは、ほぼ一本道の幹線道路で来ることが出来るのですが、ここより西側になると山のように選択肢があります。地図を見ると、北西のペルミ経由がサンクトへの一番の最短距離のように思えます。だけど、プラトンに相談したら「ペルミ方面は最近橋が落ちて復旧工事中だからイマイチだよ。南回りでウファを経由したほうが道は良いんじゃないかな」とのこと。おお、それは思いつかなかった。

さらにミーハが「僕らは明日、また別々にヒッチハイクしてヴォロネジへ発つよ。ヴォロネジに僕の姉さんのターニャが住んでて、ナオコ大歓迎だって言ってるから来ない?」と一言。実はここまでの道のりでターニャには大変お世話になっていて(今まで泊めて貰った所は殆どターニャの紹介)、彼女にはぜひとも会いたいと思っていました。しかも、ヴォロネジへの道のりはまさにウファ経由(チェルヤビンスク→ウファ→サマーラ→ペンザ→タンボフ)が最短距離だったので、これでほぼ自動的にヴォロネジ行き決定です。

だけど良く見ると、私のロシア全図にはエカテリンブルグからウファまでの道路が載っていません。。。orz
「君ったら、なんて古い地図を使ってるんだ。これじゃヴォロネジまで行くのは無理だよ。ちゃんとした最新の道路地図を買った方がいい」と、アレクサンドルがバスで本屋まで連れて行ってくれて、初めてロシア全国道路地図 (Атлас автодорог, アトラス・アフトダローグ)をゲット(遅いよ)。おおお、すごく細かく道が載っている。素晴らしい!これさえあればどこでも行けるぞ!
。。。ていうか逆に、よく今までこんな紙っぺら1枚の地図でここまで来れたなぁ~、と我ながら感動したりして。(´ー`)




■ミーハ&アレクサンダー再びヒッチハイク
そんなこんなで、プラトン夫妻のお宅に2晩ほど泊まらせて貰って楽しく過ごしたのですが、翌朝ミーハとアレクサンドルが「僕らはもう出発するよ」と早朝に荷造り。巨大バックパックを担いでさっさと出発してしまいました。えええ、もう行っちゃうの~!? (ていうか彼らは1週間も過ごしてたのだから当たり前か。。。)

共働きのプラトン夫妻のお宅に一人で残るのも何だか申し訳ない感じだったので、私も同じ日にエカテリンブルグを出発することにしました。次は2000km離れたヴォロネジで無事に2人に再会できるかどうか!? うん、でもたぶん私が一番ビリなんだろうな。(´ω`)


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